三ちゃんのサンデーサンライズ。第485回。令和6年9月22日、日曜日。
今日は彼岸の中日です。
雨が降り続いています。
能登半島では大きな被害が出ている模様です。
痛いところに追い打ちをかけるようで心が痛みます。
当地では稲刈りも始まりましたが、この雨で休止していつ再開できるのかと気をもんでいます。
米不足で米価が若干上がるということで農家にとってはうれしいことです。
消費者にとっては大変ですが、米はこれまであまりにも安すぎたと思います。
ある程度のところで落ち着いてくれることを望みます。
ここに来て夜明けがだいぶ遅くなりました。
6時の朝課の際、天気が悪いと回向本の文字が読みにくくなりました。
彼岸はやはり季節の分水嶺なのだと実感します。
17日地酒を創る会の会合で、次回の酒造りの内容が固まってきました。
これまで行ってきた先行予約販売を廃止します。
その代わりと言っては何ですが、11月に第1回目を仕込み、正月前に新酒ができることになりました。
但しそれは生原酒の一種類です。これまで先行予約販売でしか飲めなかった生原酒を一般売りに回します。
その他の生酒と火入れ酒は第2回目の仕込みで2月の販売となります。
町の中心にあったふるせさんが廃業したので、代わりにセブンイレブン向町店と大堀店で販売してもらうことになりました。申し込み等の詳しい情報は近づいたら広報します。
これまで瓶の色は生原酒を除いて水色の瓶を使っていました。
「山と水と、」の銘柄と、スムーズなその味と、瓶の色がピッタリマッチしていると好評でしたが、どうも光を通すこの色は酒の劣化が進むようです。
そこで、次回の酒から、火入れ酒の瓶の色を緑色に変えることにしました。
火入れ酒が山の緑、生酒が水の色、生原酒が土の黒茶色の三色になります。
生酒は水色のままですが、劣化が進むということで製造量を減らし夏前に売り切るような量にします。
それぞれ720mlと300ml瓶を作りますので、そのラインナップとストーリーを載せたミニパンフを作成して今年の酒から付けることにします。
先日仙台の知り合いのスナックで飲んだところ、そこに「山と水と、」が置いてあり(ちゃんと町の酒屋さんから買ってもらっています)、生原酒を仲間で飲みました。
みんな旨い旨いととても好評でした。本当に旨かった。
19日に出羽燦燦の稲刈りも無事に終わり、仕込みに向けて準備が始まります。
さて、大相撲秋場所も本日が千秋楽です。
横綱の休場により番付最上位で迎えた大関琴櫻でしたが、期待も空しく優勝争いから早々と脱落してしまいました。
先場所の時も書きましたが、力が入り過ぎだと思います。
気合を入れてそれが力になる力士と、気合がかえって身体を固くしてしまう力士がいますね。
モンゴル系の力士は気合の入れ方が上手です。それに比べて日本人は後者のようです。
琴櫻などは気合を入れることによって逆に動きが悪くなり自分の相撲が取れていないと感じます。
誰かのマネをして気合を入れたりしなくてもいいから、自分らしい相撲を取ればいいのにと思いながら見ています。
勝とうとするのではなく、勝っても負けても自分の相撲を取り切るという姿勢で向かってほしいですね。
片や優勝した大の里は強いですね。
相撲に迷いがありません。
真っすぐ当たって前に出て、腰を割って最後まで突き通す、決まった後の手の形がその相撲を象徴しています。
「今のところ」かもしれませんが、迷いのない相撲は見ていて気持ちがいいです。
思いつきですが、『琴櫻』という酒を造ればいいのに。旨そうな名前じゃないですか。売れると思いますよ。
酒蔵はもちろん出羽桜酒造でしょう。
優勝して桜が満開。乾杯酒には最高だと思います。来年の3月場所か。
後援会長のスーパーおおばんがプロデュースすれば簡単にできます。
あ、飲まれてはダメか。
咲く前に散らないでね。
今週の一言
「自分の土俵で、自分の相撲を取れ」
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。