Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

至福のとき

2009年08月23日 21時07分42秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日の武尊山付近の天候は最高だったようで(ーー;)。
 私は決断力がないのか、優柔不断なのか、晴れに見放された山人間なのか、悲しい限り。
 後悔先に立たず、うーん((+_+))悲しい。

 さて本日も「臨床瑣談 続」をベッドに持ち込むことに‥。久しぶりにベッドルームでCDを聞こうと思い、選曲に悩み、結局ベートーベンのバイオリン協奏曲、それもスーク・コンヴィチュニー・チェコフィルの1963年版とした。
 私の宝物である。レコードの時はチェコらしい麦畑の田園風景であった。いかにも東欧という風景で、この写真を見ながらのベートーベンのバイオリン協奏曲は気持ちがおおらかに豊かにほぐれてくるようだった。
 CDになってコンヴィチュニ-の写真になってしまったのが悲しい。でもあの写真を思い出しながら聞くのは至福のときであることに変わりはない。
 ゆったりとしたテンポ、テクニックを誇るのではなく、じっくりと音の流れ、細やかな表現をたっぷりと聞かせてくれる。