午前中のジョギングの途中から細かな冷たい雨が降ってきた。小糠雨という言葉があたっているのか自信がないが、霧雨のような雨である。小糠雨は季語にはないので、季節に関係なく細かい雨のことを言うのだが、それがどの程度なのかわからない。最近まったく聞くことのない言葉だ。こういう言葉は使うのがますます難しくなる。下手に使って違うイメージであったりするととても恥ずかしい。
ネットで検索したら「こまかい雨。ぬかあめ。《広辞苑・第五版》」という解説と共に私のよく参照するホームページに、
「音もなく降る細かな雨の事ですから季節に限定はされない言葉ですが、私のイメージでは春または秋の頃に降る雨です。夏や冬といった強い性格の季節にその柔らかな感触がそぐわないと思うためでしょうか。また、春と秋とではまたその性質が違うように感じます。春に降る小糠雨はほんのりと暖かく、秋のそれは薄寒いといった違いです。傘を差しても傘に落ちかかる雨音も聞こえず、またいつの間にか衣服がしっとりと湿ってしまうような雨でもあります。「親爺の小言と小糠の雨は後で効く」なんていう諺もある」(一部省略)
という説明があった。なかなかいい文章だ。
ジョギングに特に支障はなかったものの、それでも500メートルも走ると眼鏡に水滴がつき、見にくくなる。そして雨が頭について汗と共に垂れてくる。髪の毛を切ったばかりなので、というよりも正直に言うと薄いので、髪の毛の間にとどまる水滴はほとんどない。ただちに皮膚をつたって顔や首筋に垂れてくる。眼鏡の水滴よりも不快だ。夏に陽射しよけに被る野球帽を被ってくればよかったと思ったが、気づくのが遅すぎた。
午後になって本降りになり、何となく外に出そびれて一日が暮れてしまった。本降りといっても音もなく降り続け、立春を過ぎたのに冬の寒さに押し込められたような午後であった。
私は、明日の懐かしい友人たちとの集まりに向けた資料を印刷しているうちに夜を迎えた。
18時半過ぎに外を見たが、すでに雨は上がっていた。明日はおだやかな1日になってほしいが‥。
ネットで検索したら「こまかい雨。ぬかあめ。《広辞苑・第五版》」という解説と共に私のよく参照するホームページに、
「音もなく降る細かな雨の事ですから季節に限定はされない言葉ですが、私のイメージでは春または秋の頃に降る雨です。夏や冬といった強い性格の季節にその柔らかな感触がそぐわないと思うためでしょうか。また、春と秋とではまたその性質が違うように感じます。春に降る小糠雨はほんのりと暖かく、秋のそれは薄寒いといった違いです。傘を差しても傘に落ちかかる雨音も聞こえず、またいつの間にか衣服がしっとりと湿ってしまうような雨でもあります。「親爺の小言と小糠の雨は後で効く」なんていう諺もある」(一部省略)
という説明があった。なかなかいい文章だ。
ジョギングに特に支障はなかったものの、それでも500メートルも走ると眼鏡に水滴がつき、見にくくなる。そして雨が頭について汗と共に垂れてくる。髪の毛を切ったばかりなので、というよりも正直に言うと薄いので、髪の毛の間にとどまる水滴はほとんどない。ただちに皮膚をつたって顔や首筋に垂れてくる。眼鏡の水滴よりも不快だ。夏に陽射しよけに被る野球帽を被ってくればよかったと思ったが、気づくのが遅すぎた。
午後になって本降りになり、何となく外に出そびれて一日が暮れてしまった。本降りといっても音もなく降り続け、立春を過ぎたのに冬の寒さに押し込められたような午後であった。
私は、明日の懐かしい友人たちとの集まりに向けた資料を印刷しているうちに夜を迎えた。
18時半過ぎに外を見たが、すでに雨は上がっていた。明日はおだやかな1日になってほしいが‥。