Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

後期の受講申し込み

2015年09月01日 23時30分29秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日から神奈川大学のエクステンション講座の後期分の受講申し込みが開始となった。
 今期申し込んだ講座はいつもより少なく、8講座。

★連続講演会 戦後70年と日本社会-歴史と未来の交点 全4回
  秘密保護法と萎縮する社会  中島岳志北海道大学准教授
  フクシマのあとさき-原発社会からの脱却  鎌田慧(作家))
  戦後70年とアジア・太平洋戦争観  森武麿神奈川大学教授
  戦後70年と科学技術政策、そして原発政策  藤垣裕子東京大学教授
  東アジアの冷戦体制と戦争記憶の民主化  米谷匡史東京外国語大学教授
★平家物語のこころに親しむ その9 全4回  鈴木彰立教大学教授
★「琉球処分」と琉球救国運動  全5回  後田多淳神奈川大学准教授
★「平家物語」のやさしい読み方  全8回  鈴木彰立教大学教授
★アジアの視点 その8 全8回
  中国・インドの台頭とインド洋の国際政治  竹中千春立教大学教授
  戦後40年目を迎えたベトナム  坪井義明早稲田大学教授
  モンゴルの政治・経済   齋藤勁法政大学客員教授
 転換点の日本の政治   今西光男法政大学講師
  中国共産党と政治社会の変容   天児慧早稲田大学教授
  プーチン大統領と日ロ関係   下斗米伸夫法政大学教授
  経済グローバル化の中の円のゆくえ   大島康寿(野村証券(株))
  朝鮮半島情勢と各国の対応   郷田正萬神奈川大学名誉教授
★連続講演会 地域の自然環境・社会環境から見た新たな防災課題 全7回  無料講座
  神奈川の自然環境と自然災害   平田大二 神奈川県立生命の星・地球博物館長
  富士山・箱根山の噴火史と火山防災   小山眞人静岡大学教授
  コンビナート地域の防災課題   座間信作横浜国立大学教授
  新しい神奈川県地震被害想定調査結果   杉原英和神奈川県安全防災局災害対策課長
  東日本九大震災の警察活動   山内義啓元岩手県釜石警察署長
  災害復興法学のすすめ   岡本正中央大学客員教授
  大規模地震災害時の市街地火災の危険性と災害対策の課題   関沢愛東京理科大学教授
★名画に描かれたモチーフ   全5回   中村宏美美術Academy&School講師
★くらべて楽しむアート鑑賞   全3回   中村宏美美術Academy&School講師   

「政権はこの波の直視を」大石芳野

2015年09月01日 21時40分53秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 「世界平和アピール7人委員会」(http://worldpeace7.jp/wp/)に以下の「今月のことばNo.16」(http://worldpeace7.jp/?p=786)が掲載されている。

★「政権はこの波の直視を」大石芳野
 小雨が降る国会議事堂周辺には大勢の人たちが集まっていた。8月30日、安全保障関連法案の成立に危機感を抱く市民が国会周辺を埋め尽くしたのだった。
 地下鉄の国会周辺の駅はどこも人であふれていた。まるで通勤時のような混雑だが、スーツ姿の窮屈さはなく、むしろ自由で自発的なそぞろ歩きのような感じだ。人びとの波に乗ってゆっくりと外へ出ると、大勢の人たちが歩道を埋めている。「安保法案反対」「9条壊すな」「憲法守れ」「戦争させない」「戦争放棄」「アベ政治を許さない」「戦争やめて」などといった審議中の法案成立に反対する意思を自作のプラカードで主張する。国民主権と不戦の理念が人びとの間に浸透してきた実態を目の当たりにした感じだ。
 若者にも、親子連れにも、白髪の人たちにも、どの人も神妙と言える表情が滲む。シュプレヒコールを叫ぶ声にも真剣さがある。「初めて来た」という初老の女性たちも、穏やかながら声をあげる。中には内気そうな老荘男女も少なくない。2人の子どもを連れた女性は「この子たちを戦争から守ろうと来ました」と話す。今ここで主張しなければ自分たちにも、子や孫にも70年間のこれまでのような「平和」はないといった強い思いが漲っていることがひしひしと伝わってきた。いのちの危機を感じた内発的な行動だ。かつてのデモや集会と違って組織的ではなく、「市民が自発的に集まっている」と一緒に参加した友人が言った通りだ。
 こうした実態を前にしても、現政権は「この法案は何としても今国会で成立させ、次に進む」(谷垣幹事長)と発言したが、何と実態への把握が乏しいことか。もし、数の力で強引に進めたら民意を無視した国会議員への国民の怒りは高まるに違いない。創価学会員も参加していて「私たちは公明党に批判的です」と声をあげながら「戦争法案反対! 公明党議員よ目を覚ませ」のプラカードを掲げた。与党議員のダンマリは許しがたい。次の選挙のための保身なのか、それとも・・・?
 民意は現政権に厳しいが、与党議員らは「扇動された人たちだ」などとタカをくくる。だが、すでに事態は切迫していることを現政権は身を引き締め、頭を冷静にして考えるべきではないだろうか。大事なのは「次に進む」ことではなく、次の選挙への準備でもない。今、この事態を直視し、強行したらどうなるかという想像力を持つ必要ではないだろうか。


東銀座駅から東京駅まで地下道散歩

2015年09月01日 21時04分09秒 | 山行・旅行・散策
 本日は日比谷線東銀座駅の東橋から地下道ばかりをとおって東京駅まで歩いた。テレビで妻が見たということで、浅草線東銀座駅の下を通り、銀座線銀座駅を越え、JRの下に続く地下道を横断し、日比谷線日比谷駅からは直角に北へ曲がり千代田線に沿って二重橋駅のむ先を行幸地下通路を東京駅まで、約5000歩ほどであった。途中第一生命ビルの1階でコーヒータイム。安くて美味しいコーヒーであった。
 とくに急いで歩いたわけではなかったが、階段の上り下りの個所がかなりあり、歩きではあった。地上を歩けば階段の昇降はないのでもう少し歩数は減るし、楽であると思う。しかも地下道なので沿道に店はなく、景色と換気は悪い。ただし、地図は完備しておりいたるところに掲示がある。そして地下鉄の駅を乗換駅を含めて9つも過ぎるので便所がたくさんある。
 付近に勤めている人は効率よく利用することは知っているだろうが、あの界隈にたまにしか行かない人間にはなかなか分かりづらい。
 たまにはこんな散歩を楽しむのも悪くはないかもしれない。またこんなことも出来るんだという程度には知っていてもいいかもしれない。

 話によると、災害時の避難場所、帰宅困難者受け入れ場所としての利用を考慮されているようだが、既存のビルの地上部分の有効活用の方がより実際的に思える。地下に押し込めるという発想が私にはよく理解出来ない。既存のビルの活用は当然考えられているとは思うが‥。そこらへんが通行人である私たちにはよく伝わってこない。

 散歩やウオーキングはやはり地上の方がずっと気持ちいい。

昨日に続いてマーラー「交響曲第1番」

2015年09月01日 11時30分40秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は朝から本降りの雨。雷もなり始めた。

 昨日に続いて朝からマーラーの交響曲第1番を聴いている。幾度も聴いている曲である。聴くたびに印象が変わる。無論聴いている側の気分が違うのだから聴いているときの印象はさまざまであるのが当然であるが、新しい発見もある。本当は総譜を見ながら聴くことも時々はあってもいいのだが、押し入れの天袋の奥にしまい込んでしまっているのでひっぱり出すわずらわしさを考えると気持ちが萎えてしまう。
 スコアーが無いほうが新しい発見をする機会が多いかもしれない、とも思う。スコアーに頼らずに曲を追っていると、各楽器の音がより新鮮に頭に入ってくる瞬間と云うのがあることは確かだ。スコアーを目で追っていると聴こえる音が当然のように頭を通り過ぎていくことがある。逆に思いがけずにスコアーの一角がふと盛り上がるように目に焼き付いて音が新鮮に響いてくることもある。頻度としてどちらが多いのだろう。
 スコアーは高価なのでそう簡単に購入できない。

 このマーラーの交響曲を聴くのは実に久しぶりなので、今のところは思い出すだけで精いっぱいである。新鮮な気分で聴いている。あらためて木管楽器の美しい音色があちこちにちりばめられているのを再確認している。そういえばここはファゴットが‥、オーボエが‥というような思い出し方をしている。聴くたびに耳が慣れてくるようだ。
 マーラーの管弦楽の魅力のひとつは金管の意外と柔らかみのある響きと、木管の粘っこいが美しい旋律、弦楽器のユニゾンの独特のバランス、にあると思っていたことを再確認している。(当たり前と云えば当たり前、何も言ったことにはならない感想だとは思うが‥敢えて記載してみた。ここのところはもっとマーラーならではというところを詳細に分析しないといけないのだが、そこは能力を超えている。)


 と、ここまで記載していると、妻から外出の依頼が突然に。来月の旅行の支払に銀行に行く必要があり、用心棒として同伴を求められた。さらについでに東京駅から東銀座駅までの地下街散歩にも付き合えとのこと。雨だから地下散歩はいいかもしれない。