Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

読書タイム再開

2024年04月08日 23時04分49秒 | 読書

 午後から横浜駅近くのいつもの喫茶店でようやく読書タイム。夜も明日の資料を打ち出したのち、若干の読書タイム。
 「都市空間の怪異」(宮田登)の第4章「近現代社会の妖怪」を読み終え、最後の「都市とフォークロア」の「はじめに」と第1節「ハヤリ神と祟り」を読了。いつものような引用は次回。今晩は少し遅くなったが、これより入浴ののち就寝。
 21時過ぎになってこれまでの雷注意報に加えて、強風・波浪注意報が出された。しかし風はまだ弱い。


明日はかなりの雨

2024年04月08日 21時06分49秒 | 天気と自然災害

 本日16時には雷注意報が出ている。そして明日はかなりの雨が予想されている。しかし午後は退職者会の会議。11時に出て準備をしたい。一応持参する資料は先ほど打ち出しが終わった。

 強い雨ならばザックカバーを用意しなくてはならない。リュックは防水になっていない。防水スプレーは幾度かしたものの、強い雨は防いでくれない。せっかく作った資料なので、ビニールの袋に入れて二重防水。
 予報では16時までは1ミリ以上の雨。16時以降20時までは1ミリ未満の雨の表示になっている。正午以降は気温も急激に下がるらしい。
 着ていくものを何にするか、悩む。


桜と制服

2024年04月08日 19時41分57秒 | 思いつき・エッセイ・・・

      

 フラワー緑道に咲いているヨコハマヒザクラを見てきた。早いものでほとんど花は散り、葉桜の時期も過ぎ去ろうとしていた。樹木の下は、赤く染まっている。樹上は花と蕊の赤さが目立ち、葉もまだ赤味を帯びている。
 花を楽しむ時期がカワヅザクラやソメイヨシノよりも短い。今年の気温のためなのか、もともとがそういうものなのか、私のこれまでの観察では不明。

   

 本日は横浜の公立中学校の入学式であったようだ。桜が満開に近い状態での入学式、私はあまり記憶にない。団地の近くのソメイヨシノは見頃になっている。真新しい制服姿の子と親が目立つ。
 制服にあまりいい思い出のない私はつい顔を背けたくなる。「制服」といわずに「作業服」と捉えれば、もっと教える側も生徒も親も楽になるのに、と今となっては思える。当時はそう思うことができなかった。気持ちのゆとりもなかった。教師も学校も親も、そして当然ながら当の私も不幸であった。
 時代の所為にはしたくないが、やはり私の場合も「制服は人を律する」「高校生らしさ」という規範に縛られて、最後の最後でその規範から抜け出すことができなかった。体に合わない窮屈な制服の細かすぎる規制や、意味不明な校則の細則に縛られ続け、不幸であったと思う。
 戦前の軍隊のように、否、どんな時代も、いったん決めたことに縛られ、それを規範として自らと他人、特に目下のものをがんじがらめに追い込んでしまう人間がいる。組織というものを第一義に考えてしまうと些細な規範に縛られてしまう。そして他人を不幸に落とし込めるのだ。それが高校3年で学んだ貴重な体験だったと、卒業後5年ほど経ってから思うようになった。