Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

不愉快だったこと

2024年04月11日 23時05分56秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 いつもの喫茶店は割と空いていた。しかし本を読んでいたら、横に座ってパソコンをいじっていた男が突然オンラインでの会話を大きな声で始めた。どうも取引先の人間と画面で資料を共有しながら、会話をしているようだった。その行為以前には、店でコーヒー豆を挽く機械の音がすると「うるせーな」とつぶやいていたのが気になっていたが、つぶやき程度だったので無視していた。
 パソコンをとおしての大声の会話は騒音に等しい。読書にとっては迷惑。だが、周囲の者は特に気にもしていないような素振りにみえた。取引先と思われる相手との会話は丁寧な言葉遣いだが、それ以前の乱暴な言葉遣いを考えると、ちょっと危ない感じがして、関わりたくなかったので一番奥の席に引っ越した。
 隣の席からだいぶ離れた席に移っても声は聞こえた。一応気にはなるものの読書は続けることが出来た。ただし、読書のスピードは落ちた。このオフィス街の喫茶店でこのような人間と出くわすのは、初めてであった。

 この男はしばらくして、店を出て行った。しかしすっかり気分を悪くしたので、私も店から出ることにした。

 書店を見て回ってからバスにて帰宅。家の近くのバス停に近づいてようやく気分は元に戻った。

 


読了「都市空間の怪異」

2024年04月11日 21時38分00秒 | 読書

 本日はいつもの喫茶店で「都市空間の怪異」(宮田登)を読み終わった。

 次に読み始めた本は今年3月に出たばかりの「魔女狩りのヨーロッパ史」(池上俊一、岩波新書)。選んだ理由は「都市空間の妖怪」との関連もないことはない。また堀田善衛の「ゴヤ」を読んでいるときにも「魔女狩り」についての記述もあった。異質なものを排除する集団の怖さは関東大震災時の中国人・朝鮮人、そして地方出身者への虐殺、そして現代日本でも行われている他民族へのヘイトなどへも繋がる。
 そんな問題意識に繋がる記述があるか、わからないが、興味を持って読み進めたい。

 その他にも読みたい本、新規に購入している本、購入したい本もあるのだが、この次としたい。

 「都市空間の怪異」の最後の引用は次回。

   


マンネリをどう打破するか

2024年04月11日 13時11分10秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 そろそろ退職者会ニュースの5月号の原稿づくりを開始する時期になった。先ほど作成日程案をつくり、印刷会社に送付。新年度からの枠を作成。準備を始めた。
 2015年から担当になった。もう9年、隔月発行で53号もこのニュースを作り続けている。本当は新しい人に新しい感覚と感性で作成してもらいたいがなかなかそうもいかない。マンネリを防ぐために工夫が必要である。その工夫がなかなか思い浮かばない。難しいものである。
 現役時代の労働組合のニュースを作っていた時は、23年間、年に40号も手作りと輪転機で作った。当局からの提案が毎年幾度もたくさんあり、組合員の親睦の取り組みの報告など盛りだくさんで、毎号新鮮味を出す苦労とは無縁であった。常に課題に追われていた。
 しかし退職者会は当局からの提案事項はない。会員相互の親睦の取り組みや社会保障の課題が中心。マンネリ化しやすい。
 本日は一応これまでの枠よりも一行だけ広げてみたが、中身が変わらないと新鮮味はない。追々新たな企画を相談しながら模索するしかない。

 これよりいつもの喫茶店で読書。「都市空間の怪異」(宮田登)を読み終えそうなので、次に何を読むか、決めてから持参したい。