

本日は14時40分からの講座なので、午前中は昨日行けなかった東京国立博物館に行ってきた。特別展「鳥獣戯画」を人が並んでいなかったら見ようかと思っていたが、待ち時間2時間超ということで早速諦めた。そのかわりミュージアムショップで図録を思い切って購入した。また尾形光琳の風神雷神図屏風と抱一の夏秋草図屏風のポストカードも購入した。
時間があるので、通常展示を見ようかと思ったが、「よみがえる江戸城-江戸東京上野編-」という上映をしているというので、500円を払って見てきた。
鳥獣戯画については図録を見てから記載したいことが浮かび上がってきたらアップしてみたい。


「よみがえる江戸城-江戸東京上野編-」は本館15室の展示とあわせて見るのがお薦めなのだろうが、時間の関係でシアターのみの鑑賞にした。精細な復元のようであるが、私にはこのバーチャルな映像はもう一工夫が欲しいと思った。
ひとつは大広間の上段の間を映しているが、床の間・違い棚などの奥行き感がほとんどない画面が続いていた。この床の間の奥行き感のない画像はとても見づらいし、上段の間を狭く感じさせる。その上浮遊感が増してしまう。この処理はもう少しきちんとしてもらわないといけない。
もうひとつは、大広間から松の廊下を通って大奥、天守閣跡地までの室内を歩行する映像が欲しいと思った。広大な建物の集合とその長大な建物の伝って歩くことで広さを体感できるのではないか、と思った。
この2点は是非改善・実現してもらえるとおもしろいのではないだろうか。
光琳の風神雷神図屏風と抱一の夏秋草図屏風のことについては、別途アップ予定。