どんどんきな臭くなる政治と社会、違和感ばかりが募る時代である。「「ホワイト国」から韓国を除外」とのニュース。隣の人を見下すことしかできず、事前すり合わせする努力すら放棄し、隣の国とすら満足に付き合えない政党ともはや「政治家」といえない人間に政権を担わせている日本という社会、この絶望的状況にどう向き合うのか。すくなくとも北朝鮮との拉致問題の解決はこれを機に一気に遠のいた。満足に二つの隣国とすら向き合うことができないのである。しかも後は米国の仲裁を待つという、三つ四つの子どもの喧嘩の仕方と同じである。当事者能力のない外交である。
この50年、社会の進み方、面白い・深化していると思ったことも多いが、少なからず絶望してきたこともある。その「少なからず」の部分が一挙に肥大化している。
「変えること」の出来ない苛立ちが、多くの「ニヒリズム」と「斜にかまえた」姿勢を醸成してきた。同時に「えげつない」自己主張が大手を振っている。これは根は同じところにあると思える。
そんなことを思いながら、「さて、処方箋はいづこ」と懇切丁寧に説明する方途を探りながらも、そんなことがもどかしい、という思いとが、交錯する。
朝から精神衛生上とてもよくない。
ご訪問とコメントありがとうございます。
仰るとおり、のっぴきならないところまで来てしまった、と思います。
果たして軌道修正ができるのか、と心配をしています。
「何をしても変わらない」という無力感が怖いですね。
ブログ拝見しました。
素敵なコレクション、感銘を受けました。
いつも、肯きながら読ませてもらっています。
幼稚で、低級であるほど受ける昨今の風潮は、のっぴきならない所まで来ている気がします。
こんな政治にモノ申せないマスコミなどの罪、重大です。