久しぶりにNHKFMの「ベストオブクラシック」にアクセスしたら、「米元響子 バイオリン・リサイタル」を放送していた。ヴァイオリンは米元響子、ピアノは大須賀恵里。
いつもながら、太い音、奥行きのある豊かな音である。高音も人を包み込むような広がりのある音である。
曲目は、
・モーツアルトの「バイオリン・ソナタハ長調K.296」、
・イザイの「無伴奏バイオリン・ソナタ第2番イ短調」
・ドビュッシーの「バイオリン・ソナタ ト短調」
・サン・サーンスの「ワルツ形式の練習曲による奇想曲」(イザイ編曲)
・アンコール曲として、イザイの「こどもの夢」とクライスラーの「愛の悲しみ」
今年2月3日のハクジュホールのライブ録音であった。
イザイの「無伴奏バイオリン・ソナタ第2番イ短調」はとてもいい音色で、この曲の魅力を十分窺うことができたと思う。イザイ特集という感じの構成であった。
伸びのある音は気持ちのいいものです。
日本の為政者や大阪あたりの為政者は、よほど文化が嫌いなようで、戦前の世界を思い浮かべます。それを支える社会というものとも格闘しないといけないようです。
私は不要不急と日本の保守的な政治家がいうものほど、人間社会には必要不可欠なものだと思うのが正しいと考えています。
ただ、コロナ禍になってから生の音楽に飢え、昨年からコンサート会場に足を運ぶ回数も増えました。大阪、兵庫が中心ですが、不要不急の…と言われるのが残念でなりません。
大御所の竹澤恭子も日本での演奏機会が増えているようです。下が同名で僕と同郷の小川響子を最近応援しています(^^♪
お邪魔しました