Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

柳の芽・芽柳

2021年03月17日 22時38分59秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 本日妻と買い物に行く途中の住宅街で、芽を吹いたばかりの枝垂れた柳の木を見つけた。眩しいばかりの若い緑色の芽が若々しく、風に揺れていた。
 挙句の様に水に面した道端の柳ではなかったけれども、あの若々しい枝垂れた枝の先の緑は春を感じさせてくれる。
 以前には団地の中にも柳の木があって、毎春それを楽しみにしていたが、枯れてしまって今は団地の中に柳が無くなってしまった。残念であった。
 あの柔らかな感じの芽を目にすると、話している言葉も柔らかくなる。道行く人の刺々しい言葉を聞いても、優しく聞こえる心地がする。春たけなわになりつつある。公園のベンチでのんびり缶コーヒーを飲んでいるときも、若いカップルが春らしく目につくようになった。

★橋わたることの愉しさ柳の芽      草間時彦
★辛うじて芽やなぎ水にとどりけり    久保田万太郎
★芽柳や声やはらかく遊びをり      遠藤千鶴羽
★人の恋気になつてゐる柳の芽      後藤比奈夫

 



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2 コメント

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いつまでも続いてほしい (通りがかり人)
2021-03-18 01:11:16
熟年ご夫婦の温かい光景ですな。四句すべてが、春の喜びを歌ってますな。柳もほころびご満悦。
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通りがかり人様 (Fs)
2021-03-19 10:11:14
しばらく天候が良いですね。
花見でまた感染が広がりそうです。
お気をつけて!
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