明日の朝の牛乳が無くなっていた、とのことで近くのコンビニまで出かけた。ついでにプリンをひとつ購入。
空を見上げると低い雲が小さくちぎれて風に飛ばされているように、夜空をかけていった。歩いているうちに雲の割合がどんどん狭くなり、10分後に家に帰り着く前には、ほとんど雲が消えていた。
帰途の家の方角には、20日に満月&十五夜になる月が木星を向かって右に従えて光っている。木星のさらに右下には微かに土星、月の左側にはみなみのうお座のフォーマルハウトも微かに確認できた。この月の明るさとみなとみらい地区の明るさではフォーマルハウトはとても見にくいのだが、雨上がりの空の透明な濃紺の空では何とか見える。
昨晩は木星と月がもっとも近づいていた。本日になって気が付いた。昨晩はすっかり酔っていたこともあるが、もともと気にも留めてなかった。
だいたい天文現象というのは、その瞬間は雨や曇で見えないことも多く、翌日になって好条件の空が出現するという傾向にある。意外と天文ファンというのはそのようなジンクスを勝手に自分に当てはめて、観測できなかったことを自分で慰め、何とか納得することにしている場合が多い。現に十代のころのわたしもそうであった。科学的思考とは無縁のジンクスに頼るというのは、昔も今も変わらない悲しい天文ファンの心理である。
明日はスケジュール帳では空白の日曜日、しかし天気は悪く、気温も低い。作品展の出品一覧表に少しの修整を施し、月曜日の会議の私の担当分の資料をA4で1枚作成すれば、あとは読書タイムになるはず。
月曜日は作品展の片付け・撤収、会議をいくつか、そして作品を受け取りに来る人との受け渡し、と慌ただしい。そのための休養日でもある。