豪雨被害の報道を見るたびに、わかってはいるつもりであるが、水の力の恐ろしさをあらためて実感する。地震などによる津波も、洪水も、土砂崩れも水が大きな力を見せつける。
今回は予報以上の大雨がもたらした災害でもあるようだ。気象予報の精度がとてつもなく良くなったとはいえ、完全な予報は難しい。自然災害の影響については、過小評価や「安全かもしれない」という楽観的希望的観測は大きな禍根を残す。過大といえるくらいの用心をしなくてはいけないとあらためて感じた。どんなに科学や工学が進歩しても自然の力を甘く見てはいけない。
自然災害だけでなく、都市施設や人口の構造物についても「これで大丈夫」という判断の強調は多くの人の油断を招く。どんな場合でも「最悪」を頭の片隅に入れておきたいものである。
昨今は専門家ではない政治家が「政治主導」と称して「専門家」の意見を封じてしまう場面に出くわすことも多い。人の生死に多大な影響を与える政治というものの怖さを知っている政治家に政治をきちんと委ねたい、という感想も同時に湧いてくる。
本日労働組合の7月号の退職者会ニュースの最終原稿を印刷会社に送信できた。ホッとしている。今回は字数も多く、ぎっしりと詰め込んでしまった。そのため作成にも時間と労力が必要であった。我が家のリフォーム工事とも重なり、だいぶくたびれた。
明日は少し羽をのばして、ゆっくり・のんびりとしたいものである。ただし猛暑日の天気予報もあり、外でぶらぶらするのは避けたなくてはならない。