おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

矢島助産院『食事の講座』離乳食

2017年12月19日 15時02分25秒 | 講習会ごはん
矢島助産院のウィメンズサロンでは、色々な催し物が開かれています。
今日は『食事の講座』。
マタニティー向け2回、産後向け1回のサイクルで開かれています。
私は産後担当。
これまで、産後の母乳食と離乳食を並列的な内容として講座をしてきましたが、今回から「離乳食」に軸足をおいて丁寧にレクチャーすることにしました。
それというのも、お産後、離乳食作りに難しさを感じ悩むママさん達に、沢山お目にかかってきたからです。
「親の食事から取り分ける」というのが基本ですが、それが難しいとおっしゃるママさんが多いのです。

今日はこんな材料で。
   

作ったのは、15〜30分で作れるシンプルメニュー。
  
・鮭中骨缶のカルシウムご飯
・豆腐のとろみみそスープ
・鶏肉団子のおろしあん

調味料はみそとしょうゆだけ。
作る途中で取り分けたり、出来上がったものにちょっと手を加えて赤ちゃんにあげられます。

ちょっと物足りないかもしれないので、えのき佃煮風を5分で作りました。
えのきは穂先からとんとんと切っていくと簡単にみじん切りができます。
鍋に入れてしょうゆと砂糖少々で炒りつけます。
きのこはすぐに水分が出てくので、焦げ付くことはありません。
肉団子に添えてみました。
これは、赤ちゃんにも食べやすいので重宝します。

取り分け離乳食を作るには、食材や料理方法を選ぶポイントさえ押さえれば、難しいものではありません。

毎回お話するのは。。。
・赤ちゃんも食べられるものを選ぶ
・煮たり蒸したりのお鍋お任せ調理
・主食(ご飯もの)と汁ものをそろえる
この3点だけです。

そして、栄養的にも、彩りをよくすること。
別名キャロット・オカモトのわたくしですから、今日も3点全部ににんじんが入っておりますよ。
彩りのいいごはんは栄養も満点。

どうぞ、楽しんで離乳食作りをしてくださいね。
今日も沢山のご参加ありがとうございました。
   

レシピもなるべく早くアップします。

講座が終わって明るい帰り道。菊の花が青空をバックに誇らしそう。
   
コメント
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