▼『マンガ日本の古典(13)-とはずがたり-』 絵:いがらしゆみこ
気になってるこの古典のとっかかりとして、まず分かりやすいマンガから入ってみた。
親を亡くして後見を失い、女房として後深草天皇の寵愛を受けて生きるしか術がなかった女の一生。
天皇との間に一児(幼くして亡くなる)、密通の相手・雪の曙(西園寺実兼)との間に一児、
天皇の弟の高僧・阿闍梨との間に二児もうけるほか、抗いきれない運命に翻弄され、
出家した後は憧れの西行のように諸国を旅したことなど、波乱万丈の人生がわかりやすくまとまっていた。
マンガ 日本の古典シリーズは全32巻あり→here
▼『蜃気楼』芥川龍之介著
こないだ借りた短編集のひとつ。妻や友と見に行った蜃気楼。
現代風のカップルが急に近づいて見えたりして気味悪がったり、
さり気ない日常描写の中の狂気が後の著者の運命をも予感させる。
▼『あさきゆめみし―源氏物語』(1~4巻:全13巻) 大和和紀:作(講談社コミックスミミ)
なんだか古典に惹かれてきたので、MKさんらがススメてたこのシリーズも図書館で見かけて借りてみたv
『はいからさんが通る』を描いた大和和紀の作品なのね
。
有名だけど、学生の頃に『枕草子』ファンだったわたしはなにげに避けてた物語り。
<4巻までの大体のあらすじ>(カンタンにまとめたのに、こんなに長い・・・
)
桐壺院の寵愛を一身に受けた桐壺の更衣は、第一の妃・弘徽殿に恨まれ、光源氏を産んでのち亡くなる。
光源氏9歳の時、母に瓜二つの藤壺の女御(先帝の四の姫)は14歳で入宮する。
藤壺に記憶もない母の面影を映していた光源氏も元服し、左大臣の娘・葵の上を正妻に迎えるが気位が高くうまくいかない。
藤壺への想いはつのるばかりだが叶わず、彼女に似ている女性を探し求める長く苦しい旅がはじまる。
年上の六条御息所、悪友の頭中将が昔焦がれた夕顔の君、鼻が赤い末摘花、60歳くらいと思われる源の典侍(ないしのすけ)w
中でも幼女の頃に魅入られ人さらいのように宮に連れ、いつか必ず正妻にしようと養育する紫の上は格別。
藤壺と積年の想いをとげた光源氏。2人の子は秘密のまま春宮(のちの冷泉帝)となる。
右大臣の娘・朧月夜は弘徽殿の春宮(のちの朱雀院)の妃にと思っていたのが光源氏との仲がバレ、
院の崩御後、権力をふるう弘徽殿らによって光源氏は明石(須磨)
に流されてしまう。
が、夢占いの通りに藤壺との子は冷泉帝となり、光源氏はその後見人として再び宮に戻り勢力をふるう。
夢占いでは、明石の入道の娘との間の女の子はのちに皇后になるという。。
葵の上との間にもようやく夕霧が産まれたが、六条御息所の生霊によって葵の上も亡くなってしまう。
六条御息所は出家してすぐ病死し、前東宮との間の娘伊勢斎宮は冷泉帝の子守役となる。
つまりは恋愛小説だから、男女の恋愛話に尽きるわけだけど、よくもまあこんなに毎日恋愛ばっかりしていられるものだと半ばあきれてしまう
ヒマだったのか?位の高い者たちの上品な遊びだったのか?後々は権力争いの駒にもなるわけだしね。
なにやら雅な品々もたくさん出てくるけど、豪奢な暮らしはやっぱり民衆の飢えや重労働の上で成り立ってたんだろうね
それでも、天上人らはかなりの知識人で、詩歌のやりとりや、さり気ないやりとりの中にも教養が溢れてて、
その儚い美しさに魅入られずにはいられない。
ノベライズも出てる。おお!?テレビアニメ化もされたのかっ?
ナチュラルウォーターコーナー。
▼Hawaii Water
ご家庭に居ながらHawaii気分になれるおいしい ハワイの水。限りなく純水に近い99.9%ピュアーウォーター。
ハワイ各空港を飛び立ち、世界各国へと旅発つエアラインの機内サービスの飲料水にも認められてるとのこと。
気になってるこの古典のとっかかりとして、まず分かりやすいマンガから入ってみた。
親を亡くして後見を失い、女房として後深草天皇の寵愛を受けて生きるしか術がなかった女の一生。
天皇との間に一児(幼くして亡くなる)、密通の相手・雪の曙(西園寺実兼)との間に一児、
天皇の弟の高僧・阿闍梨との間に二児もうけるほか、抗いきれない運命に翻弄され、
出家した後は憧れの西行のように諸国を旅したことなど、波乱万丈の人生がわかりやすくまとまっていた。
マンガ 日本の古典シリーズは全32巻あり→here
▼『蜃気楼』芥川龍之介著
こないだ借りた短編集のひとつ。妻や友と見に行った蜃気楼。
現代風のカップルが急に近づいて見えたりして気味悪がったり、
さり気ない日常描写の中の狂気が後の著者の運命をも予感させる。
▼『あさきゆめみし―源氏物語』(1~4巻:全13巻) 大和和紀:作(講談社コミックスミミ)
なんだか古典に惹かれてきたので、MKさんらがススメてたこのシリーズも図書館で見かけて借りてみたv
『はいからさんが通る』を描いた大和和紀の作品なのね

有名だけど、学生の頃に『枕草子』ファンだったわたしはなにげに避けてた物語り。
<4巻までの大体のあらすじ>(カンタンにまとめたのに、こんなに長い・・・

桐壺院の寵愛を一身に受けた桐壺の更衣は、第一の妃・弘徽殿に恨まれ、光源氏を産んでのち亡くなる。
光源氏9歳の時、母に瓜二つの藤壺の女御(先帝の四の姫)は14歳で入宮する。
藤壺に記憶もない母の面影を映していた光源氏も元服し、左大臣の娘・葵の上を正妻に迎えるが気位が高くうまくいかない。
藤壺への想いはつのるばかりだが叶わず、彼女に似ている女性を探し求める長く苦しい旅がはじまる。
年上の六条御息所、悪友の頭中将が昔焦がれた夕顔の君、鼻が赤い末摘花、60歳くらいと思われる源の典侍(ないしのすけ)w
中でも幼女の頃に魅入られ人さらいのように宮に連れ、いつか必ず正妻にしようと養育する紫の上は格別。
藤壺と積年の想いをとげた光源氏。2人の子は秘密のまま春宮(のちの冷泉帝)となる。
右大臣の娘・朧月夜は弘徽殿の春宮(のちの朱雀院)の妃にと思っていたのが光源氏との仲がバレ、
院の崩御後、権力をふるう弘徽殿らによって光源氏は明石(須磨)

が、夢占いの通りに藤壺との子は冷泉帝となり、光源氏はその後見人として再び宮に戻り勢力をふるう。
夢占いでは、明石の入道の娘との間の女の子はのちに皇后になるという。。
葵の上との間にもようやく夕霧が産まれたが、六条御息所の生霊によって葵の上も亡くなってしまう。
六条御息所は出家してすぐ病死し、前東宮との間の娘伊勢斎宮は冷泉帝の子守役となる。
つまりは恋愛小説だから、男女の恋愛話に尽きるわけだけど、よくもまあこんなに毎日恋愛ばっかりしていられるものだと半ばあきれてしまう

ヒマだったのか?位の高い者たちの上品な遊びだったのか?後々は権力争いの駒にもなるわけだしね。
なにやら雅な品々もたくさん出てくるけど、豪奢な暮らしはやっぱり民衆の飢えや重労働の上で成り立ってたんだろうね

それでも、天上人らはかなりの知識人で、詩歌のやりとりや、さり気ないやりとりの中にも教養が溢れてて、
その儚い美しさに魅入られずにはいられない。
ノベライズも出てる。おお!?テレビアニメ化もされたのかっ?

ナチュラルウォーターコーナー。
▼Hawaii Water
ご家庭に居ながらHawaii気分になれるおいしい ハワイの水。限りなく純水に近い99.9%ピュアーウォーター。
ハワイ各空港を飛び立ち、世界各国へと旅発つエアラインの機内サービスの飲料水にも認められてるとのこと。