メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

パソ到着

2011-10-26 22:29:21 | 日記
本日ニューパソ届きました~v
でも、設定やらにいろいろかかるから、週末ゆっくりやろう

仕事に慣れてきて、ルーティンを徐々に増やしてもらってるから、バタバタと息もつけずに1日が過ぎてゆく
社員さんたちは相変わらず週末も遅くまで働いたりして、風邪っぴきも増え、ダウン寸前の方も多い
1日めいっぱい働いて、夜は夜で飲み会で遅くなり、朝は食べずに、昼はパソ見ながらパンかじったり、
夜もパンかじりながら残業してるんだから、そりゃカラダも壊すってば
出先から戻ってくると、バイヤーさんたちの宇宙人ぷりを嘆いて、それをネタに笑ったり(もう笑うしかない混乱ぷり

テレビ取材もやたらに増えて、今日は社内の様子をデジカメで撮影してた。
サイトの運営もスタートして、限定商品の「売り切れ」マークなんか見ると感慨深い。
業務量がだんちな社員さんらはさらに思いが強いだろうなあ。

わたしはというと、そんな世の中のスピードに全然ついてゆけてません。。
毎日、叩き込まれるいろんな情報メモを家に持ち帰って、週末もまとめたりしてるけど、
パワポでプレゼン資料作ったり、いろんなカタログ仕事を手伝って、頭もカラダも空回り気味


図書館で借りたCDシリーズ。
近所の図書館においてあるCDの検索に行き詰まりを感じるこのごろ・・・
そろそろまた図書館巡りの旅に出るべきか?
そんなこんなで、数年前までよく聴いてたアルバムを借り直してみたりしている。
秋の夜長に丁度良い濃い2枚v

Blue Valentine/Tom Waits

Unplugged/Neil Young

ブラック・ミュージックの殿堂入門5 リズム&ブルース入門
このシリーズもこれで最後かも。

Fannie Mae/Buster Brown


ポプラ文庫クラシック

「江戸川乱歩・少年探偵シリーズ」が1964年刊行開始当時の装丁をそのままに文庫本で復刊していた!/驚
これはステキだなあ!

表紙絵ギャラリー
挿絵や表紙カバー絵を描いた画家さんを検索しても詳細はヒットしないけど、どうゆう人だったんだろう???



面白い恋人
会社の関西系同僚のお土産。意外と?ふつーに美味しかったw


「吉祥寺ねこ祭り2011」10/1~10/30まで開催
この話題もだいぶ前から知ってはいたのに、すっかり忘れておった・・・
もう間に合わんではないかいな。

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『森へ たくさんのふしぎ傑作集』星野 道夫

2011-10-26 21:24:35 | 
『Michio's northern dreams 6 PHP文庫 花の宇宙』(PHP研究所)星野 道夫/文・写真

広大な自然ばかりを撮っていた星野さんに、足元の小さくて偉大な自然の存在を教えた友人がいたという。
そして花好きな奥さんにも影響されて、アラスカの厳しい自然の中で逞しく咲く花々を撮るきっかけになったらしい。
そんな自然の中にぽつんと現れる動物たちの姿がやっぱり可愛い!プーさんもいるし

「ぼくたちが健康を維持してゆくために、いろいろな食べ物が必要なように、同じことが精神の健康にも必要なのではないだろうか。画一性、それはぼくたちの思考を鈍らせ、次第に精神の荒廃へと導いていくのかもしれない。生物の多様性の存在は、何よりもぼくたち自身をほっとさせる。そしてぼくたちがだれなのかを教えつづけてくれる」p.29

「アラスカ原住民の言語は急速に消えつつあった。1867年、アメリカがロシアからアラスカを買い取って依頼、怒涛のごとく白人がこの土地にやって来た。やがて、アメリカがアラスカ原住民にとった同化政策の中心は言語の撲滅だった。徹底した英語教育の中で、文化の核である言語を失ってゆくということは、子どもたちにどんな影響を与えただろう。それは固有の文化に対する自信喪失にどれほど大きくつながっていったことだろうか」p.34

「彼らには、土地を所有するという概念がなかった。大地は売ったり買ったりするものでなく、ただそこにあるのである。それは狩猟生活の中で皆が共有する、漠然とした境界線のない世界であった。自然の中で、人びとの行動を律するさまざまな約束。それは一体、誰とする約束なのだろう」p.38

「私たちには、多くの選択などないのかもしれない。それぞれの人間が、行き着くべきところに、ただ行き着くだけである」p.81



『森へ たくさんのふしぎ傑作集』(福音館書店)星野 道夫/文・写真

霧に包まれた川をカヤックで進んでゆき、たどり着いた森の奥深くへ潜ってゆく。
クマの足跡を追ってゆくと、たくさんの鮭が遡上してくるスポットに着き、
子どものようにはしゃいでいたら、いつしか周りにたくさんのクマがいることに気づいた/驚
ここはクマの絶好の餌場だったようだ。

ゆっくりと森へ戻ると、こんどは巨木の中にヒトが造ったトーテムポールを発見する!
それは、大昔にここで暮らしていた種族の文化のなごりだった。
古い樹は倒れ、そこに万が一の偶然で新たな木の種が落ちて育ってゆく

著者はふたたび川に戻ると、巨大なクジラがそばを通り過ぎていった。

ゆったり進むストーリーがあって、まるでその自然の中に溶け込むような写真ばかり。
文章に書かれている姿の見えない友(フクロウやリスたち)の声、冷たく頬を濡らす霧、
シューシューと音をたてて進むクジラの気配まで感じられるようだった。

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