メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

フィギュア国別対抗戦2012(ショートプログラム

2012-04-21 23:55:55 | フィギュアスケート
フィギュア国別対抗戦2012@東京・代々木体育館

今シーズン最後の公式大会。初回が2009年で、3年ぶりの第2回目開催。
世界ランキング上位6カ国が、男女シングル、ペア、アイスダンスの4種目の合計ポイントで優勝を争う。
今年の参加国は、ランキング順だと、日本(現1位なんだ/驚)、カナダ、ロシア、アメリカ、イタリア、フランス。
去年の優勝国はアメリカ、日本は銅メダル。キャプテンはもちろん高橋大輔くん。

出たっ!総合司会は、松岡修造×荒川静香ペア。
似ているような、似てないような選手のフィギュアを使っての熱い応援


<アイスダンスショート>
キャシー、クリスのリード姉弟(日本)
普段はあまりダンスは見ないんだけど、いろんなジャンルの曲が組み合わされていて楽しいね
いつもと違って、キス&クライに選手たちが集合して、応援を盛り上げているのも面白い


<男子ショート>
お!解説は佐野稔さん

▼ブライアン・ジュベール(フランス)
4×3成功。黒い透け感のある衣装。♪ジェネシス なんだかSFっぽい雰囲気。
スター選手があの近さで見れるって、お客さんも盛り上がるよねえ!フランス選手のかぶりもの率高い!w
ジュベールまで・・・金魚?爆×5000

▼フローラン・アモディオ(フランス)
4回転下りた!3×3、スピンのバリエーションも多い。
いつものショーマンシップより、滑らかで落ち着いた雰囲気。
モロゾフも一緒。フランス陣営はすっかり祭り状態ですw

▼ジェレミー・アボット(アメリカ)
3×3からスタート。サスペンダを多用して、ひたすら陽気なジャズ曲で楽しいプログラム
4回転を入れなくても、キレのイイ、完璧な滑りだった。
個人戦と違って、同じ母国の選手が応援してくれるってゆう開放感もイイよね。

小塚祟彦
4回転は手をついた。コンビネーションで転倒。うーん・・・今シーズンは課題が残ったなあ!
同じ軽快なジャズ曲でも、小塚くんは真面目にクールに滑るんだよね。終わった表情も残念そう。

高橋大輔
前回2009年は膝の手術で出場ならず、その後の活躍は言わずもがな。
4回転決めた ジャンプも、ステップも、スピン、もちろん表現力も、
脂の乗り切った26歳のすべてを出し尽くしたベストの演技。94点て歴代最高得点を出した

パトリック・チャン
今年は無敗 4回転は単独に。アクセルで転倒。でも、転倒くらいじゃ崩れないのが今年のチャン。
華やかなステップ、そして爽やかな笑顔。でも、これまでの大会よりは緊張感があったかも?

男子ショートの結果は、1位高橋、2位チャン、3位アボット。
小塚くんの「ボクは、ご迷惑をおかけしました」って。そうゆうプレッシャーもあるのか国別は


<女子ショート>
▼グレーシー・ゴールド(アメリカ)
初見かも。♪こんぺい糖の踊り 3×3は軽やかに決めて、笑顔も美人
ルッツはバランスを崩した。片腕に黒いリボンが巻かれたような衣装もステキ。
レイバックスピンもやわらかい!とても堂々とした演技。シニアデビューの16歳とは思えない/驚

▼シンシア・ファヌーフ(カナダ)
見るたびに濃いセクスィさが匂いたつよう! 3×2で入って、1回転倒。
ダブルアクセルもバランスを崩して、調子悪い?
大柄なカラダを生かしたステップでフラメンコを妖艶に踊る。スピンも速い。

▼バレンティーナ・マルケイ(イタリア)
この方も初見?♪マンボ・メドレー イタリアらしい華やかなリズムに乗る。
より妖しいリズムを挟んで、また速いテンポでのスピン、ステップ。
絶妙なウインクもあり 最後までスピード落ちずにキメタ。
他国の選手も見ながら進行してゆくのも国別の特徴だね。今年活躍した国代表の集結なんだものすごいわけだ。

▼アシュリー・ワグナー(アメリカ)
満面の笑顔で自信を覗かせる。3×3から入って、ダブルアクセルで転倒。

▼カテリーナ・ソトニコワ(ロシア)
15歳で参加。全身真っ赤な大胆衣装。オルゴールみたいなフシギアレンジの♪ボレロ 3×3成功。
フリップで手をついた。スピンも独創的。ロシアの振り付けって独特で面白い。
地味でクールな表情だけど、芯が強くて、期待大な選手。

村上佳菜子
日本女子は2人とも国別は初出場。日本人選手内では最年少の17歳。ここに真央ちゃんがいないのが残念
3×3はいつも安定してる。ショートは得意だもんねv 完璧な出来栄えに笑顔も弾ける
高橋成美選手はほんとに応援のノリもイイなあ!63・78点!山田コーチも応援されてるしw

▼アリーナ・レオノア(ロシア)
今年は彼女の絶好調さも光ったもんねえ!3×3は両足着氷か?おっと珍しく1本抜けた。
ちょっと表情が硬い。日本の観客も拍手で応援。いつもの情熱と迫力がなかった気がする。

鈴木明子
試合直前は応援席を抜けて出番まで集中トレーニング。3×3完璧に決めた。眼力もスゴイ!
ホームの強みもあるよね。この大拍手からエネルギーをもらって、さらに張り切れる感じ。
きっと、今シーズンずっと応援してくれたみんなへの感謝の気持ちでいっぱいなんだろうなあ!
67・51点は今シーズンベスト。長久保コーチの似顔絵も登場

▼カロリーナ・コストナー(イタリア)
彼女の活躍で国別参加が決定。素顔も優しさがにじみ出ててステキ。キャプテンなんだ!
3×3も安定。今年の成績を物語るさすがの演技。安心して見ていられる。69・48点!

女子ショートの結果は、1位コストナー、2位鈴木、3位村上。
この時点で、団体得点は、日本とアメリカが同得点で1位!さて、後半どうなる


<ペアショート>
高橋成美&マーヴィン・トラン
成美さんは何国語も話せるってスゴイ サルコウはヒヤっとした。
「世界で一番美しい」と呼ばれるリフト。昨年の初出場の際は6位に終わって涙を見せた。
トランが小柄な成美選手をしっかりと支え、静かなアレンジの♪イマジンをしっとりと見せた。64・92点でトップ。

▼バザロワ・ラリオノフ(ロシア)
ピアノによる♪トスカ 一度手をつく場面も。リフトも高くてキレイ!

コメント

フィギュア国別対抗戦2012(フリープログラム

2012-04-21 23:55:54 | フィギュアスケート
フィギュア国別対抗戦2012@東京・代々木体育館

ショートやトレーニング風景など、これまでのVTRをたっぷり再放送して、
インタビューを絡めつつ、本編に入るまでが長い、長い!!!


<アイスダンスフリー>
キャシー、クリスのリード姉弟(日本)
合わせて回る「ツイズル」がちょっと乱れた。インド民族音楽っぽくて、衣装も華やか。
NHK杯でクリスが足の小指を怪我した今シーズン。次から次へと絡み合って、リフトも息がピッタリ!
これでも6位なんだ/驚 上には上がいるんだねえ・・・


<男子フリー>
小塚祟彦
4回転1回目は転倒。2回目はルッツの3×3に変更。3連続もちょい抜けた。
本調子は出せなかったものの、今シーズンはこの♪ナウシカ でとても癒されました~

▼ケビン・レイノルズ(カナダ)
男子は全身黒って多いね。4回転サルコウ。2回目は両足着氷。
ループは転倒したものの、3回の4回転成功は近い!?後半のジャンプはややくずれた箇所もあったけど。
初出場とはいえ、「3×3がすべて種類が違う。新世代のジャンパーだっ」と佐野さん大コーフン

▼フローラン・アモディオ(フランス)
フランスの鳴り物応援騒がしい 4回転キレイ!
生まれた国ブラジルをテーマにして、アモディオのために作られた曲だって。
しっとりした部分×打楽器のラテンとの組み合わせ。無茶なほどテンポが上がるラストはドキドキする

▼ブライアン・ジュベール(フランス)
4×2からスタート。4→3に。2シーズン故障だったんだ。今日のジャンプ成功率は半々くらいか?
こんどは面白メガネで盛り上げるフランスチーム。テンション高すぎ

▼ジェレミー・アボット(アメリカ)
4回転は転倒。フリップは抜けた。感情のこもったステップ。後半の3連続、3→2へ。
彼もジャンプの成功率は本調子ではなく。佐藤有香コーチはUSAチームに同席。

パトリック・チャン(カナダ)
ライバル同士の闘いがこの近さで見れるファンは嬉しいよねえ。4×3はギリか?!2回目の4回転は転倒。
アクセルはダブルに。みんな個人戦と国別対抗戦のモチベーションの持ち方が難しいのかな?
後半も3→2に抜けつつ、全体の流れ、スピードは保ち、なんとか乗り切った感じ。170・65点。

高橋大輔
こうゆう晴れ舞台で4回転決める男なんだよ~
脱力したブルース曲なのに、メリハリの聴いた技をキチンと見せる勝負強さ。
曲への陶酔、自分の追求する美への陶酔。3×3は高い!ショートも、フリーも完璧な演技だった
彼のために作られたようなプログラム。これを見れるのもこれでラスト。
まったく信じられない奇跡がまた起きた。人が最高の芸を極めた瞬間を見れて、
「もう(花でも)なんでも投げ入れてもいい、飛び込んでもおかしくない状況ですよ」て佐野さん/爆×5000
ほかの国の選手も大興奮して集まってきてるって光景がまた感動した。182・72点。合計276・72点。文句ない男子1位
高橋を見つめて一緒に喜ぶ小塚くんも尊敬が表情に溢れていた



<ペアフリー>
▼デニー&コフリン(アメリカ)
ロマンティックにアレンジされた♪トゥーランドット ノーミス。実力を見せつけた。
リフトをしながら回るって難しそう!華があって見応えもある。

▼デュハメル&ラドフォード(カナダ)
ペアでは珍しい2人で3連続ジャンプは女性が抜けた。曲もスポーティで、選手の表情も爽やか。
男女ペアとかって、過剰に誇張された濃厚な愛情表現みたいなのが苦手で、
OAされてもあまり見なかったんだけど、ペアならではのダイナミックさ、難易度の高い技、
バリエーションも多くて工夫されてて面白かった。

▼バザロワ&ラリオノフ(ロシア)
♪ドクトル・ジバゴ 上にあげて?回すのが「ツイスト」ってゆうんだな。
スローで転倒。投げられる分、落下した時痛そう! 「リフト」は男性が3秒間保持するルール。
リフトにもいろんな名前がついていて、ランディングの仕方にも難易度がある。

高橋成美&マーヴィン・トラン
順位が下だったペアから滑走順が始まるので、最終滑走。
2人とも転倒って初めて見た ジャンプは2回目も失敗。これで動揺しないのも実力のうちだよねえ。。
スローのトリプルも転倒、2度目は成功。後半は落ち着きを取り戻して、なんとかまとめて3位。
まだまだ20歳×21歳の若いペア。今後のさらなる成長は期待大!
(誰だろう、応援席でスカイツリーかぶってるのは?爆


チームの優勝を決める女子フリーは、これまたプレッシャー大だねえ
修造さんの熱いエネルギーが届けばいいけど!

<女子フリー>
▼アメリー・ラコステ(カナダ)
カナダはずっと選手選出で争い続けてたもんね、たしか。後半のジャンプが抜けた。
ほかのジャンプも乱れつつ、この張り詰めた緊張感の中、ドラマティックな曲を滑りきった。

▼アリーナ・レオノワ(ロシア)
この人は調子のいい時とそうでない時の表情が全然違うね
毎回、髪型やメイクも変えるから、見るたびに印象もだいぶ違うし。
3×3は転倒でスタート。うーん・・・やっぱりショートの失敗を引きずっている?
後半は落ち着いて持ち直した。いつもの乗り移ってる雰囲気はないものの、丁寧に滑ってる感じ。

▼バレンティーナ・マルケイ(イタリア)
いきなり抜けた。軽快な音楽だとジャンプが決まらなかった時のガッカリ感が残っちゃうのよね
セクシー演技ってのには規制とかはないのかねw 後半も手をついたけど、スピーディで明るい演技でのりきった。
イタリアの応援団も、フランスに負けない祭り騒ぎっぷり

▼イリサ・シリテ(フランス)
おお!前回も印象が強かった彼女だ。3連続ジャンプに変更。苦手なルッツ、得意なジャンプでも転倒。
本当に独特な雰囲気があって、見応えがあるんだけど、3度目の転倒。観客も拍手で応援。
4度目の転倒。ジャンプが決まらない。彼女も20歳だっけ?これからの成長が見たい。



▼アデリナ・ソトニコワ(ロシア)
♪愛の夢 冒頭からシングルに。3連続ジャンプ(手をあげて)。後半は持ち直して、スピンも速くて多彩。
笑顔でステップ。まだ15歳で国を代表して戦うってすごいなあ!メンタルの強さにも注目。
この曲を聴くとどうしても真央ちゃんverも見たいなあ!て思うのはわたしだけじゃないはず。

▼アシュリー・ワグナー(アメリカ)
この♪ブラックスワン を滑れること自体に誇りを持っているんだな。
3連続からキッチリ決めた。役が降りてきて、「自信」が滑っている感じ。ダイナミックな曲に全然負けてない。
アイスショーを見せてもらったような鉄板演技。思わず選手達もバレリーナに変身w 122・29点。

▼クレイシー・ゴールド(アメリカ)
金髪に真っ白な肌の美人さん。16歳。3×3はシングルに。ショートのスピンの点数は12人中NO1だって。
のびのびと滑って、本番に強い心臓を持ってる。ジュニアよりシニアは30秒長いけど、堂々とした演技。
普段見れない選手の面白顔もたくさん見れて笑える

村上佳菜子
そして17歳の佳菜ちゃん。靴が合わずに「初めてスケートを辞めたいと思った」というところからのこの大活躍。
「ニッポン・チャ・チャ・チャ」て拍手ひさびさ聞いた気がする
前半のジャンプ、スピンともに好調。高橋いわく「チームのムードメーカー」とのこと。
後半の3×3は抜けた。シークエンスも1本抜けた。カラダを大きく使ってのステップ。3連続もちょい抜けた。
「もぅおおお!」て顔でみんなに謝ってるしw 戻ってきてもものすごいガッカリ顔
この明るくて、一生懸命で、ユニークなキャラは貴重な個性だね

鈴木明子
一方、高橋いわく「裏キャプテン」。以前はラテン系な曲も多かったけど、こうゆう舞踏曲も合ってる。
観客の応援を自分のエネルギーに変えられるのは彼女の貴重な個性
一気に華やかな雰囲気になって、3連続も成功。今回、最年長の27歳。
トリプルがシングルに。後半になってもスピードは落ちてない。村上同様、残念な表情&ゴメンナサイ
120点台を出して、この時点で金メダル獲得確定/祝×∞

▼コストナー(イタリア)
キス&クライでは日本の応援にも回ってくれる優しさは彼女の貴重な個性
そして、今年1番の大スターで締めくくり。転倒1回。その後もシングルに。
3連続のラストジャンプ。しなやかなエッジワークにも注目。
大観衆の拍手に乗って、世界チャンプの艶やかな演技で終わった今回の大会。
選手は浴衣で登場!「ホテルから持ってきたんでしょうか?」てアナ
116・24点で2位。女子のトップは鈴木だった


ニッポンついに金メダル
最後はそれぞれの国の選手がハグして、平和なシーンも見れた
なかなか同じ大会に出ても、選手同士の交流は難しいという中、この国別対抗戦はイイねv
アナもゆってたけど、選手同士の絆も、各国同士の絆も深める効果があった。
開催国としても、優勝国としても、日の丸が揚がって、国歌が流れて感動した。

エキシビションには、安藤美姫もひさびさ登場するらしいが、
もやサマ予録&出掛けるから、見られませんです。
ま、いっか。勝負のかからないエキシビは、いつもあんまし興味がないんだよね

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