メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

過去のライヴレポまとめ2

2014-02-14 16:02:20 | 音楽&ライブ
過去のライヴレポをまとめて2006年1月にアップしていく予定なり。
過去のライヴレポまとめ1はこちら。

今回は、以下の12本。

2006-01-13 23:55:55
LIVE REPORT:ROCK'N JAPAN FESTIVAL 2003@ひたちなか 2003.8.1

2006-01-14 23:55:55
LIVE REPORT:スカパラ@赤坂BLITZ 2003.8.26

2006-01-15 23:55:55
LIVE REPORT:ライブビート公録@NHK 2003.8.30

2006-01-16 23:55:55
LIVE REPORT:エレカシ 俺の道ツアー@新宿リキッドルーム 2003.9.5

2006-01-17 23:55:55
LIVE REPORT:YO-KING ONE-MAN FESTIVAL@野音 2003.10.11

2006-01-18 23:55:55
LIVE REPORT:RAKSTONE Records Presents BIG SHOT 2003 - Japanese Authentic Ska & Rock Steady Bands Convention@新宿ロフト

2006-01-19 23:55:55
LIVE REPORT:PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.11.24

2006-01-21 23:55:55
LIVE REPORT:PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.11.25

2006-01-22 23:55:55
LIVE REPORT:PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.12.5

2006-01-23 23:55:55
LIVE REPORT:PE'Z@NHK(ライブビート?) 2003.12.16

2006-01-24 23:55:55
LIVE REPORT:SMILEY'S SOUND SYSTEM@渋谷O-East 2003.12.29

2006-01-25 23:55:55
LIVE REPORT:COUNTDOWN JAPAN 03-04@幕張 2003.12.31


つづく・・・

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notes and movies(2003.9~ part1)

2014-02-14 13:24:36 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回はクルマとますもとたけしさんの絵が貼ってある透明なルーズリーフからご紹介。
部長つながりでドラマ「マンハッタン・ラブストーリー」祭りなのと、
急に翔さんモードからVシネワールドにどっぷりw

  

photo1:PE'Z REALIVE TOURに3回も行ったらしいw
photo2:「マンハッタン・ラブストーリー」祭り。
photo3:いろんなバンドチェックしてたんだな。

昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『夢二』(1991)
監督:鈴木清順 出演:沢田研二、毬谷友子、宮崎萬純、原田芳雄、大楠道代 ほか
ひさびさ清順ワールドに浸りたいと思って観たら、嬉しいくらい最初から最後まで奇怪。
それ故か、体調不良故か、途中何度か記憶を失ったか知れないが、まずまず堪能できた。

「私は一体何を待っていたのだろう?」

竹久夢二ってこんな変キャラなの?
手で触れた場所などに彼の描いた女絵が浮かび上がる演出も面白いし、
黄色いボート、鮮やかな着物などの色使いが気になる。


『風船』(1956)
監督:川島雄三 出演:森雅之、高野由美、三橋達也 ほか
TSUTAYA更新1本無料ハガキにつられて、久々行って再び昭和の邦画の魅力熱にほだされて見つけた森さんの1本v
ロマンスグレーとは、まさにこんな人 年齢を重ねても上品な美しさは変わらないどころかますますステキ。
女優も揃って、資本主義ただ中の日本で進みつつある家庭崩壊、世代間の感覚のズレを静かに描く。
とくに、末娘と父の純粋な親子愛が涙を誘う。

「金があっても、子どもたちを腐らせるだけ」という父の思いと、
「言い出したらきかない」という息子の思いのスレ違い。

「しがみついてくる女がいたら、俺の人生も違っていたかも」というBと、
「生活していくためには仕方ないのよ」というKとの男女の思いのスレ違い。

人生は、ままならないもの。こうなればいい、という思うとおりにはいかない。
風船のように、ただ風に流されてゆくだけなのか?


『風の中の牝鳥』(1948)
監督:小津安二郎 出演:田中絹代、佐野周二、村田知英子、笠智衆、坂本武 ほか
久々の小津作品。その中でも初期にあたるだろう今作は、なんだか湿っぽい、私の苦手な耐える女もの
時代劇も真っ青な長~~~い階段落ちまでして「すいません」って謝れるってすごいツワモノだ

今日生きるのがやっとで、女性の就職口もなく、あっても安月給。
帰るあてもない夫を4年も待って、一人息子を育てただけでも、とんでもなく偉すぎなのに、一度の過ちであの高圧的態度!
深い愛情の裏返しの憎悪ととって喜ぶべきか? マゾっぽいなぁ・・・

やっと夫の許しを得て「2人で頑張ろう!」みたいになって、痛いのに「歩いてごらん」と命令。
この時代、女ってなんだったんだろ/泣 メンドリがなんの関係があったんだろーーー???


『新・仁義なき戦い/謀殺』(2003)
監督:橋本一 出演:高橋克典、渡辺謙、南野陽子、遠野凪子 ほか
音楽:東京スカパラダイスオーケストラ

胃潰瘍になりそうなくらいの緊迫感と、テンションレベルは、初作からずっと受け継がれてる。
タイトルのブランドと、抱えたテーマとともに一貫しているところが
深作監督から代々引き継がれてゆく、後続の監督らの背負うプレッシャーとプライド、意気込みが感じられる。

すでに耳に馴染んだスカパラサントラが、どういう場面で、どの曲が使われるのかも気になったが、
作品とガッチリ対バン張りながらも、一歩も引かずに作品を盛り上げるあたりは、さすがプロのお仕事v
しかし今作シリーズに惚れたひやむの嗜好って一体・・・?w

何より華のある役者が火花を散らして競演してるのがシリーズの目玉。
あと、なにげに大阪探訪と、ヤクザ事情の変遷の勉強?にもなる。

高橋と渡辺が両極端のキャラで、それ故の友情と、対立する様を存分に魅せてくれる。
そこに前作に負けないタヌキオヤジぶりの小林稔侍さんw
絡んでくる他組の油断ならない面々、そして女優陣で強烈なのが夏木マリさん!
糖尿病でインシュリン注射を腿に打ちつつ、大福をほおばる怪演。

のぼりつめては欲と暴力に死んでゆく血塗られた道には、いつも無常の境地にさせられる。


『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』(2002)

監督:ピーター・ジャクソン 出演:イライジャ・ウッド、リブ・タイラー ほか
戸田奈津子訳。

「善を信じてがんばろう。物語に小さい時感動したのは、主人公たちが何かを信じて進みつづけたからなんだ」

その後の追加シーン満載のDVDの宣伝で、すっかり現実に戻された
劇場だと時間制限があるから仕方ないにしてもズルいよなあ~
ノーメイクの俳優らは誰が何役か分からない人もいる
戦闘シーンが目玉で、黒澤の『乱』を思わせるスケールと迫力と悲壮感。

大自然のロケも目玉のひとつ。
豆知識では、このロケ地をやっと探し、7ヶ月かけてセット作りをし、
撮影後は、はげた草も元に戻すという徹底ぶりだったとか。

中世も今も、人は豊かな自然を壊し、私利私欲のために戦い続けている
どっちが勝とうと負けようと、戦争が繰り返されるという事実が変わらないのは空しい。

そしてラストを飾った音楽は、ビョーク
オーケストラをバックに切ない胸の内を歌う。

もう1つの見所はフルCGのゴラム。
分裂症の哀れな生きものだが、ストーリーを引っ張る重要なキャストで、表情や動きのリアルさはスゴイ。

さて次の3作目で完結かな?
壮大な物語の結末が気になるところ。
機会(というか時間さえ)あれば原作も読みたいところ

1作毎にスケールアップ&丁寧な物語進行で、観終わった後、『ネバー・エンディング・ストーリー』の
あの物語に一体化した感じが味わえ、ともに冒険した仲間の一人にでもなった感覚。
とくに泣けるってわけではないが、超大作すぎるくらいのファンタジー。
映画の新しい動きの模索でもあるのかも知れない。


『過去のない男』(2002)
監督:アキ・カウリスマキ 出演:マルック・ベルトラ、カティ・オウティネン ほか
シンプルな設定、言葉少ない大人同士のもどかしい恋愛物語。
赤をポイントカラーとした抑えた演出は監督独特。
なんといってもCKBをサントラに入れる音へのこだわりに注目

「人生、先を見て進むしかない」等、何気ないセリフが深い。

ギャンブル狂いのダメ男だったのに、頭を殴られた後は、しごく真面目な働き手、
何もかも笑っての生活は厳しいはずなのに、第2のチャンスをもらって、
ささやかながら人の親切が身に染みて、恋までして、新たなスタートが切れるって幸せかも。

寒そ~~~~なフィンランドの乾いた人間関係、つっけんどんな中にも、
食事を与えてくれたレストランのおばさん等、奉仕する心、小さな親切って大切なことなんだな。
なかなか勇気がいるけどね。


『魔界転生』(2003)
監督:平山秀幸 出演:佐藤浩市、窪塚洋介、古田新太、加藤雅也、麻生久美子 ほか
どうしても前作・深作監督のインパクトが強くて見劣りせざるを得ない。
前のほうが敵対する両者の対比がシンプルで分かり易く、ガラシャ?とか妖女キャラもいないし。
窪塚くんの旬さを売りにしてるのが裏目に出たか?
乱れた世に欲深い者らを誘惑するため蘇った悪のヒーローといったところか。
CG技術に溺れて芝居が途切れてしまってはもともこともない。


『阿弥陀堂だより』(2002)

監督:小泉堯史 出演:寺尾聰、樋口可南子、香川京子、吉岡秀隆 ほか
飯山の大自然を舞台に、人との触れ合いを描いた
黒澤明の遺作に息が吹き込まれ、なんとも温かい、静かな感動に包まれるいい映画となった/涙

「あがっておくんなして」「うちの女しょは・・・」など、今でも祖母や親が使う方言がそのまま自然に出てきて、
冬に野沢菜を漬けているシーンや、何気なく出されるお茶、田んぼで食べるおにぎり等々、
そこで暮らす人々の豊かさが感じられた。
あーゆー体験の記憶を体で覚えてるのって私たちの世代くらいまでじゃないかなあ!

まさに人間って、人の間に生きているもの。
お互いの関係の中で、日々一瞬一瞬が過ぎ去る時を噛み締めて
幸せを感じることが大切なんだと、忙殺された都心に住む者の心に痛く染み渡った。

「気が飛んでしまった。心の問題なの。病気でも心が病んでいない人は幸せ」

「姿が大切、なぜなら人となりを表すから」

Cのひと言ひと言は重く、かつシンプルで、豊かな深い意味を持つものばかり。
あんな風に人と接し、見事な死に方をしたいものだ。

「体が必要とするものを畑で作って食べる貧しさは尊い」

宮沢賢治の有名な「雨ニモ負ケズ」で、褒められもせず、苦にもされない、
そういう者にわたしはなりたい、という文が本作のテーマをも表している。

「悲しく苦しい時は心を安らかに」

苦しいことも多いが、それだけじゃない。楽しく美しい瞬間もあることを私たちは知っている。
巡りくる季節の流れも忘れるほど、便利さ、スピード、効率などに振り回されているのを、
いっとき立ち止まって見直してみよう。

(これってパニック障害の話だったんだ/驚


『シカゴ』(2003)

監督:ロブ・マーシャル 出演:レニー・セルヴィガー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、リチャード・ギア ほか
ボブ・フォッシーの素材と『キャバレー』の味付けで不味くなるワケがない!
今が旬のゼタとレニーが頑張って、なんとかブロードウェイダンスと歌を披露し、
ロングヒットミュージカルの映画化の成功に華を添えた。

とにかく二転三転する話の面白さ、フォッシー印のセクシー&ワイルドなミュージカルシーンが
絶妙に絡み合って、ショーを観たっていう満腹感v

でも冷静に考えれば、人を殺したことまで大いに使うショービズとマスコミの金と欲のせめぎあい+あこぎさには閉口。
それもこれも、それに食いつく大勢の平凡な暮らしをする一般客あってのこと。
まさにAll That Jazz(なんでもあり)ってオチ。

それぞれ吹替えなしで挑んだミュージカルシーン。
レニーはブレイク作品『ジョーンズの日記』の絶唱つながりかw
ゼタの悪女ぶりはハマってて新鮮。


『マトリックス・リローデッド』(2003)
監督:アンディ&ラリー・ウォシャウスキー 出演:キアヌ・リーブス、キャリー・アンモス、ローレンス・フィッシュバーン ほか
本作のプロモで来日した時は、たしか東京タワーが緑色になって、
完結篇の今回は歌舞伎町に雪を降らせたが、あいにくの雨、しかも誰かやったよな、このアイデア。

前作以上に話は難解だが、ワイヤーアクション、カーアクションetc...
ネオ自身も進化して、空飛べちゃってるからね
キアヌの美青年ぶりは圧倒的! スミスの増殖は笑えるw

「夢を見ていた。これからは見る夢もないのか・・・?」

ラストに長いCM話と、メイキングシーン、これっていつも思うが
手品の種明かしを延々と見たい人なんているのか?

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notes and movies(2003.9~ part2)

2014-02-14 13:24:35 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『竜馬の妻とその夫と愛人』(2002)
原作・脚本:三谷幸喜 監督:市川準 出演:木梨憲武、中井貴一、鈴木京香、江口洋介 ほか
三谷脚本の時代劇もなかなか楽しい笑いあり涙あり。
それぞれ個性ある役者がそろって競演。本人と奥さんもちゃっかりチョイ役で出てるしw
結局一番弱そうに見える者が、一番欲深で、しぶとかったってオチまでウマイ。

小料理屋の女中で、ともに改革に奔走したのに、死後は葬式にも呼ばれず、再婚後も不幸だった竜馬の妻。
どこまで作ったか分からないが、混乱の世に華やいだ波乱万丈な女の人生ドラマがあったのかも知れない。

どこまでもダメキャラの夫。いろいろと便利で、一生愛してくれるかもしれないけど、
やっぱ愛ってなんやかんやゆって自己愛なのかも。
自分を殺したも同然の男に妻を寝取られたんだから、別れがくるのも因果か。


『私立探偵 濱マイク』(2002)

監督:林海象 ほか 出演:永瀬正敏、中島美嘉、市川美和子、村上淳、松岡俊介、阿部サダヲ、井川遥 ほか
(なんだ、このドラマ全話観てたんだ

1.31→1の寓話
死んだペット金魚の金ちゃんがキー?

2.歌姫
「自分が歌えなくなった理由を探して」という歌手(UA)からの依頼。
阿部ちゃんは、オカマの店の主人役だったw Asa-Chang も出たらしいが分からん。
笑ったのは、サキサカ&モモナリコンビ復活
伊武さんが久々「ぬんこまれた・・・」とかゆってるのが貴重なネタ/爆

3.どこまでも遠くへ
自分探しの話だったみたい。なんだかまったりしたシーンの連続。
レピッシュはライヴシーンもの。甘ったるいヒロインがマイクを振り回す。
長いアイドルPVみたいなノリ。

4.サクラサクヒ
今回は、やたらと熱くウェットなつくり。ジョージ役の男が叫びまくり。
岸部さんはイイ味出してる。
毎回終わりにYOUがナレーションをいれ、プレゼント告知をしてる喋りも笑う。

5.花
窪塚くんがお得意のキレまくり演技を見せる。
アカネが兄との関係を、もしや他人では?と疑うようなセリフあり。気になる。

6.名前のない森
ちょっと『X-FILE』っぽいつくりで今シリーズとしては異色かも。
ソックリな木は、まさにマイクから木が生えてる、ちょっとハンパな特殊メイクって感じ
マイクの本当にやりたいことは不明のまま。
俳優陣もベテランが揃ってしっかりした作りになってる。

7.私生活
なんだかワケ分かんない話。とにかく小林薫さんの芝居はいつ観てもイイv
(この頃は、まだ哲さんは無意識下

8.時よとまれ、君は美しい
対照的にハリウッドから借りたような話。タイトルも、画面に出る文字も凝りまくり。リワインド使ってるし。
電話1本でAチームみたいな仲間が駆けつけて、自分もケンカでバシバシ決めちゃう中村達也さんがめっちゃカッチョいい!

9.ミスター・ニッポン~21世紀の男
この話はオンタイムで見た。ペー・パー子の殺し屋シーンのインパクトが強烈で忘れられなかったし/爆

10.1分間700円
ゲストもシブイ役者が揃って重めなテーマ。
探偵、殺し屋、神父、ミステリーなキャラが揃ってる。
映像もスタイリッシュ。あ、そいやこのシリーズってフィルムで撮ってる感じだなぁ。

11.女と男、男と女
スカパラが出た回。それで初めて今シリーズを観たんだけど、この時点でもうラストから2番目だったのね
今作のみ外国人監督。西部ガンマン風だけど、タイトルにある女というほどのヒロインはなし。
アクの強い役者が見せる中、たとえ何もしなくても男気プンプンフェロモン出まくりの中村達也さんが画面さらってるv

12.ビターズエンド
で、最終回。またもや出演者が叫びまくる人情もの。

「オレは、依頼人は家族同然と思ってる。家族の頼みは何をおいてもやろうとするから。
 オレは人を信じてる。そうじゃなきゃ始まらない」
てラストのセリフがイイ。

通した感想としては、すごい面白い脚本は少なかったけど、
それぞれの監督が“カッコいい画”を撮ろうと工夫してるし、
ヤクザでもチンピラでもないアウトローな主人公(ヒーローでもないし)が
金にもならない事件に関わって、煩雑な街を歩き回るってゆうオフビートな設定と、
なにより毎回話に関係なく出演するインディーなアーティスト出演のアイデアが良かったv

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notes and movies(2003.9~ part3)

2014-02-14 13:24:34 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part2からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『オルゴール』(1989)
監督:黒土三男 出演:長渕剛、仙道敦子、哀川翔 ほか
グル魂がやたらVシネ俳優をフィーチャーしてるおかげ?で知り得た翔さん。
「いいとも」にも出て、なんかカッチョい~~~~と気になって借りてみたw
翔さんの出てるシーンだけ面白かった。同じ双子座だしv
意外に軟派なキャラなのね。高い声が特徴。

好きな女優、仙道&永島さん(『湯殿山麓呪い村』つながり)の共演もあるし。
「仁義」シリーズの硬派なヤクザ映画から、ニューウェーブとしてチンピラ映画ができたのか?

長渕色が濃いせいか、兄妹2人っきり&結婚間近&別れた女房と子どもetc...
ベタベタな設定。大事そうに抱えたタイトルのオルゴールからは持ち歌が流れ・・・

長~~~~い親子の再会シーン。それも道のド真ん中。おいおい、轢かれるよ君たち
子分役の翔さんのほうがよっぽど風格あって強そうだ
しかも粉をすする長渕さんの演技が素に見えるほどリアルで笑えない。蹴り方も慣れた感じ・・・

さてさて今作でブレイクしたらしい翔さんの他作品も気になるところ。乞うご期待v

(そっか、もとはといえばグル魂からなのか!


『ネオチンピラ 鉄砲玉ぴゅ~』(1990)
監督:高橋伴明 出演:哀川翔、青山知可子、峰岸徹、宍戸錠、山田辰夫、力也、大杉漣 ほか
ドラマ「とんぼ」と前回観た「オルゴール」、そして今作が大ヒットして俳優として注目されて以降、
“哀川ブランドに外れなし”とVシネ帝王伝説に。出演作が13年目にして100本達成!
今作では結構からみシーンも大胆にあるし、トンボ返りで一世風靡セピア時代の片鱗も披露。
挿入歌まで書いてるみたいで多才さが光る。

原作者が安部譲二さんだけに、アクションヤクザ映画かと思いきや、若いチンピラが殺しを命令されて
“男”になるまでを描いてて、肝心な結末がない。
「いくぜ・・・」て決めた背中で終わってて、チンピラ、ヤクザ、殺し屋を美化したままでいのかい?
と勧善懲悪ものに慣れた客は思ってしまう

「初犯なら10年臭いメシだ」ってゆーけど、今はもっと待遇いいかも?
「出たら通帳に金が待ってる」やり方は昔と変わらないみたい。

まだまだファッションとか映画自体が'80をひきずってる。
ピンクの口紅、パーマ、白いフレアスカート、カラフルなシャツetc...
ポケベル、公衆電話、ベンツの中の電話がカッチョいいって時代。


『借王 シャッキング』(1997)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子 ほか
1991年バブル崩壊。億単位の借金を抱えた他人同士が詐欺で返済していく。
悪事も悪事で取り返すナニワのあくどい底力。っつーか転んでもタダじゃ起きないバイタリティ~!
今作ではマネーゲームに溺れて15億もの借金を抱えた中堅エリートサラリーマンの銀行員(妻子持ち)を演じる翔さんもハマる。
大阪のオバチャンも参る男臭さと色気を漂わせて、クールかつ人間味もあるダークヒーローって感じ。

3人は最初の約束通り、金を山分けしたら赤の他人に戻る―――はずが、
まだまだ返済が足りないらしく好評シリーズ化してるw

夜逃げといっても今は昼間が多いらしく、山奥より都会に紛れ込むのが一番らしい。
不景気が続く中、他人事じゃない人がたくさんいるんだろう。
それを逆手にエンタテイメントにしちゃってるところが大阪っぽい


『ピンポン』(2002)

監督:曽利文彦 脚本:宮藤官九郎 出演:窪塚洋介、ARATA ほか
『GO』以上に泣けて感動するスポ根王道、なぜか私は『エースをねらえ!』がダブった。
世界一を目指す極めた世界は、共通点が多いのかも。クドカンに男の友情を描かせたらピカイチ。
マンガの元ネタは知らないけど、それぞれキャラのハッキリした役にハマってるこれ以上ないキャストで、
ピンポンってゆー地味なスポーツを題材に、ここまで面白いエンタテイメント映画が出来ちゃうんだから。
ネタの尽きたハリウッドよ、邦画を観ればよろしい。

トランス系のアップテンポな挿入歌がマッチしてる 特訓は積んでもボール(客まで)CGってゆう裏話もある。
川に飛び込むシーンで警官役に『マンハッタン~』土井垣さん役の俳優もチラリw

(この頃はまだ部長の名前は覚えてないらしい


『借王2 シャッキング』(1997)
監督:和泉聖治、香月秀之 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子 ほか
一発当てても2となるとコケるシリーズが多い中、
原作と脚本の面白さでどんどん引きこまれてゆくこのマネーゲーム。
もちろん、ハマり役のキャストもイイ。ついつい続編が観たくなる。
今回、残額表示はなかったけど、3まではいかないだろうとの謙遜か?
ハメる3人が、逆にハメられそうになる展開が楽しい。

今作では翔さんもお得意?のヤクザに扮するシーンあり。
黒縁メガネの銀行マン、監察官と、いろいろコスプレ?七変化するのも見所。
翔さんと夏樹さんの間になにやらイイ雰囲気が漂ってないともいえないし
でも今どきマンション住まいで、親子3人床に布団を敷いて寝るウチも珍しくないかい?w
次長家の夫婦関係もなんだか他人行儀っぽいし・・・もしや、昇進狙いの結婚か?


『BAD GUY BEACH』(1995)
監督:あいかわ翔 出演:哀川翔、梶原聡、藤原紀香、麻生久美子 ほか
よく頑張ったで賞w 翔さんの長~~~いプロモって感じ。原案も担当したのかな?
ゲーム業界とかの材料の着眼点はイイ感じ。
怪しい店のオーナーは『晴れときどき殺人』に出てた男優だ! 懐かしい~~ってか全然変わってなくない?
藤原紀香も若い頃は顔がパンパン。ってか自作に相手役ヒロインにしてるのは、翔さんのタイプなのか?
怪しい中にもファンタジー色の入ったフシギな作品。


『木更津キャッツアイ/日本シリーズ』(2003)(劇場にて

監督:金子文紀 脚本:宮藤官九郎 出演:岡田准一、櫻井翔、岡田義徳、佐藤隆太、塚本高史、哀川翔 ほか
今までに劇場でこんなに本気で笑った映画は初めて(泣笑
人を泣かすより笑わせるほうが難しい。

これを30日で撮り上げたって、低予算でも最高のエンタテイメントを創れるんだ。
さすがクドカン、これでもか、これでもかの笑いのツボ、相変わらず絶妙のテンポとタイミング。
これ以上ないハマり具合なウッチャン(TVコントを彷彿)、2H前後?が永遠に続きそう、いや続いてほしいと思わせる1本。

そして何より、チョイ役と思いきや、しっかり要所要所に絡んでた翔さん
のっけからのつかみが「テキヤ球団」だもんね/爆

ドラマの映画化でコケる(『X-FILES』や『ツインピークス』)作品が多い中、グッズやイベントなどの
スタッフの知恵&努力の成果でもあるが、見事なまでにドラマをつなぎ、
また超える面白さで締めてるところがスゴイ。
また余命が半年延びたことだし、シリーズ化してくれないかな

翔さんに電話して「日本語勉強したいってゆーんすよ」「じゃ、そっち行くよ」
「いや、マジすか? 今どこです?」て見ると、すぐ近くにいる/爆
「今『ゼブラーマン』の撮影なんだ」w ボールに“完全燃焼”って書いてあるやつを渡して
「もう行かなきゃ」てボートに乗って決めポーズのまま去っていく、あくまでカッチョいい翔さん

キャッツのHPでは氣志團と一緒にビデオレターがあって、撮影中のホテルでのコメントが聞けたv
しかも劇場で『ゼブラーマン』の予告編もしっかり観たっ!
意外に?カッチョいいではないか! もうロッピーで前売り売ってたから買わなきゃw

これでまたまた新境地開拓。Vシネを知らない人々にもその勇姿が広がっていくことだろう。
なんだか客もキャッツぽい人選なのが笑えた。
ps.ウッチャンのやりすぎ“やっさいもっさい”がほんとウケる


『白い手』(1990)
監督:神山征二郎 出演:南野陽子、哀川翔、石黒賢 ほか
少年時代の様々な思い出は移ろいゆき、大人になってほとんど思い出せないものばかりになるけれど、
苦しい時、寂しい時、思い出して自分を元気づけてくれるのは、やはり子ども時代の思い出や体験だ。
そんな日々を純朴に描いた爽やかな1作。


『借王3 シャッキング』(1998)
監督:香月秀之 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、萩原流行 ほか
今回は大阪人が金の次に好きな人情絡み。
それぞれがワケありで、ビジネスだといいつつも、いろんな人間関係を巻き込んで、半分人助けになってきてる。
言ってみれば悪徳商売人を騙して、ボロ儲けした汚れた金をせしめるワケだから、現代の悪のヒーローと言えなくもない。
夕陽に映える翔さんの決めポーズにしびれる~~~

ラストはまた3人で夕陽見ながらわざわざ別れと再会の儀式。
水沼の残額不明、怜子はあと2億、安斉はあと12億。まだまだ先は長そうだ
しかも早々4の予告が入ってて、次回は安斉が刺されて大ピーーーンチ!
大ヒットシリーズなのね、これって。


『黄泉がえり』(2008)
監督:塩田明彦 出演:草剛、竹内結子、哀川翔 ほか
翔さんは助演もいろいろあって、ヤクザもの以外に幅広い表情が観れるのが楽しみv
今作では、娘を持つ普通のお父さん。笑わせようとヘンな顔をつくるシーンにポッ

作品自体は淡々とした話。ラストに撮影風景のオマケまでついて、草くんのアイドル映画風味。
今作でRUI役・柴咲コウが歌も上手いって分かった
蘇ってほしいと願ってたヒロインが、実は死んでたってアイデアは『シックス・センス』の受け売りか?

「愛する人と一瞬でも心が通ったことで、その人がいなくなっても前向きに生きていける」
といった言葉で納得した答えを見つける。

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notes and movies(2003.9~ part4)

2014-02-14 13:24:33 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part3からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『めぐりあう時間たち』(2002)
監督:スティーヴン・ダルドリー 出演:ニコール・キッドマン、メリル・ストリープ、ジュリアンン・ムーア、エド・ハリス ほか
今年注目していた人間ドラマのひとつ。ベテラン女優3人を看板にするだけでも豪華。
ニコールはウルフになりきって顔に特殊メイクまでして意気込みを見せた。

観てみると、淡々とした女性の生き方、それもたった1日の出来事で、
書いているウルフ、作品『ダロウェイ夫人』に感化されている50代の主婦、
そして彼女の息子の友人である現代女性、終盤に互いがリンクし合うという構成がポイント。

「私はあの家で死ぬことより、子どもを捨ててでも生きることを選んだ」

「あの朝、幸せはここから始まるんだって思ったけど違った。
 あの瞬間がまさに幸せそのものだったのよ」

ジュリアンがベッドで寝ていると周囲が水で溢れるシーンはショッキングな心理描写だ。
傍から見れば幸せそうに見える普通の女でも、それぞれ抱えている問題と皆闘っている。
夫人の友人は、ローラに子どもがいることで「あなたは恵まれている」と言い、
ローラはMに「娘がいて幸せね」と言う。

E「人は何で生きてるんだ」
M「お互いのため。皆支え合って生きてるのよ」

それぞれ価値観が違うから、生きる権利も、死を選ぶ権利もある。
人のために生きることもできるが、まず自分のために生きなければ、
人に愛情をわけることもできないのではないだろうか?


『借王4 シャッキング』(1998)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、西川峰子 ほか
翔さん・・・いや安斉の名演にすっかり騙された。とにかく無事でなにより。
今回も地道に1億ずつ返せた。「インサイダー取引」がキーワード。
いやー世の中いろんな金の回り方があるもので、てか普通に生活してたら
1億円使うのだってすごい額なのに、借金地獄ってホント無常・・・

「自分の勝負のケツは自分で拭く。負けてたまるか!」の決めゼリフがgood。
銀行上層部って人生と金に関する幅広い洞察力に長けてないとダメなのか?
さて、次回1億ずつ入ったら怜子は降りるのか?が気になる。

バグパイプみたいな音のインパクトあるテーマ曲もすっかり耳に馴染んで、
週末にこれを聴かなきゃ落ち着かない感じ

「ゼブラーマン」の前売りも買って、翔さんはプロモーションにあちこち、TV出演もして、ますます大忙し!
年末は衛星放送も含めて3本も一気に出演作OAありv


『うなぎ』(1997)
監督:今村昌平 出演:役所広司、清水美砂、柄本明、倍賞美津子、田口トモロヲ、哀川翔 ほか
カンヌの賞をとったらしい。今村監督ってたしか有名だよね。他に何を撮った人かな。
リアルでドロドロした人間模様と、これでもかの執念、情の世界って私が一番苦手な部分だけど、
これだけのベテラン役者が揃って、うなぎって動物を選んだインパクトも強いし、翔さん出演作としては異色。
花粉症?で赤いスポーツカーに乗った近所の兄ちゃん役。パーティの時にギターを弾いてるのもそう?!

UFOが来ると信じてる近所の男「来ると思う?」「強く信じれば来るのよ」

前科者は暮らしにくいから、強姦でもなんでもして再び刑務所に戻るという。
真面目に刑期をつとめても、自分の犯した罪に反省がないのはどんなものか・・・
まあ、殺すほど愛してたって理由も成り立つかもしれないけど、妻も浮気する理由があることだろうし。

般若心経を唱えつつ、しつこく絡む柄本さんの演技は強烈。
フラメンコを踊る市原悦子さんも怖い
金目当てのダテ男役?の田口さんもハマる。

うなぎが赤道付近まで2000kmも旅をして(生殖のためにそこまで・・・)、
メスの卵子にオスが精子をかけ、子どもを作ってから日本の川までまた戻って来るってトレビ知識も得たw
で、蒲焼にされちゃかなわないだろう。

「やっとオレもお前と同じになった。誰の子か分からなくても子どもは可愛がらないとな」

待っててほしいとも約束しないのはズルイっちゃズルイ。
しかも、自分の殺した妻似の女ってのも悪縁だ。
そうそう、清水美砂がすごい格好での体当たり演技/驚 有名監督のなせる技か?


『借王 THE MOVIE 沖縄大作戦』(1999)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、南野陽子 ほか
シリーズ5作目にして映画化か。予算も増額して沖縄ロケだっ
翔さんは白スーツで決めて、なんと水上バイク?にも挑戦。
何やってもサマになる、こんなカッチョいい銀行員はいないw
怜子も、こんな色っぽい公務員はいないだろうに。

今回で借金全額返済となった怜子に、安斉はひと言「おめでとう」と言って
アッサリとした別れとなったが、6の予告編にまだいたような・・・?
水沼はまだ残額不明、安斉は10億。今作では京都のオバチャンとの布団2ショットもサービスw
家族で娘に誕生日祝いをあげるシーンは、ちょっとプライベートとも重なるものがある。


『修羅がゆく』(1995)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、大和武士、萩原流行、菅原文太、安岡力也 ほか
修羅:阿修羅の略、争いを好むインドの鬼神

『借王』と同じ監督が翔さんと組んだ、これまた大好評シリーズ。
『仁義なき戦い』の現代版といったところ。菅原文太も出てるし。しかも医者役ってヤバすぎる

横浜が舞台で、大阪ヤクザと東京ヤクザの対立も見せどころだけど、翔さんはあくまで標準語。
ドスをきかせて暴力ふるっても、どこか情が染み出て、クールで軽やかだから
どっちかっていったら知恵と信頼でのし上がったタイプ向き。でも背中には修羅の刺青がうねる!
コミックの映画化らしく、続くの前提ですって終わり方が可笑しい。

北海道出身の恋人が「迷惑はかけられない!」と言いつつ、思いっきり絡んでくる。
若いチンピラRが本郷に恩義を感じつつ殺され、ヤクザ映画ってホント不毛・・・

翔さん出演やヒヤム推薦でもなきゃ絶対自主的には観ない、癒されないジャンル。
これを娯楽として観て楽しむファンってどんな感覚なのか?
目潰しや、寝技かけるわ、刀でけっこう立ち回りをする翔さんは「Vシネの帝王」てこのことだったのかあ。

肩に黒いコートをひっかけて、斜めからの横顔ショットがあまりにキマってて、なぜか笑える
しかも、その後の作品紹介がチカンものとかだもの。
私がVシネを最初、ヤクザ映画かAVものと勘違いしてたのもムリないっしょ?

(このシリーズで、また萩原流行さんの魅力を再確認してハマったv


『借王6 ナニワ相場師伝説』(1999)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、根津甚八 ほか
6作目にあたる今作は、ベテラン根津甚八さんの重厚な演技が見所。
翔さんと並ぶとホント絵になる2枚看板。しかも、昔ボクサーを目指してた安斉の意外な過去も明らかに!
だから少々荒っぽいことも平気なのか。てか1人は有能な銀行員、1人は株式のエキスパートに育ったとは、
どこの塾よりもすごいジムだな、ここはw

2人がカッチョよく語るシーンで、カメラが引いていくと、そこはなんと通天閣のてっぺんだったってゆーシーンが爆。
あんな高い所まで上がれて、しかも屋外に出れちゃうんだ/驚

借金は返したが、今作は情がらみで参加した怜子。珍しく本気キスシーンもあるで

「試合はまだ終わっていない」
Nの残したメモの言葉を噛み締める安斉。
3人はいつものニンマリ顔もなく、夕陽をバックに無言で別れる。
いつもの京都のオバチャンも出てこなかったし、人情がらみの人助けになってきてる。


『DEAD OR ALIVE 犯罪者』(1999)
監督:三池崇史 出演:哀川翔、竹内力、杉田かおる ほか
あのー、チョットマッテクダサイ、このエンディング、よく分かりませんでした
竹内さんが取り出したのは水晶玉?OR核爆弾? 地球まで滅んでしまったんですかね。

ヤンキー座りの2人が♪ワン、ツー、ワンツースリーフォー て始まりからブッ飛んでる。
癒されないってか心が荒む暴力映画シリーズ。
アジアなんたら賞をとったらしく、監督はええっ『ゼブラーマン』の方じゃないすか!
角刈り翔さんの刑事役も渋いv

チキンレースの末、腹にナイフ刺さるわ、車が転倒した際、傷ついた片腕もぎとるわ、
Rと相撃ちになるわで、最終兵器はバズーカ砲vsRの武器がなんだか分からない
相撃ちの結果、地球(少なくとも日本)滅亡くらいの勢いだったけど、勢い余って続編まだあるみたい。
確実に死んでると思うこの2人が出るんだよね、やっぱり・・・

あんまりメモって思い出に残したくない汚いシーン満載だったから概要のみ。
家庭も崩壊するくらいの激務に、毎日会いたくもない死体や悪人と付き合ってる
殺人課の刑事さんって、人間味も保てないのでは? でも、実際こんな刑事いないのかもね。
「踊る大走査線」ネタも出てたけど、刑事ドラマには本物の刑事が呆れる誤った解釈がたくさんあるらしい。


『借王8 狙われた学園』(2000)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、白竜 ほか
通産8作目。こんなにほうぼうに敵を作って、面も割れてたら、どっかで誰かに見つからないか?w
“隠れるなら都会の雑踏に紛れるのが一番”て法則か?

海に落ちた子どもをスーツ姿の安斉が助けに行くシーン。
本当は服着たままじゃあんなにスムーズにいかないんじゃ・・・? ま、翔さんだからできるか
手を握られてAがポッとするシーンもオマケ?w

今作で安斉の借金は10億切った? 残るは3作くらい。完済できるか、すべてバレて地獄へ落ちるか。
それともシリーズは寅さん並みに続いてゆくのかw


『DEAD OR ALIVE 2 逃亡者』(2000)
監督:三池崇史 出演:哀川翔、竹内力、遠藤憲一 ほか
前編で死んだ2人がよみがえるかと思ったら、まったく別の話で、今作では幼なじみ同士。
キャッツでぶっさんたちが話してた“きつねうどん”の件も観れたv 人情深い殺し屋か・・・

「一緒に仕事しねーか? バカ1人殺せば何十万って世界の子どもが助かるんだぜ」

「いつも先回りしやがって」

力さんの背に黒い羽根、翔さんの背には白い羽根、まるで堕天使みたいなカッチョいい絵面だ

「地獄に落ちるなら、一緒に行こうぜ」「ああ」

ちょっとコミカルで、人情臭くて、金髪に黄色いアロハシャツの翔さんもイケてる。
夜空には描いたような流れ星 2人の通った後には、白と黒の虫の大群みたいなのが流れ出る。
前作同様エグいシーンも多々あるが、今作には少年に戻る郷愁があふれている。


『借王 THE MOVIE 2000(ミレニアム)』(2000)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、宍戸錠 ほか
今シリーズも残るはあと1本。今作のテーマは、システム金融、金貨しがつるんで人の骨までしゃぶるやり口を逆手にとる。
翔さんがダサいヅラを着けて、双子の弟役を演るコミカルさがスリリングで楽しい。
怜子は夫人、水沼が小間使いって、こんな怪しい変装、誰でもおかしいと気づくと思うよ
怜子の店は、またかんばしくないようで借金になっていたが、今回ので少しは落ち着いたか?
次回でついに安斉完済か? それとも今までの苦労が水の泡となるか?

コメント

notes and movies(2003.9~ part5)

2014-02-14 13:24:32 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part4からのつづきで、このノートのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『DEAD OR ALIVE FINAL』(2002)
監督:三池崇史 出演:哀川翔、竹内力、ジョシー・ホー ほか
三池監督・・・タダ者じゃない この3部作、『ロード・オブ・ザ・リング』なんか目じゃない、
壮大なスケールの一大叙事詩だったことに初めて気づいた。
アクションを超えた、超アクション。今シリーズの翔さんは、すでに翔さんじゃない。
ワイヤーアクションに、カンフーも軽く笑い飛ばすスーパー翔さん、ついに武内力と合体対決だっ/爆

「結局、人間の後始末をしてるだけなのに、ちょっとは役に立ってんのかなあ、なんて考えちまう。
 頭の上を飛び交う弾をよけながら一度言ってみたいな・・・」
「なんて?」
「愛してるヨ」
「私も」
「いいの? オレ人間じゃないヨ」
「あ、そ」
こんな会話の脚本もシャレてる。

「ここの空気はうまい。懐かしくねーか? 母ちゃんの匂いだ」
2人が本気でぶつかり合ったら、なんと合体して怪しい物体に!爆

ウーは消えるとしても、その後どーなったのか、知りたいもんだ。
弾丸を素手でとったり、画面が歪むほど速く走ったり、でも「気にしないで」と軽いノリw
中国語と英語と日本語でフツーに会話しちゃってるのも面白い。画面全体が黄金色でなんでもアリ。
三池監督の頭ん中はいったいどーなっちゃってんだか。


『借王 ファイナル』(2001)
監督:香月秀之 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、加勢大周 ほか
ファイナルを飾るにふさわしいスリリングでデカい仕事。やっぱ一攫千金と言えば石油か・・・
日本のゴルフ場から石油が出るなんて話を信じちゃうのも弱い人間の欲の故。
今作は安斉のクビまでかかっての大勝負!

安斉の仕事が堅いのは、それまで築き上げてきた人脈と経験、良心があっての成功だろう。

「今まで挫折したことがない者は、自分に火の粉がかかるとは思わないものだ」

成功と失敗、天国と地獄を知る安斉の深い哲学がセリフに滲み出る。

「安斉さんにとって金は良くも悪くもない」
金自体に罪はない。使う人の心の弱さが犯罪や苦しみを生むってこと。


『修羅がゆく2 戦争勃発』(1996)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、萩原流行、坂上香織、力也 ほか
さて、借王シリーズが完結した後は、同監督と組んだ、こちらの長寿シリーズ。
修羅な翔さんをじっくり観ていきましょう。
ヤクザの組長にしてはクールでカッチョよすぎる新しいダークヒーローだ。

「本当にスゲエ男だ」
イヤな奴と思いきや、組員を思う心はあったんだ。

女が身の上話をすると、小さな娘の前で父を殺した本郷の記憶がダブり、
全裸で迫られても「抱きたくなった時に抱くさ。今はその時じゃない」とクールすぎる翔さん。
そーいや離れてる愛人がいたのにどこ行った?

本郷の野望は、なんと全国制覇! デッカイ夢、いやデカすぎる、てかあり得ないっしょw
まあ、先は長いからじっくり付き合わせてもらおうか。


『デコトラの鷲 祭りばやし』(2003)
監督:香月秀之 出演:哀川翔、こずえ鈴、柳沢慎吾 ほか
これが記念すべき99本目の主演作品。
なんとゼブラの前にこんな明るいお茶の間コメディ?やってたんだ。

気負いなく持ち前の軽妙さで下町っ子のトラック野郎になりきってる
ケンカっ早く、惚れっぽく、失敗しても立ち直りが早い、昔ながらの江戸っ子復活。

浅草ロケしてたなんて!
まあ、常に観光客でごった返してる仲見世通りをさすがに貸し切ることはできなかった感じだけど。

デコトラって、小さい頃、兄がプラモでハマってたっけ。
あんなデカいひさしみたいの付けてたら、あきらかに違法じゃない?w

毎年やるブラジルサンバのネエちゃんとデキてたり、寄席の新人がいたり、
のんびりした交番の巡査が出てきたり、墨田公園の違法定住者まで出てきて、
キリンビールのあのデカいオブジェ看板なんかほんと風情出してる。


『アバウト・シュミット』(2002)
監督:アレクサンダー・ペイン 出演:ジャック・ニコルソン ほか
哀れで寂しい老男の話で存分に泣こうと思っていたら、これは皮肉の効いたコメディだった。
こんなに心底マイナス思考な偽善者はいない! こんな父親はイヤだ
彼が抱える苦しみや呪縛は、なんのこたない自身の考え方が原因になっているだけのこと。

説明書きには、娘の婚約者がロクデナシとあるが、そうだろうか?
参加賞のリボンを見てバカにする、見た目とか、家族の習慣が違うとかで人の本質は測れない。
娘が同じレベルでしかなかったとも言える。

緊迫した雰囲気の中、実に感動的なスピーチをするシュミットだが、
本当は全くくだらないと思ってるっていう冷たさが凄まじい
でも「こんな俺でも何かの役に立ったのか?」と自分に問うだけまだ救われる可能性がある。
クセのある男を、老いてもなお強烈な個性でこなすニコルソンは憎いほど。
キャシー・ベイツのオールヌードも衝撃的だし/驚

「今ごろ口出しするワケ、わたしの人生に? で、なんで母の棺を一番安いのにしたの?」

貧しい子どもへの寄付ですら、たぶんシュミットは自分のはけ口か偽善的&懐疑的&否定的な
気持ちだったに違いないのに、ラストで初めて号泣する。
人間そんなに1日、2日で考え方、生活のクセが抜けないが、少しは慰めになったかも。
どんな国でも親との確執、親戚付き合いの煩わしさは同じだなあ。


『ソラリス』(2003)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ 出演:ジョージ・クルーニー、ナターシャ・マケルホーン ほか
あの大好きな名作『惑星ソラリス』のハリウッドリメイク。
ジョージ・クルーニーは好みじゃないが、原作が魅力的な故、つい引きこまれる。
女優のミステリアスで圧倒的な美しさもポイント。

現実か夢か。人間か別のエネルギー物体なのか。
それすら超えてしまうヒトの愛、執着心、欲望、後悔・・・
そんな深いテーマが、静かで、時にストップモーションの映像の連続の中にある。
90分前後は短いほうだが永遠を感じさせるストーリー。

「もう2人はずっと一緒よ」

このまま歳もとらずに擬似世界と分かった上で暮らしていても幸せか?
2人ともコピーってことは、誰の記憶で動いて存在しているのか? まあ、理論を追求しても仕方ない。
ある意味、ここにいる私たちも、実体のない意識~かげろうみたいなものなのだから。


『修羅がゆく3 九州やくざ戦争』(1996)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、萩原流行、大和武士 ほか
だんだん様子がわかってきて面白くなってきたv
ヤクザ映画といっても、仁義を通そうとする本郷らの人情ドラマの部分も多いし、
1コ1コ駒を進めていく達成感?は『借王』シリーズにも通じるw
監督が同じせいか、出演者もかなり重複。また各々違った表情が見れるのが楽しい。
力だけじゃなく、策略合戦なのも、現代の暴力団映画のポイント。
なんといってもホームグラウンドの九州が舞台だし、良かったね翔さんv

「医師は極道より汚い」

「本郷が大きくなって天下を3分すれば安定する」という考えだが、そうはさせじと燃える伊能
まだまだ修羅の戦はつづく。

本郷「痩せた土地のヤクザが、博多の宝を横取りは許せねえが、組員を抱える長として気持ちはよく分かる。
   九州に大磯という侍がいたこと忘れないだろう」彼は伝説となった・・・らしいw

海辺での決闘は時代劇みたい。ラストは海をバックに立つ翔さん!


『修羅がゆく4 東京大戦争』(1997)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、萩原流行、白竜、安岡力也 ほか
再び新宿に戻った本郷は、この激戦区でついに伊能と対決
今作では都心の多様な犯罪網と、外国人不法就労者の問題にスポットを当てている。
およそ悪そうなメンツが勢ぞろいしての派手な全面戦争。

実家に借金があるからといって密入国して、仕事がないとはいえ暴力団に入ろうってのは安易。
それもかなわないとヤク中になって、日本人を呪ったら筋違いだ。
海外でも外国人は皆苦労しているはず。女性もすぐ体を売るってのもなぁ・・・

本郷「極道を堂々と張れて幸せなのかも知れない」てそりゃあなたw
クラブやパチンコ屋の経営から始まって、麻薬、売春etc...
犯罪も華やかな新宿・都心は、裏社会でも憧れの地ってワケか。

それにしても本郷流一vs伊能政治、この2人の名前からしてすでに対バン状態w
今シリーズの注目俳優は、他にも大和武士(この名前もスゴイ。4には出てない)、
本郷組若頭役もシャープでガタイがイイ。



【歌詞をメモした曲】
♪BRAZIL


【イベントメモ】
「ラクーアスパ」@後楽園
「わんにゃんWORLD 2003」@幕張メッセ
ディズニー・シー@舞浜
翔さんトークショー@新宿HMV 2004.1.24(ここに行く途中で乙三ストリートを見たんだな、たしか
六本木ヒルズ、ヴィーナスポート


【ライヴレポ(追加で別記)】
YO-KING ONE-MAN FESTIVAL@野音 2003.10.11
SOUL REBEL 2003@野音 2003.10.13は雨天による機材破損のため中止
RAKSTONE Records Presents BIG SHOT 2003 - Japanese Authentic Ska & Rock Steady Bands Convention@新宿ロフト
PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.11.24
PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.11.25
PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.12.5
PE'Z@NHK(ライブビート?) 2003.12.16
SMILEY'S SOUND SYSTEM@渋谷O-East 2003.12.29
COUNTDOWN JAPAN 03-04@幕張 2003.12.31

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