メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『国境なき医師団1 国境なき医師団とは』(大月書店)

2014-02-18 13:54:35 | 
写真絵本『国境なき医師団1 国境なき医師団とは』(大月書店)
国境なき医師団日本/監修

名前はよく聞くけど、実際どんな組織で、どんな活動をしているのか分からないものっていろいろあるな。


【内容抜粋メモ】

●命のうでわ


1~5歳くらいの子どもの腕に巻いて栄養状態を調べる道具。
穴から見える色で判断する。
緑は正常、赤は栄養失調で命を落とす危険があるため「栄養治療センター」に入院が必要。


5歳になる前に死亡する子どもの割合
(赤:200人以上、黄:100~199、黄緑:70~99、緑:21~69、青:20人以下


●アンゴラ
石油やダイヤモンドなど資源の豊かな国だが、27年も内戦がつづいた。
戦後、派遣ボランティアを増やし、栄養補給センターを設置した。

早く行けば行くほど、多くの命が救える。


●水
「難民キャンプ」:戦争から逃れた人々が集まる場所。

同じ川、湖で体を洗ったり、飲んだりしたら、コレラなどにかかる。トイレ不足も水の汚染につながる。

ヒトが生きるために最低限必要な水の量は5リットル。
水洗トイレで1回に流す水の量は6~11リットル。
しかし、コップ1杯の安全な水がないために命を落とす子どもがいる。


安全な水を手に入れられるヒトの割合(赤:60%以下、黄:61~80%、緑:81%以上


●移動診療チーム
診療所から離れている人のために薬や器具をクルマに乗せて巡回する。


●予防接種
はしか、ジフテリア、破傷風、ポリオ、髄膜炎などを防げる。
大変な技術と人手が必要。


●こころのケア
戦争、自然災害で、家族を失うなど辛い経験をした子どもは心身の健康を崩す。
話をしたり、絵を描かせたりして、辛い体験を表に出し、整理して立ち直る手助けをする。


●現地スタッフの養成
保健教育、衛生指導も大切な仕事。現地の人々はマラリアが蚊によって伝染することを知らない。


***************************国境なき医師団の歴史・しくみ


栄養失調の子どもたち@ナイジェリア

1968年 ナイジェリアで部族同士の争いが起こった
1970年 内戦が終わり、ビアフラでは飢えで約200万人が死んだ。
1971年 「もっと効果的な援助がしたい」という思いを持った医師、ジャーナリストらがつくった。

援助活動の現場で、人々が家を追われたり、殺されたりするところを目撃したら、世界に訴え証言する。


●組織

 

「オペレーション支部」
ボランティアを必要とする場所に派遣する。

「パートナー支部」
ボランティア募集、広報活動、募金活動をする。

「医療従事者」病気や怪我を治す。
「ロジスティシャン」援助物資を管理する。
「アドミニストレーター」人やお金の動きを管理する。



フランス・ボルドーにあるロジスティックセンター

センターの倉庫には、薬、無線、水道設備などの物資が数千種類あり、
どれもすぐに送り出すことができる状態で保管されているため、
緊急事態がおこっても素早く対応できる。


国境なき医師団日本
1992年に設立。2004年までに101人のボランティアが派遣された。
国内では、ホームレスのための無料診断などをしている。


「コトバがつねに命を救えるわけではありませんが、沈黙はたしかに人を殺すことができます」

1999年、ノーベル平和賞受賞の際、ジェームズ・オルビンスキー氏のスピーチ。
賞金は「必須医薬品キャンペーン」を立ち上げる費用にあてた。

必須医薬品:病気の予防、治療に欠かせない医薬品。


●MSF難民キャンプ展(2004、2005年)
実際の難民キャンプの生活を再現して、見学にきた小学生らに体験してもらった。

 


***************************身近でできること

・知識を得る
国境なき医師団日本

・参加する
・募金する
「1日50円キャンペーン」はしかなどの予防ワクチン2本分、栄養食4食分。


事務局長:アルマン・ヴィロンドー氏のことば
全6巻シリーズを通して、国境なき医師団の活動をひと言で言うなら「治療(ケア)」です。
世界で一番治すことのむずかしい無関心という名の病。
この本を読んで、助けを必要としている人々のことを身近に感じてください。


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『目でみるバイオの世界1 バイオってなあに』(学研)

2014-02-18 12:36:33 | 
学研絵とき科学シリーズ『目でみるバイオの世界1 バイオってなあに』(学研)
さすがに昭和63年初版版てことで年季が入ってて、昭和ちっくなイラストにも味がある。文字が小さすぎるのが難。
今のバイオ研究とは、さすがに開きがあるだろうけど、本書の段階だと「バイオ怖い・・・」てゆうのが感想


【内容抜粋メモ】

●バイオテクノロジー
生物のもつ特別な能力を人間の生活に利用しようという新技術。


受精卵を分割し、仮親に移植してうまれた五つ子(雪印乳業)

●食糧問題に利用
同じ面積でより多くの穀物をつくったり、より多く牛乳や肉を得られるように家畜を改良している

●不要なものから必要なものをとりだす
・下水のメタンガスを集めて発電用燃料とする。
・サトウキビの搾りかすからアルコールをとり、自動車燃料にする
・間伐材(杉などから間引いた成長の悪い木)からウシのえさをつくる。
イカの内臓から液晶、スケトウダラの骨から人工骨・人工歯根をつくる。


********************************生物学の歴史

1.仲間分けして種名をつける「分類学」からはじまった。
2.暮らしを観察し、記録した。
3.分布を調べた。


●パスツール
1860年頃、発酵は微生物のはたらきで起こると証明した。

●メンデル
数学が得意だったため、エンドウの交配実験を数学的に分析した。

「メンデルの法則」
・優劣の法則
・分離の法則
・独立の法則

●遺伝子の本体DNA発見
フリードリヒ・ミーシャー→トーマス・モーガン→オズワルド・エイブリー→クリック&ワトソン(二重らせん構造)

「分子生物学」
顕微鏡などの進歩で、化学者、物理学者も一緒に生命現象を研究した。

遺伝子操作技術が確立されて、バイオは著しく発展した。


********************************バイオの歴史

昔から微生物を利用して、ワイン、お酒、味噌、醤油、チーズ、ヨーグルトなどをつくってきた。
日本の発酵技術は世界のトップレベル。


日本酒用酵母


動植物の品種改良


ヒトは、動物を生活に役立つよう、長い年月をかけて、さまざまな姿・形に改良してきた。

ダックスフンド
突然変異の足の短いイヌと、兄弟イヌを交配すると、子の中に足の短いイヌが混じる
何代も、何代もどんどん交配すると、生まれる子犬のほとんどが足の短いイヌになる。
アナグマを狩るのに利用した(同じ親族同士だから弱くなっちゃうんじゃないの?


「突然変異」
遺伝子の一部が変化する。遺伝するので、品種改良に利用できる。


イネ
もともと東南アジアにはえていた熱帯植物。今では、寒さ、病気に強く、味が良い品種がつくられた。
「かわり穂(かわり種)」から増やす。

「人工交配と不稔」
1つの品種のめしべに、別の品種の花粉をつける。
人工交配ができるのは類縁の近いものだけ。縁が遠いと子孫を残す能力がない不稔となる。

「枝がわり」

1本の枝だけ突然変異で性質がかわる→台木につぎ木して増やす。

果物の多くは枝がわり・交配により、小さな実しかつけない野生種から、大きい実のなる品種に改良された。


生物学、生化学、分子生物学、電子工学
バイオマス、微生物育種下水処理、排物処理
組織培養、バイオリアクター化粧品、石鹸、洗剤
微生物育種、バイオリアクター食品、調味料
遺伝子組み換え薬品
遺伝子解析がん、遺伝病治療
細胞培養、細胞融合、遺伝子操作品種改良
染色体操作成長促進、めす魚生産
細胞融合、遺伝子操作、核移植、卵分割優良種生産、品種改良
人工材料、バイオケミカル人工内臓、人工骨
たんぱく質工学、バイオエレクトロニクスバイオコンピューター、バイオセンサー


********************************植物の組織培養・微生物を利用

植物の1コの細胞には、完全な植物体に再生する能力がある。
植物の細胞を培養すると「カルス(分裂した細胞のかたまり)」が形成され、芽や根が出る。

イチゴ
ウイルス病にかかると生産量が落ちる。「成長点培養」で「ウイルスフリー」のイチゴが作れる。

「種間雑種」
これまで不可能だった違う種同士の雑種をつくる。

ハクラン

ハクサイ+キャベツ(カンラン)を掛け合わせた新しい野菜。ほかにも千宝菜などがある。

口紅・石鹸
ムラサキの根を培養してとれたシコニンを配合。ほかにもソフォロリピッドをつかったソフィーナ化粧水などがある。

ハミガキ
歯垢を分解する酵素(デキストラナーゼ)を配合した「クリニカ」。

洗剤
微生物がつくるアルカラーゼを配合した「トップ」、セルラーゼを配合した「アタック」など。


********************************動植物の細胞融合、胚操作、染色体操作

「細胞融合」
異なった生物の細胞を、人工的に融合させる技術。
1978年に「ポマト」が話題となった。

細胞融合野菜・ハイブリッド野菜の種類一覧の概要

「胚操作」
受精卵の胚を分割して双子をつくったり、2つの胚を混ぜて「キメラ」をつくる技術(「鋼の錬金術師」じゃん/怖

1962年 キメラはマウスで成功した。
1965年 アメリカのハリスとワトキンスは、ヒトとマウスの細胞を融合させ、雑種細胞をつくるのに成功した(そんなことして、どうするの怖×∞
1985年 ヒツジ+ヤギで「ギープ」をつくる@イギリス(リンク先は参照
1986年 ウンシュウミカン+ネーブルで「シューブル」、グレープフルーツ+ネーブルで「グレーブル」を作出。


イネ
短期間で新品種がつくれる。病気・害虫に強く、肥料が少なく、収穫が多い。

ウシ
ふつう、1頭が一生かかって産む子牛は10頭ぐらい。
優秀なウシの受精卵を2つに分け、ほかのウシのお腹に入れて子どもを産ませると、1年間で10頭近く増やせる。


●成長促進・巨大化

「3倍体」

ふつうより染色体が多い魚をつくる。短期間で大きくなり、長生きする。


********************************遺伝子組み換え

●医薬品
糖尿病のインシュリンを合成することができる。


下垂体性小人症の治療に使われる「ヒト成長ホルモン」(住友製薬)


********************************バイオテクノロジーは安全か?

1975年、世界中の科学者がアメリカ・アシロマに集まって会議し、遺伝子組み換えの実験をする際の安全基準が決められた。
遺伝子を操作して、どんな薬もきかない猛毒をもつ病原菌をつくることもできるため。


(分かりやすい地獄絵だな

微生物をつかって遺伝子組み換え実験をする場合、微生物が出ないよう実験室のつくりが決められている。P1~P4。


P1レベル実験室(危険性のほとんどない実験)


P4レベル実験室(極めて注意すべき実験を行う場合)
・気圧を外より低くして、空気が外に出ないようにする。
・グローブボックス:直接手で触れないような箱で実験する。「バイオハザートマーク」をつける。



********************************バイオテクノロジーの未来

●食料問題、環境問題などを解決する
農薬・肥料がいらない植物、光が弱くても育つ作物、砂漠でも育つ作物など。


未来の野菜工場はこんな感じ?

●大腸菌を使って、天然にない新しい人工たんぱく質を合成する
目標は「スーパー酵素」。


●バイオセンサー

酵素や微生物などを利用して、化学物質の性質・濃度をはかる測定器。

●バイオコンピューター
ヒトの脳のようなはたらきをもたせる。

●ハイブリッド型人工臓器
人工の材料に、本物の臓器の細胞を固定する技術。


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『電気機械工業と環境問題』(ポプラ社)

2014-02-18 10:56:03 | 
『21世紀日本の産業と環境問題2 電気機械工業と環境問題』(ポプラ社)
茅陽一/監

変化と進歩のスピードが著しい分野は、発行年数が古いと、現状と食い違う部分も多いだろうけど、
汚染物質が蓄積するという性質なら、かつてこんな時代もあったっていう勉強にはなる。
これまで様々な環境汚染を学んできて、本書を読むと、各企業がいろんなエコ活動をしていて
エコ活動にやや安心したけど、巻末の執筆者を見たら、三菱電機の人たちが書いてるんじゃあんまりフェアじゃないな


【内容抜粋メモ】

●電気機械工業とは?
家庭電気製品、発電機、産業用ロボット、大型コンピュータなど、さまざまな部品をつくる。日本の製造業の中核。
つくる時も、使用する時も、粗大ゴミとして廃棄する時もエネルギーが消費される。
先進国では、大量につくられ、大量に使われ、大量に処分されている。


●新三種の神器
「三種の神器」と言われた、洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビは、1970年代はじめに普及率90%になった。
「新三種の神器」は、カラーテレビ、クーラー、カーの「3C時代」と呼ばれた。



●日本のハイテク産業
エレクトロニクス(電子工学)技術の発展により、IC(集積回路)の時代になると、
LSI(大規模集積回路)、超LSIの開発競争でも、日本の電気機械メーカーは世界でも力をふるった。


●貿易摩擦
1960年代から海外進出を進め、アジアに次々と工場をつくって、人件費を抑え、技術を移転した。
日本の工業製品の輸出が、アメリカ、西ヨーロッパを脅かし、経済的な対立が起きた。
最近は、アジアの工業発展のため逆輸入が増えている。


●フロンによるオゾン層破壊
冷蔵庫、エアコンには「冷媒」が使われている。
冷蔵庫用の冷媒としてアメリカで発見されたのが「フロン」
フロンは、ほかにも発泡スチロール、スプレーの噴射剤、半導体の洗浄などにも使用された。


フロンが入ったまま捨てられている冷蔵庫。冷蔵庫を廃棄する時、フロンが排出される。

1974年、フロンがオゾン層を壊しているのではないかと言われだした。
1995年末に国際条約でフロンの製造は禁止された


●二酸化炭素の排出
 
1人あたりの二酸化炭素排出量/日本の部門別の二酸化炭素排出量の比較

日本では電気エネルギーの約半分は、化石燃料を燃やしてつくられている。
その時に出る二酸化炭素が、地球温暖化の最大の原因となっている。


●増える廃棄物
日本では約1700万台の大型家庭電気製品が毎年捨てられている。
そのうち60%は発展途上国に輸出したり、解体して再利用している。

鉄、銅、アルミニウムなどの金属は、重さにして50%、プラスチック類は30%がそのまま捨てられている。
これらの「無害化処理」「減容化」(容積を減らす)、再利用がのぞまれる。


●電磁波の影響
電磁波に長時間さらされると、免疫力が低下するという報告もある
電磁波は、最低50cm~2m離れれば影響しなくなる。

『くらしにあふれる危険な電磁波』(ポプラ社)参照。



******************************工場などの環境対策



工場などからでる産業廃棄物は、家庭やオフィスからでる一般廃棄物の約8倍。
プラスチックくず、製品を梱包する時の木材の木くず、金属くず、薬品の廃液、汚泥(排水を固めた泥上のもの)など。
これらを再利用するよう分別回収している。

例:発泡スチロール:熱風で溶かして減容化。カセットケースなどに再生。


有害化学物質
製品や部品を洗う、色をつける、安全に使えるよう燃えにくくする、防水するために使う化学物質の中には悪い影響を与えるものがある。


環境を守る7つの法律
大気汚染防止法
騒音規制法
工業用水法
道路交通法
農用地の土壌の汚染防止等に関する法律
水質汚染防止法
振動規制法


コージェネレーション
石油やガスを燃料にしてディーゼルエンジンやガスタービンで発電を行い、発生する熱を冷暖房や給湯に利用する仕組み。



●フロンの回収

フロン回収装置は、自治体の清掃工場、回収処理業者、販売店等で使用されている

新代替物質(HFCなど)が開発されるまでの過渡的物質として、現在は「代替フロン」が使われているが、
それ自体が汚染物質とみなされている。
現在、日本には20万tものフロンが残っていると言われる。

電気機械メーカーは、フロンを回収する技術、それを約1万度で分解する技術を開発した。



電気エネルギーは、水力、石炭、石油、天然ガス、原子力(ウラン)などの資源からつくられている。
発電、送電、消費、すべての段階でムダを省くことが省エネルギー。


ヒートポンプ
ヒート(熱)をポンプのように汲み上げる技術。
電気ヒーターよりエアコンのほうが3倍以上効率がよく、経済的に部屋を暖められる。


インバータ
高速で電気の切り替えを行うことで電気の消費を調節する装置。蛍光灯にも利用されている。


電子レンジ
省エネ機器の1つ。マイクロ波は、食べ物に含まれる水分、油にはたらき、熱を発生させる。
炊飯器の保温機能より、冷蔵庫で保存し、朝レンジで温めたほうが省エネになる。


電磁調理器

シーズヒーターより約10%エネルギー量が少なくてすむ。


リモコンと待機電力
リモコンからの信号を受けるため、テレビからはいつもわずかな電流を流して電気を消費している。
家庭で1年間に消費する待機電力は、全体の1/10~1/5にあたり、電気代にして年間1~2万円にもなる。

●低電力スタンバイ
待機電力を減らす仕組み。

使わない時は、主電源を切る、コンセントを抜くこと。


氷蓄熱システム
夜間のエネルギーを蓄えて、昼間のピーク時に使う仕組み。電気料金に差をつける制度もある。


●エコベンダー
ピーク時の電気消費を減らす。自販機の寿命は5~7年だから、取替え時にエコベンダーにかえている。
1997年までに、全国に250万台(飲料用)ある自販機のうち20万台がかわる予定。


ライフ・サイクル・アセスメント(LCA)
電気製品が生まれてから、なくなるまでの一生について考えること。
たくさんの材料を使うほど、エネルギーも使うから、少ない材料で、省資源・省エネルギー製品をつくることが必要。
今の冷蔵庫は、20年前に比べて1/3の電力消費。


デザイン・フォー・ディスアセンブリー(DFD=解体を考えにいれた設計)
使いやすさだけでなく、解体・リサイクルまで考えることが重要。


解体したコピー機


●廃棄物のリサイクル
1.種類を分ける。
2.部品ごとに分解する。
3.こまかく砕いて材質ごとに分ける分離作業。


プラスチックは、同じ種類なら溶かして、もとの材料に戻せる。


●解体工場
「家電リサイクル実証プラント」茨城県那珂街に建設予定。


過剰な包装をやめる
・ゴミの減量化のポイント。使用済みの包装材をリサイクルする。
・自然素材を原料にし、ゴミとなっても土に戻る。
・発泡スチロールをやめて、古紙として再利用できる段ボールにする。


●いろいろな環境マーク
産業界とは独立した機関が、企業の申請に基づいて公平な立場から調べる。
環境にやさしい洗剤でも、原料を得るために熱帯雨林を破壊していてはダメ。
国際標準化機構(ISO)が世界標準の環境マークをもうける準備をしている。

・エコマーク

・フロン対象商品ラベル(ネットにないな
・国際エネルギースタープログラム

・リサイクルマーク
   


●地球環境観測衛星

アデオス-Ⅱ

地球環境のいまを地球の外から調べるために人工衛星が活躍している。
アメリカの「ランドサット」「ノア」、フランスの「スポット」など。


「リモートセンシング」
電磁波を使ったセンサーで行う(この電磁波は悪影響ないのか?
高度500~800kmの軌道を周る。
日米共同の熱帯降雨観測衛星(TRMM)など。


循環型社会へ

「設計」
リサイクルを設計段階から考える。

「生産・市場」
ネジ止めを少なくする部品の取替えがカンタン

「回収」
処分するものを減らす。

「分離・分解」
こまかく分離分解する。

「再生」
材質ごとに分別整理する。


できるだけモノを修理しながら長持ちさせ、リサイクルできるような社会に全面的に切り替えることが必要。

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