メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

減らしたい!食品ロス@あさイチ

2016-03-16 15:08:13 | 日記
減らしたい!食品ロス@あさイチ

上野の百貨店で開かれた「食品もったいないセール」
 
お客さん「賞味期限が短いと分かって買うのは問題ない」

 


 

 

この百貨店でセールの前日、消費期限がせまっている食品の在庫が大量に運びこまれた。


そのほとんどは、まだ期限より日のあるものばかり


 

製造日から1年以内でないとスーパーなど小売店が買わないため、最悪、廃棄処分となる。
(それで、横流しなどにつながるのか


●日本の“商慣習”「3分の1ルール」は2回ある

2番目のタイミング:販売期限が過ぎると店頭から撤去されて、最悪、廃棄処分となる。

1990年代くらいから始まった、一定の鮮度で安全に食べてもらう理由から作られたルール。
買われてから家庭でも保管される期間も含めているため。
かつて「製造日」だけだったのが「消費期限」に表示変更された時期、鮮度への意識が高まった。

「納品期限」は海外にもあるが、日本は比較的、厳しい規準になっている。
それは“コストへの転化”にもつながってコストアップにもなるが、企業努力はされている。

アメリカは「納品期限」は1/2、フランス、ドイツは「販売期限」まで商品棚に並ぶ。
日本もこのルールを見直す動きはあるが、
消費者の“鮮度への意識”が厳しい+気候の違い(高温多湿で酸化しやすい)もある。


●「消費期限」と「賞味期限」の違い

「消費期限」はお弁当など“劣化しやすいもの”

期限を決めているのは、各食品メーカー、製造元。輸入食品は輸入業者か販売元。

新商品が開発された際、その食品が食べられる限界を調べているのではない。
例:インスタントラーメンなら「8ヶ月」をめどにしている。統計データで決めた。


八王子にある大手即席麺メーカーの研究所


食品を素早く劣化させる機械
 
高温多湿の内部で食品を一気に劣化させ、数週間で8ヶ月後の状態にできる機械(これも相当なロスだね・・・

チェックポイント
・即席麺は微生物は発生しない。
・油の酸化などで健康に被害をおよぼさないかどうか。

・官能検査=美味しさ、味覚、臭い、見た目。5段階評価で3程度より上が求められる。


「安全係数」

「係数」の規準はメーカーごとに違う。即席麺は0.8なので6ヶ月で販売

専門家:
大体の食品は、期限が過ぎても食べられる。
でも、期限過ぎてから食べて、もしお腹を壊したら自己責任。
昔は「消費期限」と「賞味期限」はなかった。個人の「五感」もたいせつ。


●食品ごとの「これはいつまで大丈夫?」
(こう細かく教えてもらいたがる時点で日本人は細かいんだよね、よくも悪くも

卵:
生なら産まれてから、27度の保存で期限を決めている。
冷蔵庫に入れていれば、庫内は10度に保たれているので1ヵ月は大丈夫。季節により50日は大丈夫。
それ以上過ぎても加熱調理すれば大丈夫。
茹でるなど加熱すると傷みが早まる→最大5日
アメリカでは期限は書かれていない。

缶詰:3年がめど。一番長くもったものは15年。中身の味付けが濃いもの。

パスタなどの乾麺は、かなりもつ。

なめこ:
期限がない! 水煮、塩水で漬けてある瓶詰めは1年。缶詰タイプは3年くらい。
缶詰は、超高温加熱処理・密閉したレトルトのほうがもつ。

開けたらすぐ食べる
真空状態から開封すると、すぐ雑菌がつくため、酸化・腐敗が始まる。2日~1週間ぐらい。


「食品ロス」の半分は家庭から出ている(これが一番衝撃的じゃない?!
 
買ったまま忘れたりしていたり、食べきれなかったり

主婦:
葉物野菜のシナシナしてしまっている外側の2~3枚はむいて捨ててしまう(そうそう。こっちは家庭の慣習だね
肉・魚は密閉して冷凍庫に入れるが、風味が変わってしまう。
突然、子どもが帰ってきた時などに、冷蔵庫に何もないのが不安。


冷凍方法を工夫して保存期間を延ばす~「マイナス18度キープ」で腐らない冷凍庫


腐らなくても、美味しくなくなる→「乾燥」が原因。
買ってきたトレーのまま入れると、中の空気が酸化のもとになる。乾燥を防げば、食品ロスも減る!


●保存術「トリプル巻き」(今度はラップの大量消費でまたゴミが増えるじゃん

専門家:
トレイの中は空気だらけ。乾燥&空気ですぐ酸化する。
一番気をつけてほしいのは、ラップに包む際、だんご状にしないこと。
丸く厚みのある状態で冷凍すると、凍るスピードもゆっくり、解凍する時間もかかる。
密閉袋に入れる際は薄く伸ばし、徹底的に空気を抜くのがポイント。

冷蔵庫の開け閉めを頻繁にするほど庫内の温度が変化して、食品保存に影響が出る。


2倍ほど長持ちする。ひき肉なら冷凍で1ヵ月はもつ


●葉物野菜の保存方法
野菜の特性をいかして保存する。基本は乾燥させること。水分に雑菌がつく。
高齢化が進んで食べる量が減っているのも一因。

その他:
砂糖と塩は永遠! 食感は悪くなる。
缶コーラ:味は問題ない。炭酸が抜けるタイミングで決められている。缶の清涼飲料は1年ぐらい。
水は2年。量が蒸発して減り、劣化する。




「もったいない」と言いつつ、スーパーに行けば、たくさんの商品の中から選ぶ楽しみがあって、
同じ牛乳でも、手前に置かれた古いものを避けて、新しいほうを選ぶ自分がいるのもたしか。

私は、もともと食が細いので、まず自分が食べられる分しか買わない。
期限をそれほど気にせず買って、パンなどは冷凍庫に入れて、期限の確認もせずに食べているが、それでお腹を壊したことはない。

工場が大きくなり、食品の製造・流通過程が見えない今日。
昔に戻って、野菜は八百屋さん、魚は魚屋さんに行って、
買い物かごを持って買う商店街スタイルに戻ればいいのかも。



実家はスーパー並みにあらゆるものがデッドストックになっていて、
冷蔵庫の中も、奥に新種の生物が暮らしていても分からないほど

親は毎年、食べきれないほどの野菜を作っては、捨て、作っては、捨て。
さらに生協やスーパーに出かけて買ってるし

農作業が親の健康維持につながっているのなら、それも1つの意味になるのかもしれないが、
あふれて大量に捨てているのを、食べ物のない人に均等に配分すれば、世界中の飢餓はなくなると分かっていてもやらない。
食品ロスは、都心だけの問題じゃなく、日本だけの問題でもなく、1人1人の意識の問題だと分かった。



他にも私がずっと気になってるのは、よくテレビで政治屋が会議を開くたびに机に置かれているペットボトルの水。
あれって必要? 飲んでるの? ちょっと飲んで、余ったら捨てるの???

全部「諸経費」で税金からものすごい勢いで予算から落とされているんじゃないだろうか。
お茶ぐらい、各自水筒に入れて持ってくればいいのに。
「そうするもの」「そうしていいよ」て誰が決めたんだろう?

「黒塗りの車」とか、密談(もしくはもてなし)するための料亭での高級料理も全部「諸経費」?
交通費も全部自腹にすればいいのに。

ネットがあって、オープンな政治を目指しているなら、それぞれ使ったもの、買ったものを全部公開すれば
きっと、宇宙的規模のロスがあるんじゃないのかな。


追。
昨日、ジムで奥さま方が、まさにこの「あさイチ」の話題をしていた。
影響力恐るべし!!


コメント

NHK大河ドラマ『真田丸』 第6回~第10回

2016-03-16 14:09:08 | ドラマ
NHK大河ドラマ『真田丸』
毎回、話の後に紹介される長野の変わらない盆地などの景色が美しくて楽しみ


第6回「迷走」
 

追い詰められた姉・松は、湖に飛び込んでしまい行方知れず。
夫・小山田茂誠は「ここに残る」という。

真田昌幸は、滝川一益に真田がもっとも信用できぬと思われ、人質をくれと言われ、
母・とりが行くことになり、世話役としてきりも同行し、沼田城へ。

出浦昌相(信濃国衆の一人)「乱世なればこそ、すっぱが死ぬ時は信用を失った時」
昌幸は、「今、北条が攻めてきたら真田は終わる」と国衆に北条につくと言う。

北条「東国の覇者はこの北条w」

源次郎は戻り、失敗を詫び、梅に弱音を吐く。
源次郎「ずっと兄より才があると思っていたが自惚れだった」
梅「もし真田の里に何かあれば、お助け下さい」

姉は生き延びていたが記憶喪失? マンガみたい。

明智を討ったのは、羽柴秀吉(コヒさんだ!w 官兵衛はどこ?


源次郎
「たとえ領主が変わっても、この信濃の景色は変わらない。いつも静かにあの山々はそこにある(今もあるよ
 信濃は日本国の真ん中ですから。信濃に生まれたことを誇りに思います」

この言葉に感慨深い昌幸「良き息子じゃ」と言い、腹をくくる。

昌幸
「誰の下にもつかん。みなこの信濃が欲しいのじゃ。よき材木がとれる山々がある。それを運ぶ川もある。
 よい馬もある。人の集まる街道もある。要だからこそ大名たちは押さえようとする。
 この信濃があるかぎり、わしらは大名らと対等にわたりあえる。2つの城を取り戻すぞ!」

北条は滝川を攻める。


 

 
真田昌幸が沼田平八郎景義の首を実検の後、載せた石




第7回「奪回」
 

北条に攻められ敗退する滝川。昌幸はその隙に母・とりを助けるため源次郎を向かわせるが、
とりは滝川が連れていった後だった。混乱に乗じて城に入り、とりときりを見つけたはいいが、
真田の裏切りがバレた上、源次郎まで見つかり人質にされる。

「清須会議」が迫っているため、滝川家は木曽に向かい、人質を譲るが、結局、会議には間に合わず。
映画『清須会議』(2013)では、滝川さんはやたらと道に迷ってたどり着けない変な人に描かれてたのに全然違うね。同じ三谷さんなのにww

とり「思い通りにならない時こそ、望みを捨てなかった者に道は開けるのです」

とりを人質にとった木曽義昌は、子どもの頃から知っていて、事情は逆転。
とりは残り、きりは戻る。

また役目を果たせずガッカリして戻る源次郎。源三郎は岩櫃城を守るのに精一杯。
父に詫びると
「源次郎は勘に頼りすぎるから失敗が増える。源三郎は真面目で面白くない。2人合わせて1つ。面白くなくては人は動かん

昌幸は、今度は源次郎を真田信尹(昌幸の弟)の供につけ、上杉家の家臣となった春日信達を北条に寝返るよう説得するよう命じる。

信尹「源次郎はわしのようになりたいと言ったが、わしのようにはけしてなるな」

 

 



第8回「調略」
 

出た、海津城! なんだかシンプルすぎない?


北条の狙いは信濃。
信尹は早速、春日を説得する。「理屈を通そうとすると、人は心を閉じる」と源次郎に説得法を教える。

なかなか連絡が来ないため、昌幸は、北条氏に春日を引き入れたとフェイントのウソをつくと食いつく。
勝った暁には、海津城を春日に渡すと一筆書いたものを春日に渡し「父上の海津城を取り戻せ!」とたきつける。

北条vs上杉は、千曲川を挟んで対峙する。そこに春日の磔姿!
実は、信尹は春日を刺し、上杉に裏切りを伝えた。

これで上杉は国に帰り、北条は甲斐に向かい、信濃はカラッポになり、これぞ昌幸の思うツボ。
上杉「つくづく人の心は分からぬものだな」

ショックの源次郎「オレはあの人たちが恐ろしい・・・」

昌幸「信濃は国衆がおさめる。大名などいらぬ。我らだけの国を作る」(独立国家)
(リーダーを作らず、代表らで決めるのは未来的だ


 

 

 

 


第9回「駆引」
 
(観る間が2週もあいてしまうと、前回までのあらすじをキレイサッパリ忘れてしまう
 だから、つづきものは、できれば時間のある時に、ゆっくり続けて観たいんだ

昌幸の「国衆で信濃をおさめる」というアイデアを珍しく絶賛する室賀氏
(源三郎がなにか言うたび、「黙れ、こわっぱ!と見下す室賀の口ぐせや、
 ばば様の「ああ?」と聞こえないフリのお決まりシーンはいつ観ても可笑しい

源次郎は、父への不信感がぬぐえず、梅に相談すると、

戦にならなくてよかった。戦になれば、田畑は荒れ、食べ物の奪い合いになります。
 それに大切な人を戦に送り出すのは辛いことなんですよ。最後の別れになるのかもしれないのですから。
 
 戦って勝てばそれで良いのですか?
 みんな死んでしまって、自分1人になってしまったら?
 大事なのは人の命をできるかぎり損なわないこと」

「お梅、お前はなくてはならぬ人だ」

出浦氏は、昌幸こそ信濃をおさめるリーダーにふさわしいと説得すると、また迷う昌幸。
「わしでいいのでしょうか? いいえ、武田信玄公の代わりがいるわけがない」

北条氏に攻められた徳川家康は、真田を味方につけようと書状を出す。
昌幸は腹をくくり、まずは徳川と組むフリをして力をつける策を練り、息子を送る。

源三郎は、家康に「諏訪、甲斐、沼田」を返すように条件を出して、家康は空約束をする。
(最初は軽いところから言い始めて、相手に承諾させ、最後に大きな買い物をさせるセールスマンの常套手段じゃん
これで北条氏と縁を切った真田家。国衆も納得してまとまる。

北条攻めに策を出す源次郎。
「小諸をおさえれば兵糧を絶ち、あとは徳川軍に任せれば、真田軍は被害を出さずに済む」



 

この策は大成功して安堵したのも束の間、徳川&北条が和睦し、信濃を分け合うという一報が入り、またまた大混乱。

 

 




第10回「妙手」
 

源三郎と源次郎らは徳川に乗り込み、上杉から徳川家を守るために「海士洲」に城を建てて欲しいと願い出る。
その真意は、後々、攻めてくるであろう徳川軍から信濃を守るための城を、徳川に建てさせるというもの

家康はその代わり「沼田城」を返してくれという。
人質の中にばば様がいると知り、返すことで納得させようとするが、
激怒した伯父・矢沢は73歳という齢で戦でなかなか踏ん張る。
北条氏は「根絶やしにせよ!」と命令。

昌幸は、裏切りで激怒している上杉のことは「源次郎に任せる」と送り出す。
刀に囲まれながら、源次郎は策を話す。

「真田家は徳川の家臣にはなりません。武士としての誇りを守りたい」

と、上杉の筋を通したい心情を突いてから、「戦芝居をうって欲しい」と願い出る。
上杉が真田を敗った勢いで北条を攻めるという噂をたてれば、沼田どころではなくなる。
上杉は「面白い」と乗り、この策も大成功。

北条氏は徳川にもう一度真田を説き伏せてくれと頼み、「真田、そろそろ死んで頂きましょう」と助言する家臣。

梅には源次郎の子どもが出来て、「私の妻になってくれないか?」「その言葉を待っておりました」


 

 

 
三方原は家康と武田軍が戦って、徳川勢が大敗した地。その時の悔しい姿を像にするって、本人が怒るんじゃないの?w




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