メランコリア

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ふるさと納税で楽器寄付@週刊まるわかりニュース

2019-12-23 17:23:11 | テレビ・動画配信
三重県いなべ市の中学校
吹奏楽部の部員は1年生と2年生合わせて35人

クラリネットやサックスは全て寄付された楽器
部員の約2/3は寄付された楽器で演奏している

部活で以前使われていた楽器を見せてもらう
随分古くて、錆びたり壊れているものもありました
中には自分で応急処置した楽器も






吹奏楽部で使う楽器は高いもので数十万円
中には100万円を超えるものもあるんです
なので新しい楽器を買うのが難しくて
満足に演奏できないことも多かったそうです

昭和50年代から使われてきたトランペットを吹いてみるとまともな音が出ない


ふるさと納税を活用
その状況を知って、地元のいなべ市が動きました
いなべ市役所政策課 佐藤さんは、ふるさと納税を担当している

予算が限られている中でどう楽器を集めるか考え
ふるさと納税を活用するアイデアを思いつきました






佐藤さん:
自分が大事に使っていた学生時代の思い出が詰まった楽器を
これからの次世代に繋いでいくっていうストーリーで始めました


いなべ市が行なっているふるさと納税の仕組み

1.まずホームページで必要な楽器を募集します

「毎年卒業式に吹く曲にコルネットが欠かせません
 時期になると他校からお借りしている状態です」

2.査定
寄付をしたいと思った人は、市と提携した専門の会社に楽器を送って査定を受けます
使えるとわかった楽器は市に寄付され
寄付した人は楽器の査定額に応じて税金が控除されます






去年10月から始まったんですが
この1年間で全国各地から約120の楽器が寄付された

部員:めっちゃ嬉しかった(とってもいい笑顔

部員:
バストロンボーンに憧れていた
見たこともなくてずっと憧れていた
それが寄付されて、叫ぶくらい嬉しかった

Q:できる曲は広がりましたか?
部員:広がりました

寄付した人達をこのコンサートに招待
先月、コンサートに出演した中学の吹奏楽部
この日はプロのオーケストラとの共演です

いなべ市は、ふるさと納税の成果を見てもらおうと
楽器を寄付した人達をこのコンサートに招待しました




娘さんの思い出が詰まったテナーサックスを寄付したご夫婦:
娘は高校の吹奏楽部でやっていて、そこだけで終わってしまって
もう日の目を見ることはないと思っていたので
楽しみに聞かせてもらいます





3曲演奏し、大きな拍手が起きる

部員:めっちゃ吹きやすいです

アナ:今日はテンション上がった?

部員:はい

コンサートを観た夫婦:
テナーサックスを寄付することによって
子どもたちの成長に役立つのは、すごく意味があったかなと思っています


家庭で眠っていた楽器が、再び音色を奏で始めています

学生時代吹奏楽部だった女子アナウンサーがトランペットを吹く




アナ:
中学、高校と6年間使った楽器です
やっぱり楽器って青春の思い出が詰まってるんですよ

だから楽器を寄付する方も、想いとか応援メッセージを書いて手紙を添えて
そのメッセージが部員の方にとって励みになっていると言っていました

(高級牛肉目当てにお金を払うよりもずっといい試みだと思う


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