メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

絵本『なまえのないねこ』 竹下文子/文 小峰書店

2022-04-03 12:37:00 | 
「町田尚子 まとめ」に追加します


2019年初版 2021年第16刷
かなり人気の一冊
猫好きの家にある確率高い


竹下文子
1957年 福岡県生まれ
東京学芸大学教育学部卒業
猫飼い歴35年
現在5匹 瑠璃、真鈴、きなこ、クレ、コマ

町田尚子
一緒に暮らしている猫の名前は白木とさくら

やっぱり飼い猫がいるんだね
じゃないとここまで愛情たっぷりに
細くリアルに描けない

野良猫が遠くから家猫を見ている
小さい姿がおかしいくて愛おしい

最後にホロッとくる話だった


【内容抜粋メモ】

誰にも名前を付けてもらったことがない

小さい時はこねこ
大きくなってからはただのねこ

まちの猫たちはみんな名前を持っている

靴屋さんの猫はレオ
箱に「捨てないで」って書いてあるw





本屋さんの猫はげんた
お客さんが必ず声をかけていく




書店の一番見える棚に町田さんの絵本が飾ってある!
こうしたちょっとした悪戯心が楽しい


八百屋さんの猫はちび
「昔は小さかったんだけどね」って言われてちょっと恥ずかしそう
ほっぺのハミ肉が愛おしいね





お蕎麦屋さんの猫はつきみ
パン屋さんの看板に「みけねこパン200円」ってすごい気になる




女の子のカバンも猫だし
この子は一番最後に出てくる子で
ちゃんと伏線になってる



喫茶店の猫は名前を2つ持っている
どっちで呼ばれても返事する


お寺の猫の名前はじゅげむ







いいなあ僕も名前欲しいな
自分でつければいいじゃない 好きな名前を


街中を歩きながら名前を探す
犬にも花にも名前がある
わんこの絵も可愛いな








こら あっちいけ シッシッ
そんなのは名前じゃない
今時いるのかね シッシッていう人/悲






雨宿りしてると女の子が声をかける
綺麗なメロン色の目をしているね






この横顔は本当に素敵





わかった
欲しかったのは名前じゃないんだ
名前を呼んでくれる人なんだ






メロンって呼ばれて一緒についていく





動物と一緒に暮らす時に名前を考えるのはとても楽しいことだね








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