メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

茅ヶ崎に背を向けて

2008-08-15 23:55:55 | 日記
先週のMステ・サザンぶっとおし1時間SPの録画ビデオをやっと見た
ずっと生演奏だけならいいのに、歌った後にすぐトークが入ったり、
他の歌手の思い入れたっぷりコメントVが入ったりして中断しまくり。
たしかテレビが苦手だった気がする桑田さんが無理してないか心配になってきた/苦笑

歌ってる間中もウルさいほどカメラが寄って、優しい桑田さんはそのたびリアクションするサービスぶり。
それにしてもあんなに歌詞カンペ見ないと歌えない大スターも珍しいw
桑田さんのカラオケ姿を見てるみたい。そゆとこもひっくるめてみんな大好きなんだけど。
むしろ歌詞なんかどぅーでもいいから、自由に歌えばいいのに(下に歌詞を表示させなきゃいいのにね

ファン投票によるカウントダウン20も比較的最近のいわゆるヒットチューンの王道がランクイン。
初期のアルバムが好きなわたしとしては、ここ数年のヒットメドレー的なセトリは食い足りない気も。
なんだか高音域が辛そうだったし。でも、基本的に桑田さんて昔からあんまし風貌が変わらない/驚

これだけリアルタイムでニッポンを背負っちゃってるメガバンドを、何故いま活動中止させなきゃならなくなったのか。
この奇跡のメンバーのまま、ふつーに70歳や80歳まで演ってる気がしてたからなおさら。
どんなワケがあるにせよ、いつかまたこのメンバで元気にステージに戻ってくることを信じて。

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スカパラ@いいとも

2008-08-15 23:54:55 | 日記
pupa(高橋幸宏の呼びかけにより、原田知世、高野寛、高田漣、堀江博久、権藤知彦の計6人で2007年夏結成)の次としてスカパラがいいともに出演(月曜の話

ツアー関連で「城めぐり」してた渋い話から、美味しいものの話などなど。
川上さんが今まで食べた物の写真を必ず撮ってて、「あとで見ると楽しい♪」って
友だちの「食べ物フォルダー」とまったくおんなじコンセプトではないかっ!?爆
タモさんの後ろで、またサイコーのリアクションを見せてる欣ちゃんが可笑しいv

そして、100人アンケートでは、バンドが来年20周年を迎えるってことで、
最初のアルバムを出した「1989年11月生まれの人」て質問で見事に0人w

友だち紹介では、客のゲストを名残惜しむお決まりの「えーーーー!」て声が
川上さんの「なぎら健壱さんです」て紹介が早かったためか、まるでなぎらさんへのブーイングみたいなタイミングになってしまって爆笑!!!×3000
「なぎらさん、客からブーイング出てますよ。でも、明日は客も入れ替わるからきっと大丈夫でしょう」て笑った!

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ラーメン会

2008-08-14 23:55:55 | 日記
ひさびさラーメン会。場所はぶくろサンシャイン内の「青葉」さん。
いつものようにスタンダードなやつをチョイス。てか、メニューがとってもシンプル。
スープの味もクセがなくて食べやすかった。
優しいライブ友さんが特製ラーメンにのっかった玉子とチャーシューを分けてくれて、
とっても豪華に変身~!玉子もチャーシューもとろとろで柔らかいv
店を出る頃には、たくさんの人の列ができてた/驚
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手作り封筒

2008-08-14 23:54:55 | 日記
以前、派遣で行ってたPOP屋さんでもらった紙で器用に作ってくれた手作り封筒をたっくさんもらった!わーい!!!
文房具大好きなので、見てるだけでも楽しい。カラフルでいろんな大きさがあるから、
どんな時に使おう???て夢がふくらみます。
ありがとううううう!!!

その後、マックの100円コーヒー飲みながら、いつものようにライブ話で盛り上がる。
遠征帰りに青春18きっぷ使って10時間の鈍行の旅ってすげいや!!!驚×300
でも、どのみち高速バスで8時間かかるなら、ゆったり座れて、駅弁食べて、
景色見ながらのゆったり旅も楽しそう♪♪♪
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red cloth The 5th anniversary@紅布

2008-08-12 23:55:55 | 音楽&ライブ
【red cloth The 5th anniversary】@紅布
OPEN:18:30 START:19:00

ロッキンエノッキーワンマンバンド
初見。名前のごとく、ギターとバスドラとシンバルを一人で演奏。
選曲はバディ・ホリーなんかの'30-'50年代グッドオールドミュージック系?
でも、見た目がジョー・ストラマーぽくなかった?w
とにかくワンマンバンドだから1曲が短く済んでしまうため、すごいたくさんの曲を演奏してた。
♪Take the A-Train、♪Sentimental Journey、♪All of me とかスタンダードもあり。
Beatles のアルバムで聴いたことある♪Act Naturally もあった気が。。?
レコ屋に行くとつい「ムード、その他」ってコーナーを漁ってしまうってw
8/27にはハッチさんと競演予定@風知空知。スタパも気になる。


ザ・ブルードーナツ
相変わらず甘~くてムーディーな大人ナンバーに酔った
新曲も数曲披露。カズさん曰く「まったりした曲が多いから、たまには景気いい曲も作ろうかな」
せっかくのMCに反応の薄い他の2人に「返事がないよね。いいよそんな社交辞令みたいなのは」w
後ろでブラサキメムバも見てた(cohさんカッチョいい!

浜辺シゲキ(with MABO[The88]/クスベシンヤ [RadioCaroline]/TONE[ToneQuartet])
F氏オススメのこちらも初見。浜辺さん、こんな可愛い感じだったかな?
オールドジャズちっくなものあり、スカやラテン系もあり、バリバリロックナンバーもあり、幅広い!
こないだ借りたデモアルバムの中の曲もあったしv 背中でギターを弾く技も健在。
たしか以前見た時はベースの方がウドベを回したり、その上に乗ったりしてた記憶があるんだけど/驚
女子のファンも多いのはレディキャロつながり?


Bloodest Saxophone
ブラサキサイコー!!!!カッチョいい男たちが、それぞれがっつりサイコーの仕事をしてくれる。
それも毎回サイコーなモチベーションで。
パパさんのドラムがドカドカ鳴って、タケオさんのウドベはブンブン鳴って、
shujiさんのギターが心地よく胎に響いて、甲田さんのテナーは魂がどっさり入ってるし、
cohさんのトロからは火を吹いてて、ユキサマは・・・お客さんに「みなさん、ふざけんなっ!」ってガンを飛ばしたのにまたF氏がツボった模様/爆
いつもの間違いないキラーチューンとアンコールの♪Tequila に至るまで音が大爆発してた
cohさん+甲田さん+ユキサマ3人コーラスの曲も面白かった。

レコーディングも無事終わったみたいでお疲れ様です!!!
てことは、近いうちにレコ発ワンマンも期待してていいのかな?(またクアトロ辺りで?
スナックはまだ情報載ってないけど8/30らしい。
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ustream

2008-08-11 20:55:04 | 日記
今日読んだ記事の中にゆうちゅうぶに似た動画の投稿サイトで、ケータイやデジカメ、パソで
撮ってる映像をそのまま生中継できるってゆうのを初めて知った。
ustream
記事ではアキバの殺傷事件を通りがかりの人たちが写真を撮ってブログに載せたり、
動画を撮ってustにアップしたり、記者と同様に報道できるようになって、
ネット時代における「マスメディアと野次馬との違いは一体何?」て話に考えさせられた。

ストリートビュー
めざましで紹介してたこちらのgoogle map の発展版では、クルマに360℃映せるカメラをくっつくけて、町のあちこちを丁寧に走り回って撮った映像で地図が見れるサービスを開始。。すげいや
びゅんびゅん未来になって、データになった情報がリアルにかつタイムリーに手元に届いて
便利で頼もしい反面、使い方によってはコワイかも?


週末F氏に絵本&児童書のよさを熱く語ってたら、なんだか無性にまた図書館に行きたくなって、
急にネットで調べて、mapや貸出方法を大量にプリントアウトしたv
定時が早くなった分、会社帰りとかに寄ってみようか。

東京図書館制覇!
こんなサイト発見。みんな面白いことしてるなあ!

『パンダフルライフ』8月30日劇場公開
デスクトップにもパンダがやってきた。をあげると、一日一言格言をくれるらしい。
今日のマイパンダの格言は・・・「忙しくても大熊猫の手は貸しません!」だってw
壁紙にも設定したら、、、ヤヴァい、見られてる!なんでパンダってヒトっぽいんだろう/爆
こーゆーヒトいるもの。あんまし熱視線だったので、めんまさんにチェンジですw

こないだ母親が送ってきてくれた果物の中にあった小さな柑橘類は、、、これだった。
クレメンタイン


半身浴する際に、また古いテープを漁ってきて流してる。
その中で、こんなステキコンピを掘り出したv
スカ&レゲエ好きなら、どこにいようと確実に踊り出す1枚。

NOW REGGAE
まだまだ夏です

photo;
実家の庭に咲く花シリーズ。これは、、ジニアだって。

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『冬の嵐』

2008-08-10 19:30:29 | 映画
『冬の嵐』~Dead of Winter(1987)アメリカ
監督:アーサー・ペン
出演:メアリー・スティーンバージェン、ロディ・マクドウォール、ヤン・ルーブス、ウィリアム・ラス ほか

すっかりお馴染み?近所のレンタル屋の1週間100円VHSシリーズ。サスペンス編。
毎日、暑い日が続いているので、真冬、それも雪に閉ざされた小さな町を舞台にした今作で
すっかり体感温度が下がりました(暑さって気持ち次第なのかも?

story
大金がらみの殺人事件が起こる。殺されたのは若い女性ジュリー。彼女の指は1本切り取られていた。
売れない女優ケイティは、オーディションに受かって大金の契約を結び、夫ロブを残して、
使用人マーレーが運転する車で人里離れた雪深い小さな町の立派な屋敷へ。
医師を引退して趣味の映画作りにプロデューサーとして関わっているルイス博士は、
ケイティを丁重にもてなし、あるサスペンスもののセリフを渡して、彼女に演技させ、
ビデオに撮るも、そのテープはケイティに瓜二つな女性イブリン宅のポストに投函される。
異常な状況に気づいてケイティは逃げ出すが、吹雪のため先に進めず、屋敷に戻されて、
睡眠薬・鎮静剤の注射を打たれ、目が覚めた時には左手の指が1本切り取られていた。。

主演のメアリー・スティーンバージェンが3役を演じている。
あまり好きではないタイプだったからか、現在のスリラーものに比べてテンポが遅いためかちょっとイライラさせられた。
ああ、ここにさっきのシャーリーズ・セロンがいたら、鉄の棒で怪しい男たちを一発で倒してくれただろうに。。
撮影スタッフもいなくて、吹雪とは言え、いつも電話が不通の時点で充分疑ってもいいはずでは?
一度逃げて戻されてるのに、出されたココアを何の躊躇もなく飲み干すのもあり得ない。
注射されて朦朧としてたとしても、せっかく来てくれた警官をみすみす帰してしまうのも納得いかないし。。
・・・って、ホラー映画の見過ぎですかっ?!苦笑

機械仕掛けの家ってゆうのがもうちょっと伏線になるかと思ったら、
意外にカラクリ屋敷ってゆうほどでもなかった(熊を狩る道具が使われるのは読めた
でも、昔のサスペンスは胃が収縮するような心理的な怖さの演出方法がちゃんとしてるから、
最近の暴力、性的描写、アクションで誤魔化された大味なものと比べたらしっかり味がついてる感じがする。

とにかくロディ・マクドウォールのほんとに異常な怖さはズルい!
『サイコ』のアンソニー・パーキンス並みの怖さ(屋敷にこんな人がいた時点でわたしなら帰る
今みたいにケータイで外部と連絡をとる手段がないのもミソ(公衆電話か家電に頼らざるを得ない
そして、「雪に閉ざされた人里離れた屋敷」ってゆう閉塞感、外界とシャットアウトされてる逃げ場のない空間が否応なしに恐怖感を倍増させる。

観終わったら、一気に暑気が戻ってきた

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『コール』

2008-08-10 15:54:57 | 映画
『コール』~TRAPPED(2002)アメリカ
監督:ルイス・マンドーキ
出演:シャーリーズ・セロン、ケビン・ベーコン、ダコタ・ファニング、スチュアート・タウンゼント、コートニー・ラヴ ほか

まだまだ続くよ近所のレンタル屋の1週間100円VHSシリーズ。
なんだかちょっとミステリーやサスペンスに興味が移ってきてる。
でも実は以前、母親が機内で夢中で観たって勧めてた『フォーン・ブース』と勘違いしちゃってた
まあ、次の機会に観るとしよう。

story
完全誘拐を自慢にして計4回も犯行を重ねているジョーと相棒の妻シェリルといとこのマービン。
次のターゲットは、麻酔を専門とした医師ウィルの家族。
美しい妻カレンといた一人娘アビーが誘拐され、ジョーはカレンと共にいて行動を監視、
マービンが人里離れた小屋にアビーを監禁、シェリルはウィルを監視。
カレンが25万ドルを別の銀行に移して、夫が降ろし、シェリルに渡す。24時間キッカリの犯行計画。
唯一、アビーが重度の喘息患者だったことが計算外だった。。

ジョーらは単なる遊ぶ金欲しさだけじゃなく、昔、自分たちの娘ケイティを手術の失敗で亡くした復讐であることが後半で分かる。
ミステリーってゆうほどの謎解きや、ドンデン返しもなく、アメリカ映画らしい脚本で、家族の絆がテーマ。
ラストはお決まりのカーアクションなんだけど、父親の操縦する小型機が高速に突っ込んで、
他のクルマを大勢巻き込んだ末、娘を乗せたトラックまでも横転させてしまうのはどうなの???
セロンが今までの鬱憤を晴らすべく、ベーコンに一発、鉄の棒で殴るシーンを観て、
やっぱりアメリカ女性って・・・強い!

キャスティングがすごい豪華。
シャーリーズ・セロンは言わずもがなの演技力で娘を誘拐された母親の苦痛の表情が鬼気迫る。
ケビン・ベーコンも好きな俳優のひとり。青春映画に爽やかに出てた頃が懐かしいくらい、最近は怪役がハマってるw
ダコタちゃんは「宇宙戦争」などなど次々と大作に起用されている子役。
この年齢にしてすでに注目すべき演技力で、順調なキャリアを積んでいる。
スチュアート・タウンゼントは以前観た『ひかりのまち』にそいえば出てたな。
コートニー・ラヴは経歴調べたら何気に凄かった。
「ホール(hole)のボーカルとギターを担当。またニルヴァーナのカート・コバーンの妻としても有名。カートとの間に生まれた娘のフランシス・ビーンもモデルとして活動している。・・・『ストレート・トゥ・ヘル』でジョー・ストラマーらと共に出演している。」(ウィキ参照)
そーだった、思い出した。強烈なキャラだもんね。

撮影監督のピョートル・ソボチンスキーに捧げる一文が流れて、もしや今作ラストの激しい
カーアクションに巻き込まれて亡くなったのでは?と思ったら、心臓発作だったみたい。

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ブラストⅡ(ネタバレ注意)

2008-08-09 23:55:55 | 演劇・オペラ
blast2

16:30開場、17:00開演だったから、早めの夕飯チャージv(豚キムチ丼美味しかった!
国際フォーラムは何気に初めて?2階奥か3階前か迷った末、3階にして大正解!
3階前から4列目、ど真ん中で見やすいし、ステージの隅から隅まで、奥行きまでもわかる。

○△□の形がキーポイント。美しくドラムを叩くシーンから始まって、さまざまな形で遊ぶ。
とにかく、大好きなホーンがたっぷり聴けて、ダンスとバトン、音楽と光のアートの組み合わせが新鮮な驚きの連続!
夢の世界。天国がもしあるとするならこんなところじゃないのかな。ヒトの表現する美しさに感動。
ヒトは戦争などの地獄も作れる一方で、こんなに歓喜の天国も創りだせるんだ

楽器が奏でられるだけでも充分素晴らしい才能だと思うのに、その上踊れて、歌えてって、
どんだけ多才な人たちの集団なんだろう!!!
吹きながら様々なフォーメーションを組んで動いてくときも、もの凄く早い展開で複雑に入り乱れて、
よくぶつからないものだ。ステージの床にはいろんな線が描かれてて位置の目安にもなっていたのかも。
寝ながらホーンを吹いたり、トランポリンで跳ねながらホーン吹く人を初めて見ました/驚×5000
一体どれくらい稽古を積んだんだろう???驚きの連続で、口もポッカーンと開きっぱなし。
ものすごい難しいことをニコニコクールにやってる素晴らしさ!
あんなに激しく動き回ってるのに、全然音がブレないし。

メインでバトン演技をしてるのは日本人女性。衣装も黒、白、カラフルなものに替えて華がある。
床に転がしたバトンが円を描いて戻ってきたのも見事
他にも、ゴムがびゅんびゅん伸びてダンサーが上下左右に振られてパフォーマンスしたり、
蛍光塗料が光るジャージを着て、暗闇で太鼓を叩くと蛍光の線が浮かび上がるシーンも圧巻。
蛍光塗料の棒がさまざまな形にどんどん変化してゆくのも面白かった。

ラテン系やジャズ、ラップなどなど音楽ジャンルも多様で、手拍子したり思わず体も揺れてしまう。
ディジュリドゥと太鼓のコミカルな絡みで笑わせる場面もあり。
ドラムソロでいきなりトライアングルが外れて飛んだり、バトンを落としたり、
本番ならではのハプニングを目撃してしまうのもスリリングで楽しいw

ラストはイケメン、美女のパフォーマーたちが客席まで降りて来て演奏。
まったく新しい体験をして、感性を直接ノックアウトされた。
いいもの見たなあ!こうゆうのはなんといってもまず実際に体感しないとダメだよね。
ステージ終わったら猛ダッシュする前列の女子。何事?って思ったら、出演者がロビーのほうに出てファンと握手やハイタッチするサービスあり。
グッズ売り場にはDVDやタオルのほかに、ジャニーズ顔負けなブロマイド的なものもあり。
まるでアイドルのような人気なんだね。


終わったのが19時過ぎでまだ早かったから、ドトールで黒糖ラテ飲みながら話し込んだら止まらず。
21時で店を追われて、外で立ち話すること1時間半ほど
またディープな話になってしまいました。。
でも、こんな深い深層心理的な話を徹底的に出来る相手はF氏以外にいないから、
わたしもけっこう楽しんでるわけですw

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『ソフィーの世界』

2008-08-08 23:55:55 | 映画
『ソフィーの世界』~Sofies verden(1999)ノルウェー
原作:ヨースタイン・ゴルデル 監督:エリック・グスタヴソン
出演:シルエ・ストルスティン、トーマス・ヴォン・ブロムセン、アンドリン・サザー ほか

「あなたはだれ?」
「世界はどこからきた?」

当時本とともにすごく話題になったけど、興味はあるものの難解そうでそのままになってた。
近所のレンタル屋の1週間100円VHSシリーズ。

story
「あなたはだれ?」とだけ書かれた手紙がある日、ソフィの家のポストに入っている。
外にはフシギなわんこがデンと座ってこちらを見ている(ぽっ
ソフィの父は少佐として戦地に行ってて、母との2人暮らし。時々来る赴任先からの絵はがきを楽しみにしている。
また、しばらくすると「世界はどこからきた?」と2枚目の手紙。
「何か疑問があれば、ローズピンクの封筒に角砂糖1個を一緒に入れて、遣いに渡してくれ」
ソフィは封筒を渡したわんこの跡をつけると、林の奥の湖の向こうにひっそりと建つ小屋に招かれる。
そこにある大きな鏡の中には自分にそっくりな眼鏡の少女が見え、身分証明書にはヒルダと書かれていた。
謎の中年男性アルベルトとともに中世ヨーロッパなどを旅して、当時の哲学者やアーティストたちが
生き生きと暮らしていた歴史を体感するうちに、自分たちが実は少佐が娘のヒルダの誕生日のために書いてる小説の中の人物なのでは?と気づく。。

ソクラテス:「無知の知」を唱えたギリシアの哲学者。「自分は何も知らない」ということを自覚し、知らない事は知らないと考える方が優れているとも考えた。

デカルト:フランス生まれの哲学者・自然哲学者(自然学者)・数学者。「我思う、ゆえに我あり」とは、哲学史上でもっとも有名な命題の1つ。

イデア:哲学者プラトンが提唱した世界観。個別の事物の背後には、その本質であるイデア (Idea) が実在するとした。万物は流転し、すべての物は主観にとってそのように見えるだけであり、客観的な真理は存在しないという説からさらに、「変転する現象の背後にある普遍的なものの存在」を主張した。
(以上、ウィキ参照)

今では当たり前なことが、昔は違った。そもそも学問は教会とかの権力者が支配していて
民衆は無知で無自覚なまま搾取されてたのが、智慧と勇気あるこれらの賢人たちのお陰で
自由に考えたり、その考えを述べたり、正しい知識を共有できたり、結果、豊かに暮らせてるってことなのかな。
難解なイメージがある哲学も、こうしてファンタジー映画にしてみれば、考え方を学ぶのもけっこー楽しい。

ほかにも、今まさにモナ・リザを描いているダ・ヴィンチや、『ハムレット』を演出しているシェイクスピア、森の中には三銃士や、赤ずきんちゃんなどの小説の中のキャラがいたりして、
「自分は創りもの?」って気づいた時はなんだか空しさも漂っていたけど、
創造の世界に生きるほうが、よっぽど楽しそうだv

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