今朝は3℃しかなく、曇って一日中寒かったが、今年初めての畑仕事に、約束通り、朝、友人2人が札幌より我が家に来た。
先ず車で一緒に市民農園に行き、1時間半、「えんどう豆」「ジャガイモ」「玉ねぎ」の植えつけ方の実習を見学した。
今日も大勢の人が参加していて、植え付け作業を見る人垣が2重3重になる位だった。
講師はとても気さくな方で、次々と飛び出す参加者の質問にもわかりやすく答えていた。
その後私たちはレストランに行き、ゆっくりとランチを済ませてから農園に向かった。
半年振りの農園だったが、行ってみるとすでに機械で耕されていて、堆肥も手近な場所に運んであった。地主の友人が手配をしておいてくれたのだ。
お陰で今年はスコップで耕すことなく、直ぐに植え付けに掛かれて有り難かった。
先ず全体を5つに区分けして、なるべく連作を避ける様にした。
そして今日の予定の「ジャガイモ」の場所を決めたら、すぐに堆肥を一輪車で運び、平均に漉き込んだ。80cm間隔で5本作った溝に肥料と米糠を撒き、用意した「メークイン」2kgと「男爵」2kgを植えつけた。(去年作った「洞爺」の種芋が欲しかったが、今年はすでに売り切れていて残念だった。)
2年目の作業なので3人とも手馴れていて、うまく協力しながら1時間ほどで終わった。
その後、友人は「さやえんどう」と「スナップエンドウ」の種を蒔いた。
片側で私は、家の中で種から育てた「長ネギ」の苗を持って行って移植した。まだ小さくて弱々しい苗に「早く大きくなってね。」と声を掛けながら植えた。
昨秋移植した「イチゴ」の多くが、水不足が原因か、枯れてしまっていたので、道路脇の畑から改めて苗を掘り出して来て、植え直した。
またうど畑では、「うど」が20cm程に育っていた。一昨日の霜で可愛い葉が黒ずんでいたが、スコップで数本掘っていただいた。
これだけの仕事も3人でしたので、全部で2時間半で終わった。
その後友人の家にお邪魔して、美味しいコーヒーを頂きながらたっぷり2時間、取り留めのないおしゃべりをした。
去年のスタート時は食べられる物が取れるかどうかわからなかったが、今年は初めから期待もしているので、気合が違う。
また、一緒に学び、労働し、おしゃべりをして過ごす時間は、いつしか私たちにとってかけがえのないものになっているとも思った。
帰宅して早速、夕飯に「うど」を湯でて酢味噌和えにした。取立てで新鮮な若いうどは苦味が弱く甘かった。
今日は朝から、学び、働き、楽しんだ有意義な1日だった。