北海道も雪が溶け、朝の気温はまだ3~4度と寒いが、当地にもようやく春が巡って来た。今日は庭の蝦夷紫つつじが開花した。
今年の栽培講習会は、すでに2回行われた。
予想を遙かに上回る参加者で、2回とも主催者が予定していた人数の椅子が大分足りなく、用意してあった会場もぎっしりという有様だった。
参加者の大半は60代に見える。仲良く夫婦で参加している人も何組かいる。家庭菜園を失敗なくやりたいという意欲に溢れた人達に見える。
そういえば今年に入ってから、食料品の価格が高騰して来た。春野菜も「キャベツ」1個が300円とか「長ネギ」一本が100円とかだ。更に例の「中国製冷凍餃子事件」もあった。
そんなことから今年は、安全な手作り野菜を自家栽培したいという人が多くなったのではないだろうかと、私なりに推測している。
また、土のある所に栽培して収穫する行為は、地球環境保全にも役立つ筈だ。何よりも自分で植物を育て、日々の変化、生長を見守ることは本当に楽しみだし、上手く行けば多少小さかろうが、形が悪かろうが、食べた時に感動がある。そんなわけで種蒔きから食べる時まで、何度も楽しむことができるというのが嬉しい。
講習会は2回とも栽培理論の勉強だった。土作り、肥料の与え方、栽培の基礎理論などを資料に基づいて易しく説明してくれるのだ。
聞いていると、「今年も頑張るぞ!」という気持ちになって来る。
今年は農園主の友達も参加してくれているので、畑仕事が効率的にできるのではと嬉しい。
先日は、2時間弱の講習会を終えた後、二人でランチをしながら今年の植え付け計画を話し合った。
今月末の3回目の講習では、畑で実際に春野菜の植え付け講習会が予定されている。多分、昨年と同じ様に、畝作り、肥料のやり方、種の蒔き方などの基礎行程が学べると思う。そして、その日が晴れなら、午後から農園に行ってじゃが芋の蒔き付けをする予定だ。今年も3人で畑作りを楽しみたいと思っている。
既に庭の畑には、運んで来た堆肥と苦土石灰を入れた。もう少し気温が高くなった頃、種蒔き、苗植えをするのが楽しみだ。