気温は-8℃。寒くないように身支度をし、日焼け予防のクリームを顔に塗って、いざ除雪開始!
除雪車が撥ねて置いて行った車庫と通路前の雪は、硬い塊が幾つもあるので、小さい「ママさんダンプ」を使って道路の端に並べるように置いた。
1時間かかったが、何とか終了させた。汗をかいたが良い運動になったと思うことにしよう。
外は寒いが室内はまあまあなので、玄関に置いてある「アザレア」が開花している。
椿も咲いていたが、既に花を落した。写真は1週間前、居間で咲いていた椿だ。
≪城壁に囲まれた小さな町「オドビス」とユーラシア大陸の西端「ロカ岬」≫
ポルトガル4日目は晴天に恵まれた。この日は宿泊した美しい砂浜の海岸がある漁村「ナザレ」のホテルを出て、バスで33km西南、人口僅か800人程だと言う海辺の町「オドビス」に向かった。
この町はローマ時代に海岸線からの適の侵入を防ごうと、全長1.5kmの城壁を築いて町を囲んだのだという。
40分程散策したが、5箇所に城壁に上れる階段があるので、その一つを上って見た。外部にはのどかな田園風景が広がっていた。壁の傍に陽射しを受けて山茶花やアロエの花が咲いていた。
町は狭い小路を挟んで、小さなみやげ物店が沢山並んでいた。その一軒で厚地の壁掛けにする綿織物の柄が気に入り、買った。
サクランボ酒(ジンジャ)が特産品だったが、時間が無くて試飲できなかった。
「オドビス」から「シントラ」に向かい、そこで「かっての王家の夏の離宮」を見学したが、私には余り興味が持てなかったので割愛したい。
再びバスに乗り、「リスボン」近郊の「ロカ岬」に向かった。
その途中で、大きな水車が立ち並ぶ光景が見えた。海からの風力を利用して発電しているのだろう。
「リスボン」に近づいたためか、郊外にも関わらず住宅地が次々と続きだした。
(次の写真は走るバスの中から撮ったので、一部にガラスの光が反射している)
岬に近づくに連れて大きな岩がごろごろとする大地が続いた。現地ガイドに聞くと、このあたりは岩石でできているという返事だった。
岬はユーラシア大陸の最西端の場所で、灯台と記念碑があるが、記念碑には詩人カモンイスの詩の一節「ここに地が果て、海がはじまる」と刻んである。この先の海の向こうを夢見て、勇者達は航海に出たのだと思った。
以前来た時も1月だったが、風が強くてゆっくりと散策などできなかったのだが、今回は風もなく20分間ほど眺望を楽しめた。ただし残念なことに西日が射していて良い写真が撮れなかった。