今年も残り3日。私の1年を振り返って見た。
今年、何よりも嬉しかったことは、12月の乳癌検診で「手術後10年」をクリアーできたことだ。
10年過ぎれば完治したという訳ではなく、今後は再発・転移する確立が低くなるということらしい。
よって今まで通りこの先も、1年に1度の検診を受けることになるのだが、精神的な不安は大分少なくなった。
この十年間は、自分が「がん患者」であるという事が常に意識の中にあった。来年も健康であるという保障はないと考え、「できることは今の内に」と生き急いで来た。しかしこれからは、もう少しゆったりと構えて暮らして行く事にしたい。
国立病院に行ったついでに婦人科に寄り、「子宮がん検査」も受けて置いたが、昨日その結果が送付された。見ると検査を受けた「子宮頸がん」も「子宮体癌」も「異常なし」だった。
しかし、「毎年受けるように」と書いてあった。子宮がんには年齢は関係ないようだ。
12月に受けた「大腸ポリープ4個の内視鏡切除」は、手術を受けて良かった。2年後に、また検査を受けることになる。
体あっての日常生活なので、これからも諸検査を受けながら暮らして行く事になるだろう。
趣味の農園は、今年も5月から9月の末迄5ヶ月、「野菜つくり」という「1人遊び」をしたのだが、毎月「野菜研究会」の仲間と交流もあって実に楽しかった。
色々収穫した野菜を近所や知り合いに差し上げることができて良かった。
収穫した大根を差し上げた家からは、先日、漬物が届けられた。私が漬けたものよりも美味しいのでありがたい事だ。
それから蜜柑の共同購入は、仲間が固定して来たが、配達しながら色々な話をする事ができたと思う。
高齢者の一人暮らしは人と話すことが少なくなって認知症になりやすいと言われるが、私の場合はお陰で友人が沢山できて嬉しいし、生活の知恵も学べて一挙両得だと思っている。
来年も今年と同様に、畑作りや共同購入を続けたい。
庭の薔薇は、木が大分大きくなって来て、花を沢山咲かせてくれた。土作りと開花後の剪定が基本だというので、来年も一所懸命に取り組みたい。