花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

10年目の検診日

2014年12月20日 | 医療・健康・食生活・衣生活
昨日は2004年9月に発見し、10月に手術を受けた乳癌の丁度10年目の予約検診日だった。
(一般的な癌は5年経つと完治したとみなされるらしいが、乳癌の場合は進行が遅いので10年となっているらしい。)

まず、いつもの様に「マンモグラフィー」の撮影からだったが、痛いの何のって脂汗が出た。短時間だからと思って必死でこらえた。
3年ほど前までは「レントゲン室」で撮影後、焼き付けたフィルムを受け取り、それを「乳腺外科」に持参して受付の看護士に渡していた。
しかし昨年辺りからは、「マンモグラフィー」の画像は、直接、主治医の机上の大型画面に送信されたのを見るのだ。
昨日は、ほぼ実物大の左右乳房の8枚の画像が見られた。
それから、ベッドに寝て触診を受けた。

私自身、多少の不安は抱いていたが、主治医からは「異常はありません。」という言葉。
思わず「ラッキー!」と大きな声を出してしまった。

この10年間、検診の度に腫瘍があるかどうかをチェックする「血液検査」も受けて来たが、これからは「血液検査」は患者の希望になるのだとか。
とに角私は、再発転移しやすい10年間を無事に乗り越えた訳で本当に嬉しい。
たまたま持ち合わせていた果物の一部を主治医に感謝の印として差し上げた。
                                   
考えたら、最初に行った「乳腺クリニック」で診断を受けた直後に、今の「国立病院札幌がんセンター」に転院して本当に良かったと思う。
当時手術を担当した主治医他の医師たちは、ほとんど皆転勤していなくなってしまったし、放射線科の担当医も別の病院に行ってしまったが、医師たちは最善の医療技術を駆使してくれた。
またその頃、まだ乳癌についての知識をほとんど持ち合わせない私の不安を取り除き、支えてくれた事に感謝している。

昨夕は病院を出てから札幌の町で娘の退勤を待ち、飲み屋さんで食事をしてから帰宅した。
JRでわが町に着くと、昼に溶けた雪が凍結して路面がつるつる状態。駅から5~6分の距離だが、滑らないようにまるでコソドロの様に抜き足差し足でやっと帰宅した。
                                  
これからは早世した父母や乳癌で亡くなった友人達の分も、一日々々を元気に有意義に過して行くのが、私がするべき事だと思っている。                                      
コメント (10)
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