花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

今年を振り返って(2)

2014年12月30日 | 日記
今年は7回の外国旅行で12カ国に行くことができた。
それぞれの国で大自然や世界遺産を見、歴史、文化、生活を知れて良かった。

3月に行った「ウズベキスタン」では、第二次世界大戦後ソ連に強制連行された日本人がシベリア以外の旧ソ連領に連行されたことを知った。
首都タシケントには、数百人の日本人が貧しい食事を与えられながらも誇りを持って立派な「バレー劇場」を造り上げていた。その劇場はタシケントが大地震に見舞われ、周囲の建物の大半が破壊された時にも壊れなかった事で、日本人の仕事に対する評価が高まっている。
郊外にはタシケントで亡くなった日本人の立派な墓地が作られていて、管理人が綺麗に管理していたのにも心打たれた。

5月に行ったバルト三国の一つ「リトアニア」で「旧日本領事館」を訪れた。
1940年、そこに勤めていた「杉原千畝氏」がナチスドイツに追われた6000人のユダヤ人に「命のヴィザ」を発給して命を救ったというその現場に立てたことに感動した。
日本政府の意向に反した行動によって彼は外務省を退職するのだが、そんな決断と行動をした彼は、今、世界的に称えられている。

9月に行った「オーストリア」では、ヨーロッパアルプスの展望も素晴らしかったが、最後に立ち寄ったウイーンの自由行動でベートーベンやシューベルト、モーツアルトら楽聖の墓がまとめられている「中央墓地」に行った事が良い思い出だ。
帰国後、改めて耳に障害を持ちながら次々と素晴らしい交響曲を作曲したベートーベンの凄さを感じながら、CDを聴いている。

来年も、できればまだ見ぬ国を幾つか訪れるつもりだ。外国旅行は、同じ地球上に暮らす様々な民族の歴史と文化を知ることで大いに学ぶことができると共に、私にとって最高の非日常的な刺激で、生きている喜びを感じられものだから。

最後になるけれど、私のブログを訪れて下さり、いつもアドバイスや励ましのコメントを下さった方達に改めて感謝します。
どうか来年もまた宜しくお願い致します。



コメント (4)
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