花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「コソボ・マケドニア・アルバニア」の旅(14)

2015年03月25日 | 海外旅行「東ヨーロッパⅠ」ポーランド・コソボ,マケドニア,アルバニア

≪「アルバニア」観光≫⑤

旅の5日目、バスは首都「ティラナ」を出て47km北の小さな町「クルヤ」に向かった。
「クルヤ」はこの国の英雄「スカンデルベルグ」(1405~1468年)が活躍した町だ。
彼は中世アルバニアの君主として、オスマントルコ軍の司令官だったにも拘わらずトルコに背を向け、1450年と1466年の戦いで山間に建つ「クルヤ城」を守りオスマン軍を撃退し、アルバ二アを独立させ、25年間の独立を維持した。
しかし、1468年彼が病死、その後、1480年にオスマン帝国に併合された。
アルバニアの民族運動の高まりの中で彼の活躍が見直されると共に、オスマントルコ軍のヨーロッパ侵攻を遅らせることになったことも評価されている。

バスは曲がりくねった急な坂道を上ったが、途中に彼の像が立っていた。
「スカンデルベルグ博物館」の近くの狭い駐車場に着き、そこから歩いて土産屋が並ぶ小道をさらに上ると見晴らしが良い所に博物館があった。
 



前庭は美しく植栽が整備され、横には大砲が備えられていた。館内は入り口の群像レリーフ以外の撮影は禁止されていた。






昼食後、30分程、「オールドバザール」を覗いて楽しんだ。