花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「コソボ・マケドニア・アルバニア」の旅(15)

2015年03月26日 | 海外旅行「東ヨーロッパⅠ」ポーランド・コソボ,マケドニア,アルバニア

≪「アルバニア」観光≫⑥

その後バスで「ティラナ」に戻り、市内観光をした。「スカンデルベルグ広場」には彼の騎馬像が立っていた。


アルバニアの国旗には「双頭の鷲」が描かれているが、そのモニュメントが広場にあった。夜になると赤くライトアップされるらしい。
 
 (国 旗)                    (首相府)

月曜日は「国立歴史博物館」は閉館されていたが、私達のためだけに1時間ほど開館してくれて、女性博物館員が展示物を丁寧に説明してくれた。私の経験上、この様な待遇を受けたのは初めての事だった。


その後、公共建築物が立っている大通りを散策した。

   (下院議事堂)


   (大統領府)


   (オペラハウス)

公園の一角にかって東ドイツが築いた「ベルリンの壁」の一部が展示されていた。その傍には、昔国中に築いた「トーチカ」が1つ残されていた。入って見た人は『中は臭かった。』と言っていた。
 

道路脇にヨーロッパの国々で多く見かけた小型車が、横向きに駐車していた。この車は駐車する向きが好きにできるので、市街地では便利だと思っていた。
(町のトヨタ店でこの車の話をしたら、『雪国ではスリップした場合、回転しやすいから駄目だ。』と言われてしまったが)
また、出会った男児小学生のヘアースタイルがお洒落だったので、写真を撮らせてもらった。
 

観光後、空港に向かい、「ティラナ」発20;45のターキッシュエアラインズで「イスタンブール」に行き、「成田空港行き」に乗り換えて予定通り3月3日19;30着で帰国した。塔乗時間は2回のトータルで13時間になった。
その日は北海道に帰る航空機はなかったので成田のホテルに一泊し、翌日の昼に新千歳空港に帰って来た。

先日は北アフリカの「チュニジア」でイスラム教過激派から外国人観光客が狙われ、21人内日本人3にんが死亡するという傷ましい事件があった。
「チュニジア」は、アラブの春の民主化運動が最初に起きた国なので、私は2年4ヶ月前に訪れている。かって「カルタゴ」があった国だが、一時は地中海の覇権を握る力を持った。やがてギリシャの影響やローマに支配されたため、国中にローマ時代の世界遺産があった。
今回の事件で、犠牲になった多数の人々に思いを寄せると共に、一般人の海外旅行が危険と隣り合わせになって来ている事が残念でならない。

今回の旅行もトルコで乗り換えをしたりイスラム教信者も多い国なので、行く前には一抹の不安があったが、実際に行って見ると旅行中何の問題も無く、私にとっていつも通りに7日間の旅行を楽しみ、旅の経験を広げられた。また三カ国共、これからの発展を期待し見守りたい国々だった。

訪れてくれた皆さんには、長くなった報告記事を読んで頂き有難うございました。
(完)