≪「ボホール島」観光≫(2)
③「チョコレート・ヒル」
バスで「ボホール島」の内陸部に向かった。
お椀を伏せたような形の山が沢山見え出した。これが「チョコレート・ヒル」だった。
駐車場からは階段で展望台に登った。私が数えたら215段あった。
頂上には観光客が大勢いた。
高さ30~40mの山が1268個もあるのだという。4月から6月の乾期になると、生えている草の色が褐色に変わることから「チョコレート・ヒル」と呼ばれるようになったらしい。
地質学的には山の大半が珊瑚礁の石灰岩でできているので、大昔は海の底だったのだ。珍しい景色だった。
その日のホテルは、橋を渡って行った「パングラオ島」の海岸に建つリゾートホテルだった。
夕食は星空の下の砂浜で食べた。
④「モーニング・クルーズ」
5日目の朝は「モーニング・クルーズ」だった。
朝7時に浜辺に集まり、浅瀬を自力で歩いて行って、沖合いに停っている木造船に乗った。
腰まで海水が寄せて来たが、用意して行った海水パンツを履き、ガイドが腕を支えてくれたので何とか転ばずに歩けた。
(小柄な人、高齢の人は、自主的に行くのを見合わせたらしい)
船が沖に出た頃、船の周りに野生の黒い「イルカ」の群れが現れ始めた。水面すれすれに泳ぐので、背中が見えるのだ。体長は2m前後らしい。
その内、20~30頭ほどの大群が、次々と速いスピードで船の周りを通り過ぎた。私達はその度に歓声を上げた。
中の2頭の「イルカ」が、船のすぐ前で海面から飛び上がり、コマの様にくるくると2~3回転しながら海に入った。見事だった。しかし、なぜあんなパフォーマンスをしたのだろうか。不思議だ。季節によっては、鯨も見られるという。
私達の船は大きめだったが、3~4人が乗った小さな船も3~4隻近くを通り過ぎた。
帰りは潮が満ちて来て水面が高くなっていた。そのため船底をこすらないぎりぎりの場所で停泊した沖合いの船から「プラスチック製の小型ボート」に私を含めた女性3人が乗って、船員2人が海の中を歩いて岸近くまでボートを引いてくれた。約2時間、本当にとても貴重な体験ができた。
残りの人達は、船のエンジンを外して更に岸に近づけてから、降りて自力で戻ったのだそうだ。
珊瑚が波に砕かれて出きた遠浅なので、ここに桟橋を建造すれば、もっと楽に乗り降りできるのにと思った。その内、できるかも知れない。
(海水に濡れる事が心配で、カメラも時計も持たなかった。残念ながら写真は無い)
シャワーしてからレストランで朝食を採り、12時まで部屋で休憩した。
その後、バスで「ボホール島」に戻り、レストランで「中華料理」を食べた。写真は料理のごく一部だが美味しかった。
「ボホール島」の教会などを見てから、再び夕方の航空機で初日の「マニラ」のホテルに戻った。
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