≪「ワシントンD.C」市内観光≫(2)
④「スミソニアン航空宇宙博物館」
「人類の知識の普及と向上を図ること」を目的にして1846年に「スミソニアン協会」が創設され、「モール」だけでも9つの博物館と美術館を持ち、それ以外に8つの博物館と美術館を有している。
今回私達は、先ず「スミソニアン航空宇宙博物館」を見学した。
近代、人間が鳥の様に空を飛びたいという夢を抱いて以来、実現させて来た夢は今では宇宙にまで広がった。
実物を展示してその歴史を体感させてくれる場所だった。
中には日本の「ゼロ戦」もあり、興味深かった。
数機の戦闘機、偵察機も展示されていて、戦争が航空機の開発技術を向上させた事が分かる。また、宇宙ロケットの開発技術も同じ様に競争の上に発展したのだ。「月の石」に触れられるコーナーもあった。
沢山の実物が展示されていたが、数枚の写真しか撮って来なかった。
(ボーイング247-D)
木材会社から発展して航空産業に参入したボーイング社が、1933年開発した全金属製双発機。
(アポロ・ソユーズテスト計画の飛行船)
1975年、アメリカのアポロと旧ソ連のソユーズはドッキングして二国の宇宙飛行士が共同研究をした事を再現している。
(ソユーズTM-10)
日本人飛行士「秋山豊寛」氏は、1990年12月、世界初の有償宇宙飛行客として、ソビエトのソユーズTM-11に搭乗して宇宙ステーション・ミールに8日間滞在後、この宇宙船で帰還した。漢字で名前が記されている。
(三菱零式艦上戦闘機52型AM5)
第二次大戦中、1万機が生産されたという。色々な型があるが、これは迎撃戦闘機。出現当時は世界最高度の性能と言われたが、防弾装置がなかったらしい。
(ライアンNYP「スピリット・オブ・セントルイス」)
1927年5月、無名パイロット、チャールズ・リンドバーグが世界初の大西洋単独無着陸横断飛行に成功した飛行機。窓をなくしてガソリンを積んだ。
(海上輸送船?)
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