久々に作る事になったので、作り方を正確には思い出せなかった。改めてネットで幾つか検索してから作った。下は今回の私の作り方だ。
①先ず大きいボールに60度の湯を1.5L用意した。温度は温度計で測った。それに3%に相当する塩(45g)を加えて溶かした。
②合わせて450gあった「筋子」を優しく身を割るようにしながら①につけて行き、箸4本でゆっくりとほぐすと「筋子」がバラバラな「いくら」になった。「筋子」を包んでいた膜がちぎれて浮いて来たので、優しく取り除いた。
③汚れた水をざるで漉した。
④水を入れたボールに③のばらばらになった「いくら」を戻して、軽く洗った。ざるの底にちぎれた膜が残ったのを更に取り除いた。この作業を3回ほど繰り返して、綺麗な「いくら」にした。「アニサキス」は見つからなかった。
⑤料理酒とみりんを50ccずつ鍋に入れ、火に掛けて沸騰させてアルコール分を飛ばした。それを鍋ごと、水が入ったボールにつけて冷やした。
⑥醤油50ccを⑤に加えてよく混ぜ、いくらを入れた。
⑦数分後、味が落ち着いたのを見て、清潔な空き瓶に移した。
※初めての人は、筋子を高温の湯につけるのをためらうのではないかと思うが、特有の臭みを取るためと、近年問題になっている寄生虫「アニサキス」は60℃なら1分で死ぬというからだ。(70度なら直ぐに死ぬが、この温度ならいくらの味を駄目にする。)一番確実なのは、できた醤油漬けを冷凍すると完全に死ぬと言われている。
これだけの量なので、娘が来て食べ出すとあっという間に無くなってしまいそう。その内、また良い「筋子」を見つけたら作るかも知れない。
ソナタさんの細やかで丁寧な手料理に、毎度、感服してしまいます。
やっぱり、そちらで手に入る「筋子」は新鮮でしょうから、きっと、「手作りしょうゆ漬け」は、さぞかし美味しいだろうと推察します。
昔々、北海道を旅した時(4度体験)には、当時は魚類は好みでなかったので、地元の海鮮を食しませんでした、今思えば、随分残念なことをしたと思いますよ。
残念ながら、多分、もう北海道に出かけることは無いでしょうし、デパートでの「大北海道展」に出会う機会もない事から、ぜめても、伊豆の海鮮で満足しようと思います。
早速のコメント、ありがとうございました。
4度も北海道観光にいらしたんですね。ありがとうございました。
昔は海鮮料理などと言わなかったですよね。私達でさえ当時は、ニシン、ホッケ、鮭、イカ、鰯なんていう魚が普段の食卓に出るくらいでした。
私が本州以南に旅をした時に食べた魚類は、暖流の魚のためか味が大味で、身があまり締まっていないものが多かったかな?
どこよりも季節がはっきりしている北海道ですが、ニュースでは秋のサンマや鮭、利尻のホッケなどの漁獲量が激減しているそうで残念です。