≪「コルマール」に「自由の女神像」が≫
バスが「コルマール」に入った時、道路の真ん中(ロータリーだったのかも)に立つ「自由の女神像」が見えたので驚いた。慌てて写真を撮った。
調べたらアメリカの「自由の女神像」を設計した「オーギュスト・バルトルディ」(1834~1904年)が「コルマール」の出身者なので、彼の没後100年の記念に高さ12mのレプリカを作って展示しているものだという。
旧市街には彼の実家だった所が「バルトルディ美術館」として公開されているが、火曜日が休館日なので扉は閉まっていた。前庭のブロンズ像が素敵だった。
(付記 ニューヨークの像は台座を入れて93mある。フランスの政治家「エドワール・ド・ラブライエ」が、南北戦後の混乱に苦しむアメリカに、独立100年記念として寄付を募って贈った。設計者「オーギュスト・バルトルディ」に製作を依頼し、1884年に完成した像を214個に分解してアメリカに船で輸送したのだ。エッフェル塔の設計者「エッフェル」も設計に参加した。コンセプトは「人類の自由と平等」だった)
「コルマール」散策後、バスは国境を越え、東方300kmのドイツ「フランクフルト」の空港近くのホテルに向って4時間半走った。
翌日は「フランクフルト国際空港」発12;10のANAに搭乗して帰国した。帰りのエコノミー席後部には空席が目立ち、私は中央の3席を1人で使用でき、11時間半、ゆっくりと過して帰国した。
今回の旅は、訪問した国が多様だったので、毎日変化に富む行程を十分に楽しむ事ができた。少し不安だった治安も、何事も無く良かった。
初めの方で体調を崩したので、あと何回外国に出かけられるかと考えてしまった。
帰国後「肉類のアレルギー」がないかどうか、行きつけの病院に行った時に血液検査をお願いした。結果は次回の通院時に分かる事になっている。
(完 成)
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ソナタさんの旅の記録を拝見する度に思うのは、「ヨーロッパは綺麗だなぁ}という事です。
私は、主にアジア等のワサワサ、ガサガサとしているのに、何故かユッタリとした空気が漂う雰囲気が好きで、町の構造物を意識しないのですが、たまに、ヨーロッパの旧植民地だった場所に整然としたヨーロッパ風の街並みを見ると、確かに落ち着きますよね。
日本の建物でも、歴史的価値がある古い家屋などを一般に開放し、見学出来る様にしたものもありますが、そこに生活感(つまり今も使用している)が無くて、寂しい気持ちもありますね。
これからは、人々が、一層、都市に集中するだろう日本において、どんな街づくりをしたら良いのか、勿論、行政が主体でしょうが、私たち個人個人にも求められるものがあるように思いました。
早速コメントを頂き、有難うございました。
ようやく今回の旅日記が完了しました。
次第に忘れっぽくなって来て、十日程前の事なのにまるで夢のようで、行って来たという実感が弱くなっています。
ですから、自分自身のために、こうして書きとめて置かないと、折角の旅も時間とお金の浪費になってしまいそうです。
確かにアジア地域などは、空気そのものがのんびりしているし、私達にどこか似た顔の人達を見ると癒やされますね。
でもヨーロッパでも、現代の物ではない古い物に囲まれると、やっぱり癒やされるんですね。
私達もアメリカを追い求めるのを止めて、そろそろ日本固有の生活や文化を見直してみたら良いですね。
今、日本に来る外国人達は、日本の歴史や伝統に惹かれる様ですよ。