花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「オランダ・ベルギーなど5カ国の旅」(11)

2018年04月26日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅡ」オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ

≪フランス「ストラスブール」観光≫①

「ストラスブール」には15時前に着いた。駐車場に停まったバスから降りて、世界遺産の「旧市街」の真ん中にある「ノートルダム大聖堂」まで15分程歩いた。

①「ノートルダム大聖堂」
昨年、スイス旅行の帰路、この町には立ち寄ったが、この聖堂は遠くに見ただけだったので、今回はラッキーだった。
この聖堂は12~15世紀にドイツとの国境にある「ヴォージュ山脈」から切り出した「赤色の砂岩」で造られているので、全体がピンク色に見えた。
建設当初はロマネスク様式で創り始めたらしいが、1225年にゴシック様式へと大きく設計が変更されたため、内部はロマネスク様式、西側の「ファザード」(外観正面)はゴシック様式になった。
尖塔の高さは142mあり、現在は教会としては世界6位の高さを誇る。また、外側の幅は51.5m、全長は112mあり、薔薇窓の直径は13.6mだ。
作家「ヴィクトル・ユーゴー」は、この聖堂を「巨大で繊細な脅威」と評したらしい。
また、世界一大きい「天文時計」があるが、現在修理中だった。
1571年に完成したものを、1843年に内部の構造だけ一新したという。

  

  

 

この教会のパイプオルガンは、「ショパン」と「シュバイツアー博士」も演奏した事があると掲示されていた。 



夕方あった1時間余りの自由時間は、信者の後ろでこの大聖堂のミサに参列した。
神父が歌うテノールの賛美歌が大聖堂の高いドーム型天井に反響して厳かさを盛り上げ、主祭壇横に鍵盤があるパイプオルガンの音色が教会中に響き渡った。
私がミサに参列したのは初めての経験だったが、忙しい旅の行程からしばし気持ちが解き放たれたように感じられて、良い経験だった。

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