花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

奥尻島に行って来た (2)

2009年06月23日 | 「北海道内旅行」登別・定山渓・洞爺・函館・道東・三笠・旭川・道北・奥尻島他
奥尻島観光の一つが写真①「宮津弁天宮」だ。
ここは1831(天保2)年に漁師達が弁天様を奉納して大漁を祈願したことが始まりだという。
バスを降りて弁天宮に行くには、一旦急な階段を下り、それからもう一度海に突き出た丘に登らねばならない。勾配が急なので段差が大きい階段が164段作られていた。上り下りするのが厳しく、私は息が上がり、汗をかいた。
簡単に行けない場所にこうした宮を作る心理は、世界共通だと思った。

その後バスは、島の北東部・宮津から北西部・幌内に抜ける山道に入り、標高369mの「球島山山頂展望台」に向った。
急に濃霧が立ち込めて来た。晴れていたら最北端の稲穂岬までの絶景が見られると言うが残念だった。しかし、この時期としては珍しい②八重桜が咲いていたり鶯の鳴き声が聞こえたりして、私たちを歓迎している様だった。

 ① ②

山を下り、幌内の「湯の浜温泉」にあるホテルに到着した。③そこは外観が洒落た洋風のホテルだった。前庭には古代ギリシャの神殿風の柱が立ち、下方には幌内港が美しく見渡せた。(ホテルの人に聞くと、この柱は景気が良かった時に遊び心で建てた物だが、震災では全く損傷しなかったそうだ)

楽しみだった夕食には、豊かな島の幸が取り揃えられていた。
塩うに、うに汁、うに豆腐、イカ、蛸、鮭の刺身、アワビ料理、メバルの唐揚げ、モズク、ホッケの三平汁などが並んだ。
私は、折角のうにを加熱してしまう料理は実に勿体無いと思った。

 ③   

   

また奥尻島では米も栽培されていて、島民の主食は島内で賄えるのだそうだ。
今回は食べる機会は無かったが、山間部で茶色毛の肉牛も沢山飼育されていた。


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