《世界遺産・首都「タリン旧市街」観光》(2)
⑦「カタリーナの通路」と店の「看板娘」
細く短い通りだが、クラッシックな雰囲気が感じられる通りで、よくソ連の映画の場面に使われたらしい。
⑧旧市街のスナップ
(展望台から下った時に通った門) (学生らしき一団が、門で歌を歌いダンスをしていた)
⑨自由行動
午前中でツアーの見学は終了。天候が悪いので、友人とカフェに入ってケーキと飲み物を頼み、1時間ほど休憩した。その店にスプーンをデザインしたカップの回転車があった。
その後、世界で最古の薬局があるというので探した。その「市議会薬局」はすぐ傍にあった。1422年から営業しているという。昔は薬草や漢方薬を売っていたが、今は化粧品や洗剤などを売っていた。
その後、二人で旧市街の土産物屋を幾つか覗き、最後に3時頃「聖ニコラス教会」に行った。
ガイドブックに小さな字で「土、日曜日は、午後4時からパイプオルガンコンサートがある」と書いてあるのを発見したからだ。
この教会は、15世紀にドイツ系の商人が船乗りと商人の守護聖人「聖ニコラス」を祀るために建てた教会で、木製の彫刻でできた主祭壇と15世紀後半に描かれた「死のダンス」の絵画が有名である。
入り口で3.5€の入場料を払い、内部をじっくり見学した。
「死のダンス」の絵は、死人や骸骨が『全ての人間は必ず死ぬ。さあ皆のもの、踊ろう』というテーマの奇異な絵で、元は社会の全ての人が書かれた壮大な絵だったらしい。
現存しているのは国王、皇帝、王妃、教皇が、嫌々ながら踊っている場面を描いたものだった。
その後、訪れた多くの人々と共に30分間のパイプオルガンの演奏を聴いた。良い思い出ができた。
内部の写真撮影は禁止されていたが、演奏が終った時、係りの人の了解を得て、フラッシュなしでパイプオルガンだけ写して来た。
帰路、少し道に迷ってしまったが、ようやく目指すスーパーマーケットに着き、2階のフードコートで惣菜を選び、夕食を食べた。
最後に1階の食品売り場でチョコレートなどの土産を買い、ホテルに戻った。
自由行動を共にした友人に感謝して、部屋に戻った。
翌朝はホテルを出て「ヘルシンキ」行きのフェリーに乗った。2時間後到着。
写真は、9階建てフェリーの側面図と9階部分平面図、最上階から見た客室先頭部分、そして到着した「ヘルシンキ」のターミナルからフェリーの後部を撮ったもの。
夕方のJALで成田空港に戻った。
これで「バルト三国」の旅は、全て無事に終った。
海外旅行では珍しく、今回は生野菜やカットされた果物を口にしたが、お腹を壊すことは無かった。 (完)
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初めてやって参りました。このブログ、広告も少なくスッキリとしていますね。
バルト3国の旅の長編旅行記、一気に読ませてもらいました。そして今、お気に入りバーに登録しました。
私も昨日ブログを公開しました。ときどきしか更新できませんがこれまで同様よろしくお願いします。
「バルト3国の旅」を、じっくり、体験しました。
まず、「遠い国だなぁ」が、最初の感想です。
私の年齢ですと、学校での世界史授業は、近世までで、第二次大戦後の世界は、殆ど、学ぶ事はなかったと思います。
その戦後も、もう、半世紀を越えています。
半世紀の中で、ヨーロッパの国々が、どう生きて来たかさえ、全く、知らない事ばかりですが、ソナタさんの旅行記に触れ、少しだけ、近い国に感じられてきました。
遠い国々であっても、狭い地球の上の住民だという事を、あらためて、考えたいですね。
そうそう、「我が祖国はわが愛」を「youtube」で聞きましたよ・・・現場に立ちたいですね。
コメント有難うございました。
そして今回の旅行記を読んで頂き、ありがとう。
写真の挿入がまだ思い通りに行きませんが、その内慣れると思います。
伊豆の花さん、こんにちは♪♪
旅行記を読んで頂き、そしてコメント有難うございました。
昨年のポーランドに始まり、今回のバルト三国と、関連する地域を旅して来ましたが、やはり短期間の旅でその国を知ることって難しいですね。
でも「世界遺産」は良くできていて、旅人を導いてくれるのです。
今回も遠い東ヨーロッパを少しだけ知ることができました。
最初の暗いイメージとは違って、3首都が世界遺産というぎゅっと凝縮された見所満載な旅という感じですね。
ロシア支配下から完全に独立してとても近代的な感じがしました。
去年引退した大相撲の把瑠都や姉妹都市、それになんといっても杉原千畝からしましてバルト三国は日本とはとても縁のある国なのですね。
ソナタさんバルト三国長編に渡り、また勉強させていただきました、ありがとうございました。
途中からの続編がこちらでも無事公開できてよかったですね、編集のテンプレート編集から、ドラッグ&ドロップでアクセス数が表示できますよ、かなりの方達がご覧になっていらっしゃるのでは(あえて表示不可設定でしたらスミマセン)。。。
アドヴァイスのお陰で何とかやっていますが、写真編集が前と違って2種類しかないので困っています。
長い拙文を読んで頂き、感謝します。
やはり時間をかけて書く記事なので、コメントをいただけると凄く嬉しくて…
バルト三国は、あまり期待していなかったので、実際には清潔できちんとした人たちが多く、暗い歴史を抱えながらも、未来に希望を抱いている国々でした。
行って来て良かったですよ。
なかなかじっくりと読む(見る?)時間がなく、やっとバルト三国の旅行記読み終えました(^^ゞ
あまりよく知らなかった国々ですが、歴史も交えて素晴らしい世界遺産もあることなど、大変興味深く感じました。
個人的には、タリン旧市街で女性たちが踊っていた踊りが気になります。民族舞踊のような感じがしますが…
学生時代に民族舞踊のサークルにいたので、やはり興味ひかれますね。
長文を多忙なガチャピンさんに見ていただけて嬉しいです。
学生達の歌とダンスですが、雪が降っていたので門の中でしたのだと思います。この中を友人と3度通り抜けたのですが、その度に一緒にまねをし、写真もOKされました。
きっと土日は観光客が多いので、ボランティアをしているのだろうと思いました。
日本の観光地では、こうした若者の姿は見ないですから、郷土の文化を継承するのに素晴らしいと思いましたよ。