花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「バルト三国の旅」(5)

2014年03月28日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅣ」バルト三国

《「ヴィリュニュス」観光》

2日目、ホテルを出て市内観光に向かった。

①「聖ペテロ・パウロ教会」
1668~75年に建造された教会。イタリアから招いた彫刻家達が30年の歳月をかけて作った2000以上の白い漆喰の彫刻群が有名だ。
この教会は、抵抗運動の本拠地だったという。

 



②「大聖堂」
17世紀に建造されたバロック様式のカトリック教会。

ソ連併合を認めた「独ソ不可侵条約秘密議定書」締結50周年に当たる1989年8月23日にバルト三国の220万人が参加して、この大聖堂前の広場から手を繋いで三国を結ぶ「人間の鎖」を作り、独立運動のための平和的デモをした基点が記されていた。
地元の共産党当局も容認して、鎖が切れないように無料バスを出すなどしたという。
この1週間前に、ソ連は「秘密議定書」の存在を認めたらしいが、あくまでも三国が自主的に併合を望んだと主張したという。

「聖イジミールの部屋」には、ポーランドのシンボル「鷹」の上に大きな聖杯が乗って飾られていた。

 

 

③「聖アンナ教会」
16世紀に建設された教会で、33種類のレンガを積んで建てられているという。



さらに「ビリュニュス」には「KGB博物館」もあり、1944~91年にソ連の国家警察・秘密情報機関だったところだ。そこでは1000人以上の人々が銃殺されたという。







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