≪「西安」観光≫(2)
起きてカーテンを開けると、13階の部屋の窓からは、高層ビルとその下にある古い建物が見えた。
バスに乗って郊外に向う途中は、新しいビルが沢山建ち並ぶ光景が目に入って来た。
郊外に出ると「火力発電所」があった。
③「漢陽陵博物館」
「漢陽陵博物館」は3日目ホテルを出て、バスで1時間行った所にあった。
朝の「西安市内」をバスから写した。
「漢陽陵博物館」は、前漢の6代皇帝「景帝」(劉啓)(紀元前188年~141年)とその皇后を祭った合奏墓だった。
「景帝陵」Aと「皇后陵」Cの間に「地下遺跡博物館」BEがあった。Dは「南関門遺跡」だ。
20年間の発掘で、5k㎡に200の陪葬坑と5000の陪葬墓が見つかり、その中に武士や女官などの陶製俑が見つかっている。
入り口でビニールの足カバーを履いた。
「地下遺跡博物館」は、全体に照明が暗く、通路の足元に厚いガラスが敷いてあって、地下3mほどにある遺跡を上から見下げる見学の仕方になっていたため、写真が上手く撮れなかった。
手がない小型の人形が沢山あり、馬車の車だと思われる輪も見えた。豚などの動物を形取ったものもあった。
観光後、「西安空港」から国内線の飛行機に乗り、1400km離れた「敦煌空港」まで2時間半、西に飛んだ。
途中から窓外の景色を見た。まだ残雪を抱いた「祁(キ)連山脈」が続いていた。雄大な光景だった。
その景色もやがて砂地の砂漠に変わって行き、「敦煌」の郊外が見え出した。
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