昨年10月に「ポーランド」に行った時、傍の「バルト三国」も含むツアーを探した。あるにはあったが、ポイントだけしか観光しない駆け歩きの旅になるので、「バルト三国」には別途、行こうと思っていたのだった。
JALは特別に今回、国内線の搭乗チケットが往復で1,000円だというので、いつも北海道から成田までの往復便を高額なチケットで利用している私はこの破格値に飛びついたのだ。
小国「エストニア」「ラトビア」「リトアニア」の「バルト三国」は東ヨーロッパの北に位置し、「バルト海」を挟んだ北欧の南側、「バルト海」の東岸にある国々だ。そしていずれもかってはソ連邦の一部に組み込まれていて独立を果たした国々である。
面積は三カ国合わせて北海道の2倍に満たない位小さい。
しかし、ヨーロッパの海運の要衝として重要な役割を果たして来た歴史がある。
そのために近隣国であるデンマーク、スエーデン、ドイツ、ポーランド、ロシアなどの侵略と支配を受けた歴史を持つ。
10日夕方、新千歳を発っていつもの様に成田に一泊し、11日成田空港11;30発のJALに搭乗する。
直行便がないので、「フィンランド」の南端の都市「ヘルシンキ」で乗り継いで、先ず南の国「リトアニア」の首都「ヴィリニュス」に向かい、そこからはバスで「エストニア」の「タリン」迄、北上する日程になっている。
観光最後の15日に「エストニア」の「タリン」で半日、自由行動がある。オプションも設定されているが私は参加する積りがないので、今、どこに行くかを検討中である。
最後は16日「タリン」からフィンランドの「ヘルシンキ」に行くのに、バルト海を横断する2時間の船旅があり、楽しみだ。
そして夕刻「ヘルシンキ」空港から、JALで成田に帰国する予定だ。
成田到着は17日午前中となるので、午後の新千歳空港行きに乗り継ぎ、帰宅は夕方になる。
「バルト三国」の気温は今の北海道よりは高いが、東京よりは数度低いので、風邪を引かぬようセーターや冬用の下着を持ち、重ね着をし、ダウンコートを着て行く積もりだ。
また今回は、「海外旅行傷害保険の加入」が義務付けられていて、その内容を英語か独語、露語などで翻訳した「付保証明書」を持参しなければならない。
主催する旅行社は提携する保険会社の保険を薦めるが、私は最近、カードに自動的についている保険で間に合わせているので、その「付保証明書」を保険会社に要請した。無料だった。
先日、「ウクライナ」の「ヤヌコビッチ」前政権が崩壊した後、クリミア半島でロシア軍の領土介入の動きが連日、問題になっているが、今回も、それぞれの国への影響があるのかどうかなどもできれば見て来たい。
今までと同じく、元気で事故に遭わぬように、また迷子にならないように注意して行って来るので、宜しくお願いしたい。
11日11;30出発のJAL国際線は、72時間前から(一部は24時間前から)WEBで座席が予約できる。30分近くかかったが、通路側の座席を予約し、今しがた「オンライン搭乗券」の印刷を済ませた。
いよいよ行く気持ちになって来た。これから持って行く荷物の整理をしたい。