どうしようもない暗闇の中で
暖まりようの無い空気に包まれて
笑顔すら気力に結びつかない
呼吸することに苦しみを感じるほど
生きていることに痛みを味わい
涸れた泉のように涙も溢れないほど
表情を失い
踏み出してみても
後悔ばかり
歩みだしてみたものの
返って自分を傷つける結果に
誰を責めているのか
恐ろしくちっぽけな自分には昔出会っていたんだけど
価値観を持てない自分に出会って戸惑ってしまって
ふと そんな時 誰かと出会うことで変わることもある
絶望しか無いはずなのに 絶望のあり方が変化することもある
希望を歌う 歌手に惹かれて
絶望を歌う 歌手に共感し
何も歌わない 自分にため息をつく
でも誰かが君のドアを叩いている