椎名誠の番組は好きだ。肌に合う。
カヌーでは行ったことがないが、火口湖の屈斜路湖や釧路湿原を育む
釧路川には訪れたことがある。
河口付近は上流とは全く異なる風景だけど、
椎名岳(息子さん)が野田さんとカヌーで釧路川を行く話しを読んだりして憧れたものである。
護岸工事が行われていてショックを受けた話もあった。
あの頃は確かカヌー犬ガクも生きていたはず。
今は、タロウという犬とともに川を行く。
コッタロ湿原
白鳥がシベリアから飛来する屈斜路湖
凍る川辺と川との境目の映像が北海道ならではである。
湖面に氷が張り出す時の湖底のシーンも滅多には見れない。
御神渡りといわれる屈斜路湖が凍って氷が盛り上がって列を成した湖面。
温泉が湧き出る所は凍らない。気温はマイナス30℃らしい。
支笏湖の温泉は温めなので、どうなっているのか、冬季は進入できないエリアであったりするので、冬に行ってみたい火口湖の一つだ。
竹下景子のナレーションで椎名さんはほとんど語らず。
ちょっとつまらないねー
丹頂鶴は冬場は寒さで動きが鈍る魚を食べる。
一時期13羽にまで減っていたらしいが、現在は400羽ほどまでに増えた。
そのうち僕が釧路で出会ったのは10羽ほどだったと記憶している。
我々の側を自由に移動する鶴を見ていたが、今から思うとあれも貴重な体験であった。
「池中玄太80キロ」を思い出す人もいるかもしれませんね
「もしもピアノが弾けたなら」/西田敏行
「鳥の詩」/杉田かおる
の2曲がヒットしました。
次女役の俳優の名前を忘れてしまいましたー 長女は杉田かおる
あんぱんまんの声優をされている戸田さんの夫である井上純一や藤谷美和子も懐かしいです。
長門裕之も出ていたと思います。
おっと話は逸れました。
丹頂鶴の卵は2つ。雛が湿原で孵って、親の後ろを追いかける雛達。
いちいち寝床を作って眠るのは知りませんでした。
忠類川
知床半島
鮭の遡上する数が最も多い。
樺太鱒も産卵に遡上する。
川にはカモメが鮭の目を狙って攻撃してくる。
鮭どうしのメスを巡る争い。
闘争することは本能として子孫繁栄に関連している。
鮭の体はボロボロで、何も食べず、メスを守ることで力尽きたオスは死に、別のオスがメスを獲得する。
産卵した後に自然に還元しやすくするためにボロボロになって腐りやすくなっているのであろう。
餌をとらずに産卵して死ぬまで卵を守り続けることも、生態系の維持に意味のある遺伝情報なんだろう。
残酷な光景は、自然の必要なサイクルの一部に過ぎない。
オオワシとオジロワシとの魚の取り合いのシーンを見たのも初めて。
キタキツネが雪にジャンプして頭をつっこむのは自分で隠した餌を掘り起こすためとも言われている。
ヒグマのシーンは出てきていない。
雪によって守られている川
という椎名さんのコメントは、確かにそうだなと思った。
(人間が川を改変する価値が低いと考える要素という意味)