存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

朧の彼方、灯りの気配 / 坂本美雨

2007-12-12 23:51:26 | 坂本龍一
1. オーパス&メイヴァース
 音のトンネルを貫けていく美雨の歌声とでも言えば良いかな?

2. いくつかのこと
 イントロから良い感じ。ペダル・スチール。君がいない街で感じる思い…作詞は美雨さん。

3. Silent Star
 ドラムの音やハープの音が気持ちよい。コーラスも良い感じだし、歌詞がしんみり伝わってくる歌。
 
4. おぼろの彼方
 英語歌詞。遠くで鳴っている音が綺麗。
 タイトルの一部の 「朧の彼方」
 なんか ぼわーとした感じはあるんですが、少しぶわーとしすぎかな。

5. Still Song
 「今を止めて」の直後の音の止まった感じが良い。「抱きしめたものを失っては また何度でも人は歩ける」という歌詞にジーンと来ました。彼女の作詞です 

6. Swan Dive
 印象としてクリスマスっぽいかな?冬を感じます。気持ち良くて思わず寝ていました 

7. あかりの気配
 音の使い方が面白く、蝋燭の灯りのような揺らぎを感じます。

益子樹と組んで「声」に拘って作ったアルバム。今回は冬ヴァージョンで、次回は夏らしい。
高田漣、ミト(クラムボン)、オオヤユウスケ(Polaris)、藤戸じゅにあ(ジェッジジョンソン)らが参加。

美雨さんのBLOGでも完成時の写真などが紹介されてきましたが、漸く聴くことができました。
なるほど、全体としての音のバランスがあり、声を除いた音楽の質感は全体的に心地よいです。
予想に反してプラスティックにディスクを嵌めるようになっていましたが、
ジャケットも凝っていて、中の写真や歌詞カードの写真も凝っています。

彼女本人のメッセージ
試聴

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SILK DVD

2007-12-12 22:08:13 | 坂本龍一
SILKサウンドトラックのレコーディング風景、
坂本龍一、SILK監督フランソワ・ジラールのコメントを収録したスペシャルDVD

サントラの輸入盤で聴くこともできたのですが、「トニー滝谷」のサントラと同時に購入するとHMVで付いてくる特典で12月12日に敢えて購入。

DVDの内容は今年の2月8日の録音の様子が出てきて、
監督とシーンを観ながら音を調整していく教授
オーケストラにイメージを語り、指揮をとりながら演奏を聴く。
監督も音楽に詳しいようで、ピアノを入れるとどうだろう?とか教授と相談しながら試して決めていく。

最後はフランスと日本の両方を備える要素を映画で表現できる坂本龍一を選んだというフランソワ監督のコメント。
教授は街頭インタビュー

Q トロントで何を?
教授 グレン・グールドさん(銅像)と一緒に座っています。 10歳か11歳の頃、彼の大ファンになったんです。その頃は既にピアノレッスンを受けていて、僕にとってそれ以来、永遠のヒーローなんです。
最高のミュージシャン達と「シルク」のレコーディングしている。

Q この作品を選んだ理由は?
フランソワ監督の作品を素晴らしいと思っていました。彼は音楽的な監督だと思います。
音楽的な監督と仕事をするのはすごく楽しい。
づランすから日本までの旅があり、二つの世界を結びつけることテーマになっている。僕は二つの異なる世界を結びつけて音楽を作ったわけです。それは二つの違うものを持っていて、ただ並列するだけではなく、それを統合させないといけない。
そうして一つの音楽にする。二つが一つになる。それは決して容易なことではないが、今、それに挑戦しています。

日本語は一切ありませんが、テロップで和訳されています。
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BoAのXmas Eve

2007-12-12 07:55:17 | TV番組
今朝テレビを見ていたらBoAがライブで歌っているのを見た。まだ21歳だったことに驚くとともに、この曲はやはり、山下達郎が歌っているのが一番しっくりくるなと思った。
いよいよ、教授のサントラと美雨さんのアルバム発売です。


コメント (2)
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