存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

海や山の神様たち-ここでも今でもない話-

2009-03-25 23:47:18 | 坂本龍一
構成・作詞は及川恒平(「出発の歌」の作詞をした人です)。 東京芸大院生時代の坂本龍一が担当し、編曲を山下達郎(当時シュガー・ベイブ)が手がけ、シュガー・ベイブもコーラスで参加しているという1975年11月25日に発売されたアルバム。

唄は少年少女合唱団みずうみ、10・11ではシュガー・ベイブも参加。

試聴はこちら

1 長い長い昔話
2 神様の絵
3 天の滴
4 ものおぼえのいい郵便屋さん
5 星のある川 (リコップオマナイ)
6 海を守る神様
7 ピリカコタン
8 コロポックル
9 アイヌの宝物
10 火の子供達
11 丹頂鶴
12 神様だって

教授らしい曲だなと感じています。このアルバムを聴いたのは、今日が初めてです。
リイシューされたことは知っていたのですが、ユッカラ(アイヌの口伝承の歌)のアルバムを聴いたり、書物を読んできた身としては、ちょっとなあと思って放置していました。
及川氏がアイヌの文字ではない形で文化を遺して来たことに共鳴して
アイヌ文化を取材して組曲を作ろう
自分の音楽とのコラボをやろう
としたようです。アイヌの言葉は少し出てくる程度で、「アイヌ」という感じはあんまりしません。

アイヌの文化を継承するアイヌ民族が確かもう30人未満の状態になっていたはずなので、アイヌ語の伝承のみならず文化の継承は危機的です。
グローバルスタンダードに染まらずに世界の多様性が認められる要素には、少数民族の文化もあると思います。

ちなみに教授のアイヌなどに関連する表現は先見日記」に記載されたことがあります。



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HMVインタビュ/ rei harakami

2009-03-25 00:01:04 | 音楽
HMVのサイトでインタビューがありました。
「あさげ」「ゆうげ」を発売するのに先駆けたインタビューです。
こちら


もう昨日になりました。
WBCでV2を達成した日本のチームに賞賛を送りたいと思います。
アジアの2チームが世界のトップクラスであることが凄いことだと思いました。

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