存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

RYUICHI SAKAMOTO & ALVA NOTO / GLASS

2018-02-27 21:02:25 | 坂本龍一
2017,2,24発売 輸入盤と日本盤に大差は無いようだ。
CD1枚とアートワークとして、当時の写真 モノクローム 小さな10枚 、草間彌生のデザインがされたガラス部屋のカラー1枚がカードの裏表に載っている。

ダウンロード・コードのカードも入っています。

00:35:59

2016年のライヴ映像はネットで見ていた。とても気持ち良い音。

何と心地いいんだろうってネットでも感じていた。
ガラスがピチピチ
デスクトップでブチブチ
ずっと鳴っているドローンは 霧が勢いよく吹き出し続けているようでもある

ずっと聴いていられるアルバムがまた一つ増えた ♪ 




以下はコピペ
本作「Glass」は、2O 世紀を代表するモダニズム建築の巨匠・フィリップ・ジョンソンの、米コネチカット州ニューケイナンにある「グラスハウス」(ガラスの家)で行われた2 人のパフォーマンスを録音した作品。グラスハウスは牧歌的な美しい自然に囲まれた全面ガラス張りの住居で、ジョンソンの最高傑作と言われている。2016 年にジョンソン生誕110 周年とグラスハウスの一般公開10 期目を記念して開催された、草間彌生の展示〈Dots Obsession- Alive, Seeking For Eternal Hope〉のオープニングパーティーでこのパフォーマンスは行われた。

「グラスハウスで演奏するオファーをもらった時に最初に思い浮かんだアイデアは、建物自体を楽器として使うことだった。」と坂本は回想する。「我々がいつも行なっていることと同じように、実に音楽的で100% 即興だった。」と彼は付け加える。「草間彌生の水玉で装飾されたガラスの壁を通して見る美しい風景は、何か特別で、我々に大きな影響を及ぼした。それは、自然なもの、自然、そして人工的なもの、アートが混ざり合った不思議なものだった。」

たった1 日前にリハーサルをしただけで、坂本とニコライは、キーボード、ミキサー、シンギング・グラス・ボウル、クロテイル、そして建物の構造を使った即興演奏を行なった。坂本はコンタクト・マイクをガラスの壁に装着し、ゴムのマレットでガラスの表面を擦ってグラスハウス自体を楽器へと変身させ、黙想的かつ懐かしくもある物悲しげなサウンドを作り出し、同様に、ニコライはクロテイルを弓で弾く。二人の即興演奏は直感的なコールアンドレスポンスで構築されていった。瞑想的な静けさがゆっくりと広がっていく中に、キラキラと輝く音の集合体がレイヤーされ、つかの間に現れては消えるメロディーに心を掴まれる、アブストラクトでミニマルながらもとてもエモーショナルな37 分のサウンドデザイン。その建物の持つ透明性や自然との一体感に彼らのユニークなパフォーマンスが加わったことで、建築、風景、音楽が共鳴し合った完璧な調和が生まれている。
コメント
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