存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

フランチェスコ・トリスターノ : Surface Tension

2018-02-03 11:52:55 | album f
坂本龍一がキュレーションを務める音楽イベント『Glenn Gould Gathering』
2017年12月15日から17日まで東京・赤坂の草月会館で開催された。

グレン・グールドの生誕85周年を記念する同イベント。
ライブにはカールステン・ニコライによるAlva Noto、クリスチャン・フェネス、フランチェスコ・トリスターノ、坂本龍一ら、
トークセッションには浅田彰、國崎晋、宮澤淳一らが出演

フランチェスコ・トリスターノはアリス=紗良・オットとピアノでのコラボしていたり、
教授の「戦メリ」をリモデルしてると知り、試聴していた。
今回は、彼のアルバムをじっくりと聴いてみた。

フランチェスコ・トリスターノ
1981年9月16日 (36歳)
ルクセンブルク出身のピアニスト。現在はBarcelonaを拠点にしているという。
クラッシクとテクノを絡めているとのこと。


2016,11,23発売
日本盤を購入

デトロイトテクノの創始者と言われている(クラフトワーク、YMOに影響を受けている)
デリック・メイがフィーチャーゲストとして5曲参加

01. Sakamoto: Merry Christmas Mr.Lawrence
(Francesco Tristano Rework)
最初は単にピアノを再構成した曲なんだと試聴して思っていたけど、ミニマルな編成で割とじっくり聴きこむようになった。
3回続けて聴いてみた。
すると原曲が聴きたくなって、はっと、サントラ盤ではなく、幾度も演奏されてきたライヴやピアノのヴァージョンのどれか判らなくなっていた。戦メリって、ライヴで直接耳にしたのも何度かあったので、自分の中の戦メリが幾つもあると改めて驚いた。

02. The Mentor (feat. Derrick May)
もろテクノです。低音の響きとキレ、跳ねる感じ。重なる作られた音の並びが気持ち良いグルーヴを出している。
教授の初期のソロ曲をリミックスしたアルバムが聴きたくなった。

03. Pacific FM
低音の音の並びは角松敏生のリミックスアルバムの 「girl in the box」っぽいグルーヴがある
次第になだらかな世界に

04. Infinite Rise (feat. Derrick May)
なかなか渋いテクノ
ワールド・ミュージックぽさもある。

05. In Da Minor (feat. Derrick May)
繊細なテクノ調のグルーヴにストリングスっぽい音が遠くで鳴っているように入ってくる
kaito(Hiroshi Watanabe)を続け聴いた。

06. Rocco's Bounce
四つ打ち 淡々とした感じだけど・・・
どうかなあ

07. Xocolad
四つ打ちが続く
ヴォイスを加工 犬の鳴き声を加工したようなのも

08. Esoteric Thing (feat. Derrick May)
ピアノとシンセ 鳥の声 
「音楽図鑑」を聴きたくなってきた

09. Day in BKK (Live) ※bonus track
ミニマルな音の並びに時々ピアノ シンセの音色で

10. Ginseng (feat. Derrick May) (Live) ※bonus track
ちょいとサイレンっぽい音色 
シリアスな印象

11. Pacific (Studiovacanze Dub) ※bonus track
四つ打ちに徐々に音が入っていく




コメント
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