第4回目となるAPPLE VINEGAR -Music Award-で大賞に選ばれた作品
視聴してアルバムを聴いている
ラブリーサマーちゃん
今泉 愛夏(いまいずみ あいか)。東京都出身。1995年生まれ。
2013年夏より自宅での音楽制作を開始し、インターネット上に音源を公開。
サウンドクラウドやツイッターなどで話題を呼んだ。
2015年に1stアルバム「#ラブリーミュージック」、2016年11月にはメジャーデビューアルバム「LSC」をリリース
2020,9,16発売
3RDアルバム
深く敬愛するUKロックへのリスペクトを詰め込んだ
初回限定盤の特別な冊子には、
手書きのコード譜
これはちょっと読みづらい
セルフライナーノーツ
一曲一曲に結構な分量のコメントで面白い。
UK旅行記
写真付き、アビーロードを歩いているのもある。
5/14 ~ 5/20 までの日記。今日のお薦めの曲も掲載。
「I Told You A Lie」を書いたセルフライナーノーツを読むと経緯がわかった。
一般的な冊子には読みやすい歌詞を記載
01. AH!
ベースが刻むリズム
エレキギター
カッコいい
ケイト・ナッシュっぽさもある
映画「ファイト・クラブ」を観て触発されたとある
そんなこと実際にはあり得ないだろう?って疑問に思っていることをぶつけ、変な風潮に振り回されたりはしないぜ!
02. More Light
ライナーノーツで
twitterについて、更に
村上春樹の「壁と卵」スピーチについて書いている
自分にとっての正しさを相手にぶつけることで、一つの危うい精神を壊すのは止めにしたい。
一つの危うい精神だとして、できるだけ寄り添いたい。もし間違いを指摘しなくてはならない場合は、できるだけ柔らかく伝えたい。最後に小歩危を言って笑いたい。そうすることで世の中は光を保たれると思う。
ポップに弾ける
ギターがカッコいいバンドサウンド
03. 心ない人
ライナーノーツで
他人と身体を重ねることに対して動揺する気持ちを書いた。
登場人物のガラサは若くて脆くて、それでいて案外と強かな人物
ノイジーなギターフレーズで始まる
ギターをメタリックで思い雰囲気にしたという
ファズを十台重ねたらしい。
複雑な心理が凝縮されている
サラーっと歌ってる
04. I Told You A Lie
イギリスの音楽が好きで聴いていたけど、行ったことがなかったので、無理してイギリスに行ってみた。それで浮かんだモチーフの一つがこの曲にあるとのこと。
英語歌詞
ギターの音色をはじめ楽器の響きが良い感じ
05. 豆台風
ライナーノーツを読むと、この曲を書いた背景がわかったけど、シンガーソングライターとしての苦悩や曲に対する思いもあって、ライヴで歌いたくなくなる曲だという。確かに、多くの曲を聴いていて、一瞬好きになったり離れたり。消費されていく、通過していく、忘れられていく要素があるのかもしれない。懐メロじゃないが、昔聴いていた曲を聴きたくなることは沢山あるし、以前は廃盤で手に入らなくなった曲をYouTubeで発見したり、再発売されて昨日買ったアルバムがあったりもする。ふと、作り手側のことを考えながら聴き手側の自分のことが呼応した。
低気圧が台風ほどではないのを豆台風という
06. LSC2000
2019年3月のライヴで、来場してる客について考えて作った曲。ライヴが苦手で、目の前のお客さんの反応を気にしていた。ノリが良くて踊ったりする曲は少ないし、楽しんでくれているのか不安だった。でもお客さんに心を開くことを考えてから、これで良いんだと思えるようになったという。
ドラムスで始まる。ギターのうねり。
一人称は「僕」
07. ミレニアム
2018年冬、富士通のキャンパス・パソコンのwebドラマの主題歌
2000年生まれの大学生のことを考えて調べてみたら、将来は明るくないと答える割合が年々高めに、悟り世代、震災や悪い事件を経験。人生の節目にささやかな期待をしてるんじゃないか、その気持ちに寄り添いたい。またパソコンは新しい価値に出会ったり、他人との関係に使われたりするということも期待できる。
30秒ほどのイントロ
ヴォーカルが入って来て、心がふっと動いた。
優しく語りかけてくれている感じがした。
悲しいニュースばかりの国で僕は楽しくやっている
08. アトレーユ
気が狂いそうなほど好きな男の子とデートをして、写ルンです2台を使い切って満喫してるはずが、正面からそれを認めたくなくて自分の気持ちを誤魔化す限界で自浄のために書いた曲
イントロのギターノイズ
ちょっと間延びだるい思いが漂う歌い方
09. サンタクロースにお願い
11月リリースが決まって、クリスマスソングを作ってみようと思い、相談したら、クリスマスソングって家族愛か恋愛ものかと言われ、そういうものは作らないと思った。「恋人がサンタクロース」というユーミンの曲から考えると、サンタクロースは架空の存在でも、親や恋人が何かを与えてくれる懇意の存在だと考える。昔は玩具が欲しかった、今はCDリリースだ。なかなか実現しなかったのに、サンタクロースは現れた。
小さい頃は の歌詞の音の下がりがとても良い♪
ねえサンタクロース と歌う部分が願いを込めてる感じがして
無駄なホープはいらない
10. どうしたいの?
ドラムスの音がこもってる
ギターの音色もヴォーカルもエフェクターかかってる感じ
ノリが良く、ヴォーカルもセクシーさもあってカッコいい
ライナーノーツによると
自分がやりたいことは何か、それを実現するために何が必要なことかがハッキリしているのに、自分の怠慢や恐れのせいで、なかなかできない。そういう自分に喝を入れるために書いた。
The Kinks/all day and all of the nightのコード進行、Blur/songs2のようなサビで爆発したいと考えたとのこと。
ガレージで演奏しているような感じを出すために60年代ロシアで使われていたマイクを使ったとのこと。
11. ヒーローズをうたって
ドラムスと透明感のあるコーラス
12弦 アコースティックギター
一人称は「僕」
このメロディーが終わると僕らも終わるのでしょう
でも、歌は続いて行く
音楽が楽しいのかも、かっこいいかもって思い始めて10年経過。
ずっと音楽に浸って生きてきたが5年くらいで苦しくなって川に飛び込んだこともあったようだ。
初めて音楽に「ガーン」となった瞬間は中学の頃、父のパソコンと音楽プレーヤーを同期させて偶然入ってしまったthe brilliant green。自宅までの帰り道、何気なくクリックし、100均のイヤホンから流れ出した「そのスピードで」。最初のAコードで動けなくなったとのこと。
12.分別 OR DIE (シークレット・トラック)
17分34秒くらいから始まる
エレクトロ・ピアノとシンセドラム
ヴォーカル、コーラス、掛け声のセリフ
可愛らしく歌っていて
可愛くまとめちゃったなー
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