存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Sound & Recording magazine / 坂本龍一

2009-03-28 09:14:51 | 坂本龍一
「out of noise」の特集

編集長の國崎晋 氏は
NYの西38丁目にあるA509という部屋、ピアノを録音するマイク、北極圏三部作で録音してきたHYDROPHONEという水中専用で3D方式で収録を可能とするマイク、in the redで男性の声を録音したEDIROL R-09という掌サイズのデジタル録音するマイク内臓レコーダー、digidesin PRO TOOLSというコンピュータを核としたDAW(Digital Audio Worksystem)で編集されたことなどをフルアートワークで紹介している。

もちろん、こうした機材やA509のカラー写真を雑誌で見ることが出来る。部屋の写真は配布されたコクヨのチラシにも少し写っていたりする。フルアートワークのCDにもモノクロの写真が入っていた。
あくまでも「out of noise」という作品が抱き合わせで買わないと楽しめないよという下品さを感じない程度の丁度良い感じで雑誌と連動させて作ってあるので、より楽しみたい人にはこの雑誌もお薦めですし、ネット配信だけで楽しみたい人にも重宝するものとなると思います。
何よりも付属のCDには、教授が北極圏で録音してきたものが3トラック入っています。
これを使って作品を作り、4月15日までにCD-Rに作品を焼いてコモンズスタッフと教授が審査して
「the arctic anthology」(仮題)というタイトルのオムニバス・アルバムを発売する予定らしいです。

個人的には、こうした音を聴いている。だけですけど。
CDにはドラムのサンプル集とハンディ・レコーダーの録り比べ
というマニアックな楽しい企画もあります。

U2の新作をブライアン・イーノと一緒にプロデュースしたダニエル・ラノワにインタビューしたり

ノルウェーのロイクソップへのインタビュー(僕はkumanecoさんにこのユニットを教えてもらいました)

小坂忠へのインタビュー(Dr.kyOn、高橋幸宏、佐橋佳幸、小原礼らのスタジオ写真も。佐野元春「ふたりの理由」という好きな曲があるのですが、今回のアルバムで佐野さんは「ふたりの理由、その後」を書いている。さすがは佐橋プロデュース。細野晴臣も参加していますよ。)

コールドプレーのVIVA LA VIDA TOURの様子

CDには聞き比べがありますが、雑誌にはハンディ・レコーダー・カタログもあり、割りに楽しめます。
ハンディ・レコーダーで色んな音を集めてくるもの面白そうですね。

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今 終わりました Playing The Piano 2009 坂本龍一 サンケイブリーゼ

2009-03-27 21:08:12 | ライブ/コンサート
教授やってくれました 最高!ビハインド・ザ・マスクあり東風あり。アンコール二回も!
写真では小さいですが、実際には顔の表情も見える位置でした。!!

ネット配信は買うべき内容ですよ。



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海や山の神様たち-ここでも今でもない話-

2009-03-25 23:47:18 | 坂本龍一
構成・作詞は及川恒平(「出発の歌」の作詞をした人です)。 東京芸大院生時代の坂本龍一が担当し、編曲を山下達郎(当時シュガー・ベイブ)が手がけ、シュガー・ベイブもコーラスで参加しているという1975年11月25日に発売されたアルバム。

唄は少年少女合唱団みずうみ、10・11ではシュガー・ベイブも参加。

試聴はこちら

1 長い長い昔話
2 神様の絵
3 天の滴
4 ものおぼえのいい郵便屋さん
5 星のある川 (リコップオマナイ)
6 海を守る神様
7 ピリカコタン
8 コロポックル
9 アイヌの宝物
10 火の子供達
11 丹頂鶴
12 神様だって

教授らしい曲だなと感じています。このアルバムを聴いたのは、今日が初めてです。
リイシューされたことは知っていたのですが、ユッカラ(アイヌの口伝承の歌)のアルバムを聴いたり、書物を読んできた身としては、ちょっとなあと思って放置していました。
及川氏がアイヌの文字ではない形で文化を遺して来たことに共鳴して
アイヌ文化を取材して組曲を作ろう
自分の音楽とのコラボをやろう
としたようです。アイヌの言葉は少し出てくる程度で、「アイヌ」という感じはあんまりしません。

アイヌの文化を継承するアイヌ民族が確かもう30人未満の状態になっていたはずなので、アイヌ語の伝承のみならず文化の継承は危機的です。
グローバルスタンダードに染まらずに世界の多様性が認められる要素には、少数民族の文化もあると思います。

ちなみに教授のアイヌなどに関連する表現は先見日記」に記載されたことがあります。



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HMVインタビュ/ rei harakami

2009-03-25 00:01:04 | 音楽
HMVのサイトでインタビューがありました。
「あさげ」「ゆうげ」を発売するのに先駆けたインタビューです。
こちら


もう昨日になりました。
WBCでV2を達成した日本のチームに賞賛を送りたいと思います。
アジアの2チームが世界のトップクラスであることが凄いことだと思いました。

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HEY HEY HEY 09,3,23

2009-03-23 20:24:42 | TV番組
久しぶりに見ました。すると、

モンタ&ブラザーズ 「ダンシング・オールナイト」
JAYWALK 「何もいえなくて…夏」

懐メロ特集なのかな?と思っていたら

秋元順子 「愛のままで」

この曲が売れるのも理解できます。

何だ?
RYUの「最初から今まで」
これは『冬のソナタ』という韓国の恋愛ドラマのテーマ曲。
やはり、ちょっと懐メロ?
この曲は何度聴いても「愛はかげろう」にしか聴こえません。

class「夏の日の1993」
を仲が良いという松坂大輔が歌っているVTRが流れていました。

辻仁成「zoo」
一瞬女性かと見間違いました。エコーズが懐かしいところですが、今日は別バンド。

郷ひろみメドレー
「男の子 女の子」「哀愁のカサブランカ」「2億4千万の瞳」「GOLDFINGER'09」

どうやら初めの方でリンドバーグも歌ったようですね。

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