おそらく東京には行けないですが、ネットで本が紹介されています。
こちら
2010年7月17日(土)~10月31日(日)
【展示】2010年国民読書年「本棚と私たち」 / 佐野元春が選ぶ書籍の展示とコメント
・会場:3331 Arts Chiyoda 1階 読書コミュニティスペース(東京都千代田区外神田6丁目11-14)
自分にとっての読書とは、
常に覚醒しておくためのものであり、よきエンターテイメントであり、よきトランキライザーであり、よき睡眠薬です。
20冊選んでいるらしいが、HPでは2冊紹介されている。
『フラニーとゾーイー』
ジェローム・デイヴィッド・サリンジャーサリンジャーは自分が中高生のころによくに読んでいた作家の一人です。特に理由も無く読み始めたたんですが。読んで関心を持ったのは、その中で語られている仏教の考え方で、大乗仏教・小乗仏教について関心を持った。自分としては、米国の文学から、日本の文化の中に根付いているオリエンタルな考えを知り、それに興味を持ったという流れが面白く、忘れられない本。
『オン・ザ・ロード』
ジャック・ケルアックジャック・ケルアックの「路上・オンザロード」は、多感な頃、自分の言葉に興味を持った、きっかけとなった著作の一つです。特に詩のライティングにおいて、自動書記的なライティングを試みる、そのきっかけとなった本です。自分では『This』という雑誌を起こしたのですが、その第一号でジャック・ケルアックが生まれ育った町に取材に行き、彼の作家的な背景をさぐりました。自分にとって影響力が強い文学者の一人。