Anthony Phillips
アンソニー・フィリップス
1951年12月23日 生まれ
ジェネシス創始時のギタリスト(1967-70)
イギリス・ロンドン出身
未発表曲、未公開バージョンなどはArchives Collectionシリーズとしてリリースされている。
この2枚組はそのvol.2
2004年にリリースされたが、このCDは2014年発売
ジャケットの絵も良いけど、中身の冊子も説明が詳細。ただ輸入盤のせいか、CDケースが甘く、CD盤を固定するプラスチックの中身が外れてしまった。
音質は良く、メロディーや音、グルーヴとも楽しめる。満足のいく2枚組。
ディスク:1
1. Guitar Song
幾つかのアコースティック・ギターで
2. The Anthem From Tarka
キーボードとドラムボックス、
たおやか
3. Deep In The Night
アコースティック・ギター
美しい
嬉しくも少し不安で
希望があるけど、少し寂しい
4. Bleak House
ピアノ
わびしい感じはあるかな?ディケンズの本のタイトル?
5. Our Man In Japan
アコースティック・ギター
日本という感じはしない
見慣れないデザインの窓ガラスからの光を感じて
6. Child Song
ヴォーカル、ギター、ピアノ
どこか寂しげ
7. Old Wives Tale
アコースティック・ギターの音色
Private Parts & Pieces Ⅲにも別のヴァージョンがあるのかな?最近まとめて発売されたので気になってきた。
それくらい素朴だけ良い曲♪
8. Scottish Suite II: Leaping Salmon
ピアノ
9. Scottish Suite II: The Witching Hour
シンセの音が徐々に大きくなり
琴、一瞬のドラム、アコースティック・ギター
ベース
なかなか面白い♪
10. Scottish Suite II: Two Truths
低音が揺らいで
シンセ、ベース、シンバル、パーカッション
11. Scottish Suite II: The Letter
ピアノで1分強 寂しげ
12. Scottish Suite II: Walpurgis Night
シンセ、ノイズっぽい
インプロの曲と言われてもわからない
13. Scottish Suite II: Sweet Reaper
アコースティック・ギター
Sweet Reaperって何だろう?
ハッキリした弦の音からして見当がつかない。
14. Scottish Suite II: Why Sinks This Cauldron?
思わずリピート
アコースティック・ギターに遠くで鳴っているような音は?琴?
聴き逃したくないけどハッキリしない
15. Scottish Suite II: Her Last Sleepwalk
SLEEPWALKという印象 浮いたような危うさ
16. Sally
ポップな感じで
ドラムマシーンの電子ドラムの音にキーボード
1982年の曲 なるほど。
17. Windmill
ピン・ピアノ
演奏の途中から録音を始めたような
18. Tregenna Afternoons
アコースティック・ギターが午後のイメージを作り出している
一言では語れる 感情の推移 7:32の曲
19. Lofty Vaults
キーボード
シンセの音は微かにパイプオルガンっぽい雰囲気も醸し出しながら
20. Variation On A Theme Of Fantomas
ピアノ
ファントム が何かよく解っていないけれど、テーマの一つのイメージ
心の琴線に触れるのはピアノの音が生み出すメロディーやリズムのグルーヴ
21. Picardy Pictures
アコースティック・ギターの細かい音が美しい。
22. Polar Lights
シンセの音がポーラー・スターの光を表しているんだろう
23. The Ridolfi Plot
アコースティック・8弦ギターの魅力的な音色
企みとして聴くとそうかも。野心的な企みを成功させようという感じもする。
24. Falling For Love
ポップな曲
音も色々あってフォーンも入ってるが、やっぱりギターが良い感じかな♪
ディスク:2
1. Highland Fling
短く爽やかな曲 ギターとシンセ
2. Prelude No.1
アコースティック・ギター
弦を滑る指の音
プレリュード。ギターが語っている。
3. Siesta
アコースティック・ギター
やや伸びた感じもあり、のんびり
4. Bubble & Squeak
アコースティック・ギター
高音でつま弾く
繰り返すメロディーが変化していく ちょっと落ち着かない
5. Guru
エレキ・ギター、キーボード、ドラムボックス
淡々と
6. Shady Arbours
12弦のギターの音色が美しい。
7. West Side Alice
ピアノ曲 everyday open the windowって歌ってしまった。
8. Vic's Tango
メランコリック
ドラムボックス、キーボード、ギター
9. Seven Long Years
ゆったり美しく、時間に豊潤さを感じる
ピアノ、ギター、ハーモニウム、ベース
10. Romeo & Juliet
短い ギターとピアノの曲 切ない
11. I Saw You Today
ヴォーカル入り
ギター弾き語り
派手さはないけど煌めいている
12. The Anthem From Tarka
短いキーボードの音は笛っぽい
13. Quadrille
ピアノとキーボード 単調な感じからメロディーもちょっと不思議な印象
14. Desert Suite: Sand Dance
アラブ系の曲調に
ギター、ドラムボックス、キーボード、パーカッション
15. Desert Suite: Pipelines
シンセのうねり 声を加工したような音 パイプラインの音ということか
16. Desert Suite: End Theme
シンセのうねり アラブ調も入って
17. Fantomas Opening Theme
抑え気味に ジャズっぽく
ピアノ、ベース、ドラム
18. Sistine
音が鉦を弾いているようなのも入ってて心地よい。
シンセがストリングス的に流れて
波を返すようなグルーヴで
ギター、キーボード、ドラムボックス
19. Sisters Of Remindum
ピアノがやや激しめに。教授の曲っぽい
ドラムとベースが突如始まって
ピアノが静かに
丁度、秋の虫の音が鳴りはじめて、心地よい。
20. Will The Last Man Off The Ice Rink (Please Turn Out The Lights)
ピアノ、ヴォーカルは反響の中で
21. Finale
キーボード、ドラムボックス、ギターでエンディング曲という感じ。